パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「沿海都市、9割が水不足」 中国海洋環境、汚染深刻=ネイチャー誌

中国脅威論が大きく、今回の衆議院議員選挙の行方を握っているようだ。
しかし膨張する中華主義が自分たちがしでかした禍で今足元が揺れている。陸軍が、海軍がという中国共産党人民軍も 外に出ていく前に、自分たちの国が 破壊されてしまうと 立ち止まり、60年代で行ったような、
機械を使わず、自分の身を使った 汚染の除去に入らなければならなく
なるであろう。 東南アジアの諸国も 水が使えなくなれば 反中国で対抗して、中国が孤立無援になってしまう シナリオまで考えられる。
意外と 環境破壊に これからの 日中関係、アジア関係があぶり出されるのではないだろうか?
我が国の 公害である 「水俣病」 「イタイイタイ病」 
スモン病」や「カネミ米油中毒」や古くは 「銀」「銅」「ウラニューム」等の
食関係の公害も 日本では完全に終わっていないが、 中国においては
今も 毒物は流され、 住民が全く知らされず 公害はどんどん進んでいる。



「沿海都市、9割が水不足」 中国海洋環境、汚染深刻=ネイチャー誌


大紀元日本1126日】中国の海洋環境の深刻な汚染があらためて確認された。国家海洋局が召集した専門家約3万人が8年間にわたって行った調査研究の結果が、英国学術誌『ネイチャー』の最新刊に掲載された。

 それによると、沿海地域の都市のうち、約9割は周期的な水不足に悩まされている。マングローブサンゴ礁の面積は1950年からの62年間、それぞれ73%と80%減少した。また、海岸の湿原も57%減であり、その3分の1は海の埋め立てにより消えた。

 また、過去10年間において、河口への汚染物の排出は激増。すでに50カ所の河口は重金属、殺虫剤DDTおよび石油系炭化水素に汚染されている。

 ここ20年間、中国の海域で赤潮、緑潮、茶褐潮などが頻繁に発生するのは、これらの汚染物が原因だと指摘されている。これらの大量の藻類が急激に腐乱 し、酸素を吸収して窒素を放出する。そのため、海中の酸素が大幅に減少。海洋研究所の周名江教授は国営新華社通信の取材で、このことは中国東部地区の漁業 に壊滅的な打撃をもたらす、と警告した。

 この大規模な調査は専門家に評価される一方、「まだまだ多くのことを成し遂げていない」という意見もある。中国科学院青島海洋研究所の孫松・所長は、同 調査は断片的で、「生態環境の詳細な変化の流れを示さなかった」などと指摘し、「着実に調査しなければ、解決策を制定するのも困難だ」と話した。

 (翻訳編集・叶子)
 (12/11/26 12:50)


チベットでの鉱山開発 主要河川の水源汚染の懸念



イメージ 1


チベットでの鉱物資源開発による水源汚染が懸念されている。写真は2005年9月23日、チベットのアムド県にある金の採掘場(China Photos/Getty Images
【大 紀元日本1124日】中国当局チベットやその近隣各省で鉄道、道路、発電所などのインフラ整備を行っていると同時に、金、銀、銅、鉛、亜鉛など鉱物資 源の開発も進めている。これらの開発はチベットを流れる主要河川に深刻な水源汚染問題をもたらしかねないと専門家が警告している。

 この警告は、チベットの環境問題に30年来、注目してきたガブリエル・ラフィット氏が環境問題専門サイト「中外対話(China Dialogue)」への投稿で発したもの。当局が開発を決めた、シェートンムン(謝通門)・ギャマ(甲瑪)・ユーロン(玉龍)の3つの地区をまたがる銅 鉱・金鉱はチベットでは最大規模である。一方、これらの地区はアジアへ流れる主要河川の水源に位置しているため、開発は水源環境にダメージをもたらす恐れ があるとラフィット氏は憂慮した。

 シェートンムン地区はヤルンツァンポ川に隣接しており、同川はバングラデシュガンジス川と合流する。開発で重金属が川を汚染した場合、その影響は下流のインドやバングラデシュ、さらに、ヤルンツァンポ川からの引水を計画している黄河流域にも及ぼすという。

 ギャマ地区はラサ市の水源となるラサ川の上流に位置しており、同川はヤルンツァンポ川の支流でもある。また、ユーロン地区は長江とメコン川の間に位置する。

 長江とメコン川はこの地域で流水量も落差も大きい。「有毒金属を川に流れ出ないようにするには高度な技術が必要」とラフィット氏は指摘。この地区の金鉱 採掘を担う紫金工業は中国最大の金鉱開発企業であるが、2011年には福建省で有毒物質の河川への流入事故を起こし、数万人の飲用水が汚染された。

 中国の経済発展の方向を決める5カ年計画では、2015年までに、チベット重慶市成都市を中心とする「非鉄金属基地」の一部になる構想が描かれている。

(翻訳・余靜、編集・張英)


 (12/11/24 12:35)