三浦半島も地震確率高まる=大震災で断層動きやすく―全国4カ所目・政府調査委
時事通信 7月11日(月)20時17分配信
政府の地震調査委員会は11日、東日本大震災の大地震の影響が続いており、神奈川県の三浦半島断層群でも地震の発生確率が高まった可能性があると発表した。同断層群が活動した場合、地震の規模は最大マグニチュード(M)6.7以上、横須賀市や横浜市などで最大震度7と予想され、従来は今後30年以内の発生確率が最大11%と評価されていた。この数字が具体的にどの程度高くなったかは不明だが、断層が動きやすくなったと考えられるという。
牛伏寺断層近くでは6月30日にM5.4、最大震度5強の地震が発生。国土地理院によると、長野県松本市の全地球測位システム(GPS)観測点が北東へ1.3センチ動く地殻変動があったが、牛伏寺断層との関係ははっきりしていない。
大震災の余震は減少傾向にあるが、M6.0~6.9の余震は5月が1回に対し、6月は4回発生。M7級は5、6月はなかったが、今月10日に三陸沖でM7.3、最大震度4の地震が起き、岩手と福島で最大10センチの津波が観測された。
阿部勝征委員長(東大名誉教授)は記者会見で「余震活動はだんだん弱まっているが、むらやぶり返しがあり、今後もM7クラスが起きることがある」と注意を呼び掛けた。
大正12年の関東大震災で壊滅状態となった神奈川県横須賀市の様子。揺れによる建物の被害は、東京より神奈川の方が大きく、全壊した住宅は当時の東京府が2万4469棟なのに対し、神奈川県は6万3577棟に達している=日時は地震発生=(1923年09月01日) 【時事通信社】
意外と知られていないのが
神奈川の地震の死者が 東京を上回っていること、 東京は地震後の
火事で大勢の人が亡くなったのです。
神奈川の海岸地帯 横浜市内でも津波に飲み込まれています。
横須賀、鎌倉、藤沢では大変なことになったのですが、
意外と津波のことは伝わっていません。
横須賀の海軍基地であった 吾妻島石油基地からは山をくりぬいて
作ったタンクが崩壊し、それが流れだし燃え尽きるのが1週間もかかった
ようです。今のJR横須賀駅前が燃えていたようですね。
もう少し関東大震災のことを調べてみませんか?
今回の東日本大震災も 明治の三陸沖地震の教訓をもっと生かせばたくさんの人が命を奪われなかったし、悲しい思いをすることもなかったでしょう。 また原発も 三陸地震以上の津波を想定することさえしておればこんな深刻なことはなかったでしょう。
戦後推し進めた 歴史授業が 明治以降現在までを十分に教えていないからこういうことになったわけで、 誰かさんが言ったらしい『天罰』という言葉は 当たっているのかもしれませんね。
われわれ ネットで伝えることができる そして行動もできる、今の権力を持っている人間側が繰り返す 『不作為』 をとめなければなりません。
地震の情報もパニックにならないようにみんなで共有するべきだと思います。
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