パルデンの会

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中国に向けての対応はすべて変えるべき、それはすべて私欲からはじまっているから

勝谷誠彦氏の有料ブログより

 先の政権の売国ぶりがまたひとつ明らかになった。「戦犯中の戦犯」はやはりこの男であった。
 <尖閣侵犯、野田内閣「弱腰」で中国エスカレート 曳光弾封印
 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130204/plt1302040846002-n1.htm
 <沖縄県尖閣諸島周辺での中国機による領空侵犯を受けた航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)時の手続きに関する議論で、野田内閣が、当時副総理の岡田克也氏の主導により曳(えい)光(こう)弾による警告を意図的に封印していたことが3日、明らかになった。日本側の慎重姿勢を見透かした中国側はその後、海洋監視船搭載のヘリコプターを飛び立たせる動きを見せるなど、挑発のエスカレートを招いた。>

 専門家であり現場の指揮官でもある森本敏防衛相は警告射撃を命じようとした。しかしそれを岡田克也副総理がわざわざ「中止命令」を出したいうのである。
 <その数日後、防衛省は領空侵犯に対して、空自機が無線による警告を行った上で曳光弾による警告も行い、Uターンする通常のスクランブルの手続きについて報告。藤村修官房長官玄葉光一郎前外相ら関係閣僚は了承したが、岡田氏が「防衛省がそんなことをするから日中関係がますます悪くなる」と反対。森本敏前防衛相は「これは国権の発動で、当然の行為だ」と主張したが、野田佳彦前首相は岡田氏の意見を採用するよう指示したという。>
 副総理になぜそんな権限があるのか。自衛隊の指揮系統は防衛相から首相に直結しているのであって、副総理などの出る幕ではない。「反射神経」が必要な軍事行動に横から口を出すというのは、安全保障上まことに由々しき越権行為であって、世が世ならば憲兵に逮捕させるべき事態だ。民主党という組織がいかに党内統治もきちんとできていないかがよくわかる。
 政権交代はまさに「神風」だったのかも知れない。あいつらがまだ政府に居すわっていたならば、大和島根は支那の軍靴に蹂躙されていた可能性が本当にあったな。同じく大陸から襲来した元の軍船を神風がたたき落としたように、日本国民の投票行動が辛うじて支那を防ぎ得た感があって冷や汗ものだ。
 そもそも岡田さんを支那との武力衝突の可能性を論ずる場に入れてはいけないのだ。彼は「利害関係者」なのだから。
 <イオン副社長、中国売上高「前年上回る水準に回復」>

 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL110PL_R10C13A1000000/
 <イオンの森美樹代表執行役副社長は11日に開いた2012年3~11月期の決算説明会で、9月に反日デモが発生した中国の店舗の売上高について「前年を上回る水準まで回復している」と明らかにした。同社によるとデモで被害を受けた「ジャスコ黄島店」(山東省青島市)の売上高は9月に前年比59.6%減と急激に落ち込んだが、全館で営業を再開した11月には5.9%増と急回復したという。森副社長は「(事業の)アジアシフトを進める中で、今後も中国で新規出店による成長を目指す」と強調した。>
 実家が支那に魂を売って商売をしている男が「支那機に発砲するな」と主張して軍事行動を制約するなんて、マンガでも「描き直してこい」と担当者は命じますよ(笑)。欧米であれば格好のメディアの餌食だろう。
 しかしこんな恥ずべき事態が起きていたと報じたのは産経新聞だけなのだ。さきほどのZAKZAKの記事も、昨日の産経の1面からの引用である。同じグループだからね。
 政治的大醜聞ではないか。なぜ他社は書かないのか聞いてみたいものだ。
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