「竹島の日」の式典開かれる 2月22日 18時00分
島根県が条例で定めた「竹島の日」の22日、松江市で式典が開かれ、内閣府の政務官が去年に続いて出席しました。
亀岡政務官は「竹島は国民全体で対処する必要がある課題だと考えている。政府として地元の思いを重く受け止める」と述べました。
亀岡政務官は「竹島は国民全体で対処する必要がある課題だと考えている。政府として地元の思いを重く受け止める」と述べました。
島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を条例で「竹島の日」と定め、9年前から日本固有の領土であることを訴える式典を開催しています。
ことしの式典には政府から内閣府の政務官が去年に続いて出席したほか、与野党の国会議員や一般の参加者などおよそ500人が出席しました。
式典では島根県の溝口知事が「おととしの韓国の大統領の竹島上陸をきっかけに国民の関心も高まり、政府の取り組みも本格化してくるなど竹島問題は新しい局面に入ったように思う」と述べました。
続いて内閣府の亀岡政務官が「我が国の領土である竹島は政府、地元だけでなく国民全体で力を合わせて対処する必要がある課題だと考えている。政府として竹島に寄せる地元の思いを重く受け止める」と述べました。
このあと溝口知事が、領土権の早期確立に向けて国際司法裁判所への単独提訴を含め、外交交渉の新たな展開を図ることや、政府主催の式典を開催することなど7項目を求める要望書を亀岡政務官に手渡しました。
亀岡政務官は「問題解決は一朝一夕ではできないが、実現できるよう国際情勢のなかで粘り強く考えていきたい」と述べました。
また政府主催の式典開催を検討しているかとの質問に対して「内閣府に領土・主権対策企画調整室ができたばかりなので、今後、このなかでしっかりと検討していきたい」と述べました。
また、式典に参加した松江市の75歳の男性は「竹島は韓国が実効支配しているので返してもらうには時間がかかると思う。式典をぜひ継続することでアピールを続けてほしい」と話していました。
ことしの式典には政府から内閣府の政務官が去年に続いて出席したほか、与野党の国会議員や一般の参加者などおよそ500人が出席しました。
式典では島根県の溝口知事が「おととしの韓国の大統領の竹島上陸をきっかけに国民の関心も高まり、政府の取り組みも本格化してくるなど竹島問題は新しい局面に入ったように思う」と述べました。
続いて内閣府の亀岡政務官が「我が国の領土である竹島は政府、地元だけでなく国民全体で力を合わせて対処する必要がある課題だと考えている。政府として竹島に寄せる地元の思いを重く受け止める」と述べました。
このあと溝口知事が、領土権の早期確立に向けて国際司法裁判所への単独提訴を含め、外交交渉の新たな展開を図ることや、政府主催の式典を開催することなど7項目を求める要望書を亀岡政務官に手渡しました。
亀岡政務官は「問題解決は一朝一夕ではできないが、実現できるよう国際情勢のなかで粘り強く考えていきたい」と述べました。
また政府主催の式典開催を検討しているかとの質問に対して「内閣府に領土・主権対策企画調整室ができたばかりなので、今後、このなかでしっかりと検討していきたい」と述べました。
また、式典に参加した松江市の75歳の男性は「竹島は韓国が実効支配しているので返してもらうには時間がかかると思う。式典をぜひ継続することでアピールを続けてほしい」と話していました。
会場周辺では一時もみ合いに
会場の島根県民会館周辺では、式典が始まる直前の午後1時すぎ、韓国の国旗を持った韓国人とみられる男性6人が、反対するグループに取り囲まれたあと、制止に入った警察ともみ合いになるなど、現場は一時騒然となりました。
このあと、警察は6人をマイクロバスに乗せてその場から避難させました。
このあと、警察は6人をマイクロバスに乗せてその場から避難させました。
韓国メディアも取材
「竹島の日」の記念式典には、韓国のテレビ局や新聞社を中心に海外の報道機関も取材に訪れました。
このうち韓国の民間放送でドキュメンタリー番組を担当するディレクターは、式典が始まる前、政府関係者や国会議員などが会場の島根県民会館に入る様子を撮影していました。
この放送局は来月、日本について1時間の特集番組を予定しており、その中で竹島の領有権問題にも触れるということです。
また記念式典の会場では海外にニュースを配信するアメリカの通信社の記者やカメラマンなども式典の様子を取材していました。
このうち韓国の民間放送でドキュメンタリー番組を担当するディレクターは、式典が始まる前、政府関係者や国会議員などが会場の島根県民会館に入る様子を撮影していました。
この放送局は来月、日本について1時間の特集番組を予定しており、その中で竹島の領有権問題にも触れるということです。
また記念式典の会場では海外にニュースを配信するアメリカの通信社の記者やカメラマンなども式典の様子を取材していました。