パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

焼身自殺対策に新たな措置 チベット人70人を逮捕

すでに3月10日のチベットの抗議日にむけて対応が図られている。
2008年当時の状況がまた繰り返されるのか??????
安倍首相の率いる自民党が日本としてチベットの人権
正面切って対応することを望む!!!人権問題は内政問題ではない
チベット占領は外交問題である



http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/polity/2013-02-14/551029014011.html

【新唐人2013年2月14日付ニュース】中国のチベット人居住区で相次ぐチベット人焼身自殺事件に対し、中国共産党当局が新たな措置を採り始めています。チベット人の抗議活動を鎮圧するほか、焼身自殺事件の調査名目で大規模逮捕を行い、彼らを 焼身自殺煽動”の罪で重い判決を下すというものです。中国政府系メディアは近日、当局が再度チベット人70人余りを逮捕したと報道。この措置は外国メディアや国際人権組織の批判を浴びています。
 
新華社は2月7日、青海省警察が大規模捜索を行い、同省のチベット人居住区で発生した一連の焼身自殺事件に関与した70人余りのチベット人を拘束。うち12人は、“公共安全危害罪”で正式に逮捕されたと報じました。
 
報道は、青海省公安庁の呂本謙副庁長の話を引用し、“警察は今後、さらなる努力で焼身自殺事件を徹底的に調査し、その扇動者を厳罰に処する”とし、その矛先をダライラマに向けました。
 
河北省人民ラジオ局元編集者 朱欣欣さん
中共焼身自殺は国外のダライラマ集団が扇動・計画してやらせたものだと宣伝していますが、実際は何の根拠もありません。我々漢人の集団抗議を含め、当局はすぐ国内外の敵対勢力が裏で扇動しているとなすりつけます。実際はこれらを口実に人々の抗議を貶めています。抗議は自ら望んでではなく、他人から指図を受けて、行っていると人々に思わせます。当局は自分のために口実を探しているのです」
 
イギリスに本部を置く人権組織“フリー・チベット”は声明を出し、“中国の政策は鎮圧と中傷宣伝の醜悪な結合であり、チベットでは法制とは名ばかりのもので、判決を受けたチベット人のいわゆる自白は政府の脅迫や地元に対する報復行為、さらには拷問による結果であると主張。これには中国の多くのネットユーザーも同感を示しています。
 
河北省人民ラジオ局元編集者 朱欣欣さん
「世界に真相を知らせたいなら、国内外記者に自由に取材させるべきです。しかし当局はチベット地区を封鎖しています。当局は内心は心細く、真実を直視する勇気がなく、真実を世界に知らせる勇気がないのです。当局がどんなに宣伝し、どんなに鎮圧を行っても、その公信力はとっくに失われ、人々は当局を信用しません」
 
2009年2月以降、中国のチベット人居住区ではチベット人焼身自殺事件が後を絶ちません。共産党指導者の交代後はさらに激増し、すでに100人近いチベット人焼身自殺を行い、少なくとも83人が死亡。報道によると、彼らは焼身自殺をもって当局の高圧統治、宗教制限、同化政策強要に抗議すると同時に、チベット人の精神的リーダー・ダライラマの帰還を求めています。
 
河北省人民ラジオ局元編集者 朱欣欣さん
チベット地区の実情を見ることができます。文化、教育、宗教信仰等において、当局はチベット自治チベット人民の信仰を全く尊重していません。さらには寺院に共産党指導者の画像を張るように強要し、所謂『愛国主義宣伝』を行っています。国家の偶像をチベット人民の信仰の上に置いており、必然的にチベット人民の反抗を招きます」
 
2008年3月の大規模抗議以来、毎年3月は当局が神経をとがらせる“敏感日”となっています。あるメディアは、中国共産党が最近一連の新たな措置を採択したのは、間もなく来ると予想されるチベット人の大規模抗議活動を防止するためだと推測しています。
 
雑誌「北京の春」編集長 胡平さん
3月10日は当局にとって最も敏感な日です。当局は犯した過ちを正したくもなければ、そうする勇気もないので、よりひどい方法を採るしかありません。一方、抗議者の目的は全世界に中共の罪悪を知らしめることであり、中共のこうした反応は正しく世界に共産党の罪悪を証明しているのです」
 
河北省人民ラジオ局元編集者で、フリーライターの朱欣欣さんは、チベット問題の核心は“民族”問題ではなく、“民主”問題にあると指摘します。中国共産党がもし本当の意味でチベット人を尊重し、チベット自治を任せることができるなら、チベット人焼身自殺をもって抗議を表明することはないと述べました。
 
朱さんはまた、チベット人焼身自殺事件の再発は望まないと示しました。中国共産党のような良識のない、冷血な権力集団が庶民の命に関心を持つことはないからです。朱さんは、焼身自殺による抗議では、根本的な問題は解決できないと指摘し、チベットの人々にはもっと有効な別の抗議方法を探すよう呼びかけます。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/松本 編集/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)