パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

怯えている???猪瀬直樹東京都知事 目の動きは尋常ではない

東京都民や国民等 簡単にだませる 政治家たち!

知事選挙
衆参両選挙

民主党
みんなの党
自民党
日本維新の会 など 我々の責任であることを 痛切に感じる

勝谷誠彦氏の有料ブログより

 猪瀬直樹東京都知事はいよいよ崖っぷちに追い込まれている。態度や振る舞いはともかく、彼は理知的な人間である。そうでなければあれほどの作品は書けまい。それはまず認めてあげなくてはいけない。だからこそあの汗をボタボタ落としながら、支離滅裂な答弁をくりかえすさまが、私には不思議でならないのだ。ただの「小心者」だけではどうも理解できない。知り合いの精神科医たちは「何かとんでもないものに怯えている気がする」などと指摘する。
 今月の4日と11日のここで、私は感じている疑惑を率直に書いた。小さなことでは「都議会は貸金庫に実際に5000万円が入るかやってみればどうですか」と提案した。貸金庫ではないが、カバンで実際にやった(笑)。
 <猪瀬知事「墓穴」/「入れた」カバンに5000万円入らず>
 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/17/kiji/K20131217007218340.html
 <猪瀬氏はこれまで「個人的な借り入れ。議員会館に行ったら5000万円が用意されていた」と主張してきた。この日は受け取り当日の行動について「紙袋に札束が入っていて、普段使っているカバンに紙袋ごと入れて持ち帰った」と説明し、従来からの主張を裏付けようとした。
 ただ、そこで「カバンはいま都庁にある」と言っちゃったのが運の尽き。公明党の都議がカバンを見せるよう要求。約40分の長い中断の末、5000万円の札束が十分に入りそうな茶色の手提げカバンを手にどや顔で審議場に戻ってきた。
 ところが、都議がカバンを開けると、中央に仕切りがあった。都議は5000万円の札束の塊とほぼ同じ大きさという縦38センチ、横16センチ、高さ10センチの模型を用意していたため、それをカバンの中へ入れようと試みたが、仕切りが邪魔で入らなかった。>
 まあこんなのはお笑いで済むが、問題なのは「カネが動いていた」ことである。
 <猪瀬氏、相次ぐ説明変転/貸金庫移動、返却には公用車>
 http://www.asahi.com/articles/TKY201312160394.html
 <猪瀬氏側から都議会に提出された貸金庫の記録などによると、猪瀬氏は5千万円を徳田毅衆院議員から受け取った前日の昨年1119日、東京・西麻布にある個人事務所近くの八十二銀行青山支店に妻名義で貸金庫を開設。5千万円を受け取った翌日の21日に入れた。
 ところが、この貸金庫は今年5月10日に解約。現金は1990年から契約していた横浜銀行つくし野支店(東京都町田市)の貸金庫に移していた。>
 八十二銀行なんて、普通の人はあまり聞いたことがないでしょう。八十二銀行青山支店は私もお馴染みだ。昔は、長野県や軽井沢町関係の公金は八十二銀行でしか払い込めなかったんですね。実に面倒くさかったので、よく覚えているのである。八十二銀行は「信州の地銀」なのだ。猪瀬さんはご存じのように、長野県飯山市の出身。朝日の<個人事務所近く>という分析は、甘くて浅い。長野県知事選挙にも出たくて仕方がなかった猪瀬さんである。八十二銀行とは何か特別な関係があると考える方が自然だ。秘密が完璧に守られると思ったんじゃないでしょうか。
 だから「貸金庫は一カ所だ」と言った。八十二銀行との間なら、口裏も合わせられたのかも知れない。しかしすべての貸金庫の資料を請求されて「本当の置き場」がバレてしまった。「入口」の八十二銀行だけで済むはずだったのに。
 とにかくカネは動いた。しかもその動きは奇妙だ。東京都知事選挙は去年の1216日投開票。金庫をあけているのは18日である。「後払い」の何かがあったのか。2月1日にもういちど開け、今年になって5月10日に本来の自分の取引銀行の貸金庫に移動させている。この時に金庫を大きくしていたというのは、まだ5000万円があったということか。
 今から2週間前のこの日記で私はこう書いた。
 <そこで私はゾクリとしたのである。猪瀬さん、まさか脅されていませんよね?>
 <徳洲会との間をとりもったのが木村三浩さんだというのも、どうも気になる。>
 そしてこういうお願いも。
 <東京都知事といえば首相に次ぐ権力者だ。そして何よりも警視庁を所轄している。万が一でも、その手のスキャンダルはあってはならない。私はますます、まずは議会による追及に必要が出てきたと感じている。>
 メディアの注目をようやく浴びて、都議会もなかなか頑張っているようだ(笑)。もし読んで下さっている都議がひとりでもいるならば、私がここで書いていることをちょっと念頭に置いていただきたい。
 さきほども触れた精神科医のひとりが言っていた。「猪瀬さん、焦っているのではないね。怯えている」。過去、私はウラと接触してしまった政治家をかなり見てきた。その何人かは命を落とした。いちど関係を持つと、良好にいっているうちはいいが、手のひらを返すとえらいことになる。その時の「ケジメ」こそが彼らの力のもとだからだ。


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