パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

【6月4日(水)14時~15時】 中国大使館抗議を行います。

 

【6月4日(水)14時~15時】 中国大使館抗議を行います。

投稿日 :2014年5月28日 
「天下圍城」日本呼びかけ人が中国大使館前で抗議デモを行い、抗議文を投函します。
「天下圍城」は世界中の中国大使館や領事館を取り囲む「人間の鎖」のアクションですが、日本では警察が決めたルールがあるため、中国大使館前で5人ずつ抗議を行います。
●集合場所
麻布税務署わきの路上
※地図 http://goo.gl/maps/0EDLe
●時間
2014年6月4日、13時30分集合
抗議デモは14時から15時
※この呼びかけ人主催の抗議時間は警察との取り決めで1時間です。人数が多く時間をオーバーする場合でも15時で終了します。それ以降、抗議を続ける場合は現場での判断になります。
イメージ 1

※この横断幕が目印です!
シュプレヒコール
中国政府は、人権弾圧をやめろ!
中国政府は、言論弾圧をやめろ!
中国政府は、全ての政治犯を釈放しろ!
中国政府は、拷問をやめろ!
中国政府は、知識人たちの拘束を今すぐやめろ!
中国政府は、天安門事件の犠牲者に謝罪しろ!
中国政府は、天安門事件の真実を明らかにしろ!
武装の学生、市民の大虐殺を忘れないぞ!
私たちは、天安門事件の大虐殺を忘れないぞ!
●注意事項など
※マスコミなど撮影されると問題がある方はマスクなどで顔を隠してご参加ください。
※プラカード持参可(民族差別的なものは禁止)。ただし警察の判断で中国大使館前には持ち込むことができないかもしれません。
→「天安門事件25周年」プラカードはこちらのページ(http://www.tiananmen1989.net/badge)からダウンロードできます。セブンイレブンネットプリントで印刷もできます。
※平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
[禁止です!]
警察やマスコミ、沿道の見学者への挑発や暴力行為。
拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール
●参加者には缶バッジを配布予定です。
※数に限りがあります。
●大使館抗議に参加できない方も、ぜひアクションを起してください!
※こちらのページをご覧ください。
私たちにできること
http://www.tiananmen1989.net/action



 勝谷誠彦の有料ブログより

 明日は天安門事件から25周年である。駆け出しの記者としてあの歴史的場面を報じる現場に立ち会ったことは忘れがたい。そのあたりについては明日書くが、大マスコミもここ数日、じわじわと「空気」を報じ始めている。媚支メディアが多いこの国の報道でも感じるのは「あの時よりも異様な支那のしめつけ」だ。「支那と仲良くしよう」がだいたいベースの大マスコミの方々におかれてはここしばらくは大変な自己矛盾に悩むことになるだろう。今朝の天声人語
 http://www.asahi.com/paper/column.html?iref=comtop_gnavi
 

<七不講(七つの語るべからず)」の指示も驚くばかりだ。人権などの普遍的価値や報道の自由といった内容を、大学で講じるのを禁じたという。「共産党の歴史的過ち」も含まれるというから、スターリン時代の全体主義を彷彿(ほうふつ)とさせる>

 その通りですよ。よくわかっているじゃん。支那共産党独裁政権の締めつけぶりは、天安門事件のころよりもはるかに「閾値」を超えている。だからこそ集団的自衛権容認などの整備が急がれているのに、ことごとく嫌がらせをしてそれを止めようとしているのが朝日ではないか。
 <貧富の差、腐敗、少数民族、環境破壊…。それらを経済成長という壁土で塗り込めてきたやり方も限界に近く、恐れるゆえの言論弾圧だろう。不満の内圧はいたる所で壁に穴をあけ、暴動やデモは年に20万件近いという>
 驚きましたね。暴動20万件というのは、支那に批判的な識者たちがよく使う数字だが、それを「天下の朝日新聞」が「代表的コラム」で取り上げるとは。もうさすがの朝日もかばいきれなくなったのか、これまでさんざん繰り返してきたようにまわりを見まわして「手のひら返し」をするつもりか。あの8月15日に見せてくれたような「180度回転の所作」は築地をどりお家芸だからねえ。伝統芸能といえども所詮は興行、ジャーナリズムではなくショーバイズムですから。
 この天声人語が朝日の「社論」であるならば、南シナ海で現に起きていることについて、猛烈な批判の論陣を支那に対して張るべきでしょう。まさにいつも主張している「軍靴の響き」が聞こえているのだし「戦争への道」がまっしぐらなのだから。いや、もうほぼこれは開戦状態だな。ここでも「閾値」を支那は超えたように私には思われる。

 <中国公船が体当たり、越沿岸警備隊の船体に穴<


 http://www.yomiuri.co.jp/world/20140602-OYT1T50128.html?from=ycont_top_txt
 <ベトナム国営紙トイチェーなどによると、中国が石油掘削を始めた南シナ海のパラセル(西沙)諸島海域で1日、ベトナム沿岸警備隊の船が中国海警局の公船に体当たりされ、船体4か所に穴が開くなど激しく損傷した。
 中国船はベトナム船に速度を上げて接近し、放水と体当たりで攻撃。ベトナム船は傾き、船体の穴から海水が流入したという。>
 どのあたりが「閾値」なのか。数日前まではこういうことだった。
 <中国船、沈没するまで繰り返し衝突/越乗組員>
 http://www.yomiuri.co.jp/world/20140531-OYT1T50117.html?from=ycont_top_txt
 <乗組員らによると、ベトナム漁船は26日午後4時頃、中国の石油掘削施設から約30キロ・メートル離れたベトナム排他的経済水域EEZ)で漁をしていたところ、中国船が警告なしに衝突してきた。中国船はベトナム漁船の6倍ほどの大きさで、「普通の漁船には見えなかった」という。ベトナムの漁船は船首部分を除き沈没した。>
 まだしもこの時は支那船は「堂々と公船の表示はない」だ。尖閣諸島でわが巡視艇にぶつけてきた支那工作船も、いちおうは漁船を「装って」いた。
 ところが先に紹介した事案では、支那の公船がベトナム沿岸警備隊の艦船に恥ずかしげもなくぶつけている。「閾値」を超えたというのはそいうことだ。こうなるとベトナムも国家としての名誉を守る必要が出て来る。朝日新聞はいまごそ鐘と太鼓で「軍靴の響きが近づいている」と書かねばなるまい。

 ベトナムは国際社会の反応をじっと見ていると私は感じている。そしてそれにもっとも呼応しているのが、実は安倍晋三首相なのだ。「臆病な日本」が態度を一変させていることに外交筋は驚き「やるじゃん」と見直しているように思われる。国内の大マスコミは知っているにもかかわらず安倍さんのこうしたハッキリした態度をなぜかあまり報じないが、海外のメディアはしっかり見ている。
 

<安倍首相、ベトナムへの巡視船供与を表明/対中包囲網の行方を海外も注視>

 http://newsphere.jp/politics/20140602-5/
 <フィナンシャル・タイムズ紙は、安倍首相が東南アジア諸国への支援を強化し、「アジアの平和を確保する上で日本が大きな役割を果たしていく」意向を表明したと報じた。>
 「東亜の盟主」宣言だと、各国は受け取っているのである。日本の大マスコミだけを見ていると、安全保障に関しては完全に世界の趨勢に乗り遅れますね。
 <また、日本はすでにフィリピンやインドネシアに対し巡視船の供与を決めているが、首相はベトナムにも提供を進めつつあると明らかにした。さらに、「海の安全確保におけるASEAN諸国の能力をシームレスにサポート」すべく、ODAや防衛装備の提供もするという。
 ロイターによると、ベトナム側のグエン・チー・ビン副国防相も、来年初めに巡視船を受領予定だと認めている。>
 ここで私も書いてきたし、ちらりと外のメディアでも言っている。日本は「ぶつけて来る支那工作船への対応はとにかく記録する『尖閣メソッド』を使え」とベトナムに助言していると。そうした流れの一環だろう。アメリカがここまで踏み込んでいるのも、日本のメディアだけ見ているとわからない。
 <ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、安倍首相に続きヘーゲル米国防長官が翌日、「繰り返し中国を侵略者と切り捨てた」と報じた。
 ヘーゲル長官は、中国の行動は第二次大戦後アメリカが築き上げて来た国際秩序を破壊するものであり、「懸かっているのは浅瀬の岩場や礁島の主権というだけでもなく、その周りや下にある天然資源でもありません」「アジア太平洋地域のルールに基づく秩序の維持に関わることなのです」などと警告している。長官は米軍の直接介入については言及しなかったが、ズムウォルト級新型駆逐艦の増派や発展型偵察機の導入など、太平洋戦力の強化を示唆したという。>
 太平洋戦力のかかる強化までは私も知らなかった。これはもう「準臨戦体制」である。支那はひょっとすると習近平主席も自覚がないままに、たいへんな虎の尾を踏みつつある。ベトナムは「アジアの地雷」なのだ。冗談や軽い気持ちでもっとも触ってはいけない国だ。アメリカはかつてそれで大やけどをした。支那も痛い目にあっているのに。
 これも何度も書いているが、オバマ大統領が外交オンチであるように習近平はかなりな軍事オンチなのではないか。だから軍を掌握できていないのでは。
 

人民解放軍ベトナムとの武力衝突見越して準備/習政権は軍を掌握しきれず>

 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140530/frn1405301820006-n1.htm
 <中国の内情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「ベトナム国内で起きた反中暴動の直後、中国陸軍が中越国境に部隊を配備した情報がある。18日から19日にかけて中国当局がチャーター便を出して7000人の駐越中国人を国外に脱出させた。有事を見越しての行動であるのは明らかだ」と語る。
 開戦となれば、中国軍は、西南海域の防衛にあたる南海艦隊を派遣する公算が大きい。広東省湛江市の軍港から駆逐艦フリゲート艦が出動し、軍備で劣るベトナム軍を一気に制圧する構えだ。>
 <専門家は利益優先で暴走する軍と、それを掌握しきれていない習氏の危うさを要因に挙げる。>
 先日、京都の呑み屋で気になる会話を聞いた。「最近、スマホの地図がヘンなのよね。筋がいくつかズレるんですよ」。条坊制の京都ならではの実感なのだろう。私は地図は絶対に紙で見る主義なので(スマホーを掲げて歩いている醜態が嫌いなの。一緒にいる人がそれをやると、たいがい迷うし)よくわからないのだが、もしそういうことが全国的に起きているとすると「戦争が近い」のかも知れない。アメリカは有事を自覚すると、運用する衛星のGPSの精度を下げるのである。
 もし支那ベトナムが海にしろ陸にしろ戦端をひらけば、フィリピンはどう出るのか。アセアン諸国が仲裁に入るのか。どちらにせよ急激に存在感を増してきた日本国は逃げることはできまい。「東亜の盟主」はいきなりの大舞台を体験せざるをえなくなるかも知れない。

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