パルデンの会

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下・中国発 猛威を振るう 新型HIVに似たウイルス ご用心!!

鶯谷駅周辺はご注意

陰性エイズ」?中国を襲った未知のウイルス(下)

 【大紀元日本4月19日】
 患者の実例

 虎年さん、遼寧省鞍山市在住、27歳。ネットを通じてある女性と知り合い、2010年2月に彼女と食事をした後にセックスをした。翌日病状が現れ、首、わき下、そけい部のリンパ節が立てないほど激しく痛んだ。事後、その女性の消息が絶えた。彼女と知り合ってセックスした経緯を思い出してみれば、とても不自然な部分があるため、彼女は計画的に自分に病気を感染させた、と虎年さんは推測している。

 十数日経って、虎年さんの目は見えなくなった。発病してわずか2カ月、全身に症状が現れ、舌面が白くなり、唇に疱疹が現れ、体表に赤い発疹が出てかゆくなる。皮膚が老化し、以前の彼の肌はとても白かったが、今は紫がかり黄色っぽくくすみ、多くの皮下出血と皮膚の剥れが現れ、顔にも赤い発疹が出た。力を入れて踏むと、かかとに豆状のしこりが現れる。終日意識がもうろうとし、ひどい頭痛がして頭の血管がピクピクし、記憶力は明らかに減退した。最も不思議なのは、10日間食事をしなくても空腹感がない。

 取材を受けた時、彼はすでに連続11日間食事をしていない。毎日水だけを飲み、アイス2本を食べる。身長170センチの彼はわずか2カ月で体重は50キロから40キロにまで激減した。全身がだるくて、血管の中で何かが跳んでいるようにピクピクして、絶えず身体が震え、よく吐き気がして、胃は吐き出されるようにとても痛い。

 虎年さんは裕福な家庭に生まれて、医療費の心配はないが、彼の病状を知った家族は彼から遠ざかっている。彼は精神的にとても緊張して、毎回トイレを使った後、何度も便座を掃除し、家の家具、置物などにできるだけ触らないように注意している。「病院に行って検査しても何も分からない。今自分に唯一できるのは、ぐいぐいとむやみに薬を口に入れるだけだ」と彼は言う。

 開朗さん、黒龍江省七台河あたりに在住、大卒、30代。広東省東莞市で11年働いていた。ある日、コンドームを使わないセックスをした後に感染した。4カ月の潜伏期間中に、彼は無意識にウイルスをすべての同僚、家族、妻の実家の家族全員、姉の全家族、姉婿の全家族、計数十人にうつした。この人たちがさらにどれだけの人にうつすのか!今、彼は心臓、肝臓、脾臓、胃などすべての内臓と全身の骨や筋肉が痛い。また、9歳の娘も病魔に苦しめられて頻繁に高熱を出す。額に針の穴がいっぱい残った娘を見ていると、心が一層苦しくなる。どのように自殺すればいいかを考えて頭がいっぱいだと、絶望した彼は記者に話した。

 天晴さん、福建省アモイ市の大学4年生、23歳、一人っ子。はじめて売春婦とセックスした時、安全措置をとったが、3カ月後に病状が現れた。最初、口のあたりに水ぶくれができて、今のなお消えない。舌に白い斑点と水ぶくれができた。それから関節が痛くなり、筋肉はピクピクと跳ぶ。今はとても眠くて、1日16時間寝てもまだ眠い。学校の先生と友人は彼の病気のことをまだ知らない。症状が現れてからネットで検索して、とうとう自分はいわゆる「エイズ恐怖症」に罹ったと確信した。両親とも会社にリストラされて家計は苦しいので、卒業後良い仕事を探して両親に恩返しをしたかった。「自分の病気は恐怖感と関係ない。決して怖いから発症したわけではない」と彼は記者に語った。

 詹慶さん、福建省出身、38歳、教師。ふだんしっかりしているが、ある日酒を飲んだ後に妻以外の女性とセックスをした。3日後に病状が現れて性器に水ぶくれができた。息子を抱いた時に、息子の頭が彼の首まわりの水ぶくれに触れたのがきっかけで、息子も感染した。その後、妻も感染して彼と同じ病状を呈し、皮下出血があり、筋肉はしきりに痙攣して、舌の苔は白くなり、2カ月来ずっと血便が出た。妹の息子、隣人の息子も彼の息子と一緒に遊ぶ時に感染した。カップを共用するような不衛生な習慣がある彼の村で、村人全員に病状が現れた。エイズはとても遠い存在だと思った彼は、感染してから恐怖心が生じて、それから彼はすべての知恵を絞って病因を探った。

 懺悔さん、30代、大学の法律学科卒業。以前公安関係に勤めていた。浮気をして感染してから、妻と2歳半の子供にも感染させた。最初、彼は連続5日間40℃近い高熱を出して、半月後、性器に疱疹が出て、咽頭炎が発症し、CD4(陽性リンパ球細胞)の値は300まで下がって、正常値を下回った。両親を巻き添えにしないため、彼は冷静に両親との付き合いを断った。親に理由も説明できない彼は、1人で涙を浮かべて苦い現実を飲み込んだ。

 恐怖が先か、感染が先か?
 「エイズ恐怖症」はいったいウイルス感染か、それとも中国当局が主張する心理的問題なのか?

 2008年、林峰さんの母親は上海市の病院で胃の手術をした時に輸血を受けた。家に帰って数日後、リンパ節が腫れ上がり皮膚の表面に発疹ができ、関節の力が抜けた感じがして全身に力がなく、体調が急激に悪化した。その後、林さんの妻と子供にも体調の変化があったが、林峰さんはあまり気にかけなかった。

 ある日、母親がガラスの破片で手の甲を切って少し出血した。林さんは破片を片付ける時に自分の手も切り、その傷口に母親の血が付いた。3日後、林さんに母親と同じ病状が現れた。「検査に行ったら、病院側は肝臓か胃に問題があると言った」と、林さんは当時の状況を思い出しながら記者に話した。ある程度医薬と健康の知識を持つ林さんは、自分の病状を客観的に見ることができる。

 病院で正確な診断が得られないため、林さんはインターネットで検索して、とうとう「エイズ恐怖症候群」のグループを発見した。絶望と悲しみに満ちた患者の会話を見て、林さんは「心配しないで、恐れないでください。きっと正確な診断をしてもらえるから」と慰めたら、CDC(疾病対策予防センター)の回し者だと誤解されて、グループから排除された。その後、林さんの病状はしだいに悪化し、病院側は手の施しようもない。林さんもしだいに恐怖と絶望の淵に落ち た。

 「今年1月、CDCはネット調査をやった時に私に連絡してきて、検査に来てくださいと言った。HIVエイズ)検査をするだけなら私は行きたくない、私たちは陰性なのでHIVじゃない、と答えた。するとCDCは、正体不明のウイルスを調べたいのでHIV以外の検査もやると言った」

 「それで1月17日に私は北京に行った。彼らは半日かけて私にHIV検査をしたが、他の検査は何もしなかった。最後の診断では、私の粘膜組織、皮下組織、皮下脂肪組織はすべて壊れているということだった。精神面は正常と言われた」

 「その後私は北京市地壇病院にも行った。地壇病院は2月11日に出した診断書に『精神以外はすべて正常』と書いた。つまり私たちの症状は精神異常がもたらしたものと考えている。これはまさに無責任な言い方だ」

 生涯一度も風邪をひいていないという退役軍人の平安さんの感染も奇妙なものだ。「2009年の宴会で、知り合いが私のカップにつばを吐いた場面を私は目撃した。後日、彼もつばを吐いたと認めた。私はすぐに発病して、次々とすべての病状が現れた。数カ月の間、私に接触したすべての家族、親戚、同僚、友人、計100人が感染した。彼らの多くは高い地位を持っている」

 「私が衛生部に行って状況を説明すると、彼らは『こんな病気、聞いたことがない』と答えた。中国疾病対策予防センターは『こんな伝染病、あるはずがない。本当にあれば、どうして海外メディアの報道がないのか』と言い、我々を精神異常と見ている。この病気は今ひっそりと広まって、まだ多くの中国人に気づかれていない」と、平安さんは話した。

 未知のウイルスなのか

(記者・陳怡蓮、韋拓日本語ウェブ翻訳編集チーム)
 

貼り付け元  <http://www.epochtimes.jp/jp/2011/04/html/d81558.html>