パルデンの会

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安倍首相とプーチン大統領が会談、対話継続で一致


勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

安倍晋三首相、やるなあ。

<安倍首相とプーチン大統領が会談、対話継続で一致>

 http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL3N0SC53L20141017
安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が17日、
10分間会談し、対話を続ける方針で一致した。日本の当局者らが明らかにした。外務省報道官によると、両首脳は対話を続け、アジア太平洋経済協力会議APECで二国間、世界問題を協議する意思を確認したという。
両首脳はアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に合わせて、
ウクライナ危機についても意見交換した。
日本政府の高官によると、安倍首相はプーチン大統領に対し、
和平プロセスの前進に向け、前向きな役割を果たすよう求めた。
  プーチン大統領は、和平プロセスは前進しているが、
ウクライナとの間で一部意見に隔たりがあると述べた。>
やるのはいいが、少し私はドキドキしている。「アメリカ離れ」
の速度があまりに早いのではないかと。バラクオバマというヒトがダメなのを日本国の外務省は痛感しているのだと思う。しかし周囲のスタッフは相変わらず優秀だ。あまり調子に乗るとヤケドをすることになりかねない。
プーチンさんのやっていることは「無茶苦茶」である。いや、
けなしているいうよりも20世紀初頭を見ているようで、ワクワクしているのよ。私は無責任だから。「軍事を知らない」日本国の大マスコミの方々は、そのあたりを小さな記事でちょこちょこと出しているが、どこまでわかっているのかなあ。

 <セルビアナチス解放70周年 プーチン大統領を歓待>


http://mainichi.jp/select/news/20141017k0000e030186000c.html
<ロシアのプーチン大統領は16日、
セルビアの首都ベオグラードを訪れ、同国で約30年ぶりに開催された軍事パレードを観閲する「異例の厚遇」を受けた。第二次世界大戦中の1944年に、旧ソ連軍がナチスドイツから同市を解放して70周年となるのを記念し、セルビア政府が招待した。
セルビア欧州連合EU)への早期加盟を目指すが、
同じスラブ民族で、正教のロシアへの親近感も強い。ウクライナ危機で対立するEUとロシアの板挟みとなる中、今回はプーチン氏のメンツを立てた格好だ。ロイター通信によると、プーチン氏は3000人以上の兵士や戦車が行進し、戦闘機が観閲飛行する様子を見守った。
セルビアニコリッチ大統領は「
ロシアへのいかなる悪い振る舞いにも妥協しない」と伝達。プーチン氏は「ロシアは、常にセルビアの一番の同盟国だ」と応じた。>
なかなか凄いでしょ。戦前の小説を読むようだ。
こういうことが危機感がなくただ小さな記事として垂れ流されているのだということを、私は歴史の証人として書いてはおきたい。何ですかね。「温度感」がないのだ。「ナントカに刃物」なんですよ。セルビアが<3000人以上の兵士や戦車が行進し、戦闘機が観閲飛行>するのは。ナントカを書くと、最近は配信の時にハネられるのでね。何が言論の自由の民主国家だ。このクズ。
一方でこういうのはホントに巧み。

 <「東部はウクライナの一部」/プーチン氏が表明/EU大統領


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101700950
欧州連合EU)のファンロンパイ大統領は17日、
ミラノで記者会見し、アジア欧州会議(ASEM首脳会議前に行われたウクライナ危機をめぐる朝食会で、ロシアのプーチン大統領が「東部(ドネツク、ルガンスク2州)ウクライナの一部だ」と語ったことを明らかにした。
ロシアは東部の分離独立を主張する親ロシア派を支援。
8月に軍事介入し、プーチン大統領はロシア政府系テレビのインタビューで独立の可能性に言及していた。>
私のウクライナ取材をご覧いただいているあなたや、あなたは、
東部の「感情」がどうなのかはもうおわかりだろう。プーチンさんは「固めた」と思っているのだ。であれば、EU大統領などという何の権限も持たないおっさん相手に、どういうリップサービスをしてもいいということだ。セルビアなどというアブない国の軍事パレードに出ることも含めてプーチンさんは軽々と帝国主義を遊んでいるように私には思われてならない。
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