パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

海江田 民主党代表は チベットの虐殺を擁護 こんな人間を代表か??


選挙があるかもしれない!  チベット支援者は チベット弾圧を肯定する議員は必要ない。
そして チベットを利用して議員を続ける議員も必要もない。
チベットは日本ではなく 海外の問題であるが、 国内同様国外も同様に活動してくれる
議員を議員として 選んでほしい!!!


6年前のブログを引用

ぼやきくっくり

日本人は今、世界一、自分の国の歴史を知らない人たちになっている。自分の国の歴史を知らない人が、何で「国民」なのか。日本人の歴史を知らない人が、何で「日本人」なのか。(櫻井よしこさんの言葉)
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チベット問題に関心を持ち続けよう

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/img/img1342_080321freetibet.jpeg※デモのお知らせ

いよいよ今日です。
間に合う方はぜひご参加下さい!

チベット武力弾圧に対する中国大使館前デモ
日時:3月22日(土)午後1時~
集合場所:東京都港区「三河台公園」
詳細はこちらをご覧下さい。

大阪でも3月23日(日)にデモがあります。詳細はこちらを。

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ラサの町を戦車や装甲車が我が物顔で走っている映像や写真。その中には、チベット人の聖地であるポタラ宮と一緒に写った物も――。
 3/20の「報道ステーション」が詳しく伝えてましたね。古舘キャスターも「中国はこれを見ても武力鎮圧をしてないと言うのでしょうか」と珍しくGJなこと言ってました。
見逃した方はYoutubeなどで探していただくか、独断雑記XYZさんをご覧下さい。

いきなり余談ですが、「報ステ」の加藤千洋の変化が面白い。
月曜は「中国はよかれと思ってやった」、火曜はややトーンダウン、水曜はコメントなし、木曜は欠席で代わりに堀田力、金曜も欠席で代わりに鳥越俊太郎
……工作員、コメントしづらくなって逃げた?(^_^;

とにかく予想通りというか何というか、その場に居合わせた外国人観光客(日本人含む)によって、真実がオモテに出てくるようになってきました。中国政府の嘘は今後ますます暴かれていくでしょうね。


産経新聞の報道によれば、「北京市内などで騒乱直後からスタートしたテレビの受信妨害、インターネットのアクセス妨害が止まった」そうです。「騒乱が終息に向かい、中国政府は事態掌握に自信を深めたようだ」のだと(産経3/20)。

一方で、中国中央テレビの海外向けチャンネルでは、3/20の夜、暴動の被害を伝える特別番組が放送されました。
3/21の「ムーブ!」で、その番組のVTRが少し放送されました。

内容は、まず女性キャスターが「この番組では暴動がチベットの住民にどんな被害を及ぼしたのか検証します」と述べ、次に暴動の映像をバックにナレーションが「この暴動で中国の警察は最大限に自制していました」「彼らは命の危険にさらされながらも危険な武器は一切使わなかったのです」――。
嘘ばっかり!!(-.-#)

番組は15分にわたって、「暴動被害者の中国系住民の様子」や、「事態の収拾に苦労する中国警察の様子」を伝えたそうです。
こうした番組が放送されるのは異例なことらしく、国際社会へ当局の正当性をアピールする狙いがあるらしいと。

国際社会が中国政府の対応を厳しく批判する中(中国と同じ人権抑圧国家のロシア及び北朝鮮は例外として)、未だに中国政府はこういう茶番を続けているわけです。


今回の件に関する限り、日本国民の中で、中国政府の言い分を鵜呑みにする人はほとんどいないでしょうが、テレビを見てますと、中共の代弁者ってのはまだまだたくさんいますね。
3/21の「ミヤネ屋」を見ていて、改めてそれを感じました。

コメンテーターが何人かいたんですが、その中に森永卓郎氏がいましてね。

この人は何せ以前、「TVタックル」で、「日本は憲法9条という非常に美しい条文を守ってきたんですよ。仮に、仮にですよ、とんでもない奴が攻めてきたら、憲法9条守ってみんな黙って殺されちゃえばいい。で、過去にそんな良い民族が居たって思われれば良いじゃないですか」なんていうトンデモ発言をした過去があるもんですから(あんた何様?さんを参照)、私はドキドキしながら見てたんです。

ひょっとして、「チベット人は非暴力を貫いてみんな黙って殺されちゃえばいい。で、過去にそんな良い民族が居たって思われれば良いじゃないですか」なんてこと言い出したりしないか?と。

ところが私の予想に反し、森永氏はけっこうまともだったんです。実例をあげて中国のメディア統制の批判などをしてました。



トンデモな人は実は他にいたのです。民主党所属で元衆議院議員海江田万里氏です。

以下、3/21の「ミヤネ屋」でのやりとりを一部再現します。

海江田万里
ラマ教(注:チベット仏教の俗称。適切でないとされ最近はあまり使われていない)というのは、やっぱり現世のことよりも来世に対するね、非常に思いが強 いわけです。それ、どうしてもやっぱり現世に対して関心持たなくなっちゃう。あるいは現世は貧しいままでいいということになってしまいがちなんですよ。だ からその意味で言うとね、中国がやっぱりその、いつまでも後れてちゃいけないから、それはやっぱり経済を発展させて、そして別に宗教を弾圧するとかいうことだけじゃなくてね、やっぱりその、早くそういう宗教から抜け出してもらいたいという思いでね、経済発展させようとした考え方もあるんですよ」

宮根誠司
「いわゆるチベット仏教と言われてるラマ教で、来世を見る」

海江田万里
「そう。どうしてもね、どうしてもそっちに偏っちゃうんで。ただ、それは現地の人たちからしてみれば、余計なことだというふうに思うんです。それからもう一つね、あとね、みんな知らないけれどもね、ダライ・ラマはインドへ行っちゃいましたけど、パンチェン・ラマという人がいるんです。これ、2番めの(注:ダライ・ラマ法王に次ぐ存在)。これはね、ラサの郊外に住んでるんですよ。で、この人はいちおうその、チベットの仏教家、いわゆるラマ教の宗教的指導者になってるんです。ただ、この人はどちらかというと中国とうまくやっていこうという考え方なので、それに飽き足らない人たちがやっぱり今度ね……。あの、さっきのダライ・ラマも比較的、平和的に話をしていこうということ言ってるんで、そういう人たちでない人たちが少し暴走したかなという見方もあるんですね」

北野誠
「でも、今の海江田さんの話を伺うと、中国は経済発展に手を貸したように言ってるような感じもしますけど、映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』を見たら、あれはどう見ても侵略にしか見えないんですけどね」

海江田万里
「だからあの時はそうなんです、確かに。1951年ですか、その時はそうなんですよ。だけど胡錦濤さんというのは実はチベット共産党の指導者やってたんですよ。で、戻ってきて、私、実は北京で胡錦濤さんと最初に会った時にね、その話をしたんですよ。そしたら彼もやっぱりこれからはね、チベットとは上手くやっていかなきゃいけないということを言ったんで、そういう形で僕はやってもらいたい」

(中略。宮根誠司うつみ宮土理の発言の後)

岩田公雄読売テレビ解説委員)
「今、胡錦濤さんと言ったけど、その書記、局長の時にね、チベットで。やっぱり89年、天安門事件の前の3月に、やっぱり相当、強権を発動して、銃剣で押さえたというのがあるんですよ。その時の功績があって後に主席まで来たというのがあって、中国語を全部使えって言ったりですね、強制をしたり、寺院の中をだいぶ破壊したり、お坊さんを、今もやってるみたいですけども、経典を読んでる最中までね、押し込んでいってっていうようなことをして、やっぱりそこで言うと文化とかね、それを全部破壊するっていうような行動になってくると、やっぱりこれは反発するのは当然だと思います」


で、海江田氏は最後は予想通り、「やっぱりオリンピックというのは平和の祭典だから、粛々と北京でオリンピックを開会できるようにすべき」って意見で締めてました。

それにしても経済発展のくだりとか、胡錦濤のくだりとか、もう完全に中共の代弁者でしょ。岩田さんがいなかったらどうなってたことか。

日本人があまり知らないのを良いことに、パンチェン・ラマについてもいい加減なこと言ってるし。
今のパンチェン・ラマが「中国とうまくやっていこうという考え方」なのは当然じゃないですか。中国政府が「認定」した人なんですから。
 ダライ・ラマ14世が1995年に布告した本物のパンチェン・ラマ11世は、当時両親とともにチベットに住んでいましたが、中国政府当局によって有罪宣告され、さらに中国政府当局によって誘拐され、世界最年少の政治犯として収監され、現在も拘束されたままですこちらのページの一番下「現在のパンチェン・ラマ」の項を参照)。

ちなみにラサ発の新華社電が伝えたところでは、中国政府が「認定」した方のパンチェン・ラマは、今回の暴動を非難したそうです(時事通信3/16)。


まあ日本人にパンチェン・ラマのことまで知っておけというのは無理だと思いますが、あまりに無知ですと、海江田万里のようなソフトな口調でとんでもないことを言う人にあっさり騙されてしまう可能性大なので、やはり最低限のことは知っておくべきではないかと。

私事ですが、最近、こんなことがありました。
最初の暴動があった翌日(15日)のことです。仕事関係の人(30代女性)と世間話をしていた時、「ニュース見ました?チベットが大変なことになってるみたいですよ」と私が言ったところ、彼女が返してきた言葉は、チベット?ああ、確か中国の近くにそんな国がありましたっけ」……(T^T)

でも、私は彼女を責める気にはなれませんでした。日本国民の多くは、おそらく彼女ぐらいの認知度しかないんだろうと思えたから。
だけどあれ以降、日本でも連日詳しく報道されてきましたから、今では彼女も含めて皆さん、チベット問題について少しは知るようになったんじゃないんでしょうか。

ただ、チベット問題は残念ながら、すぐに解決するという性質のものではありません。国際社会みんなで、粘り強く対応していかねばなりません。
日本で言えば、まずはチベット全般の認知度をもっと上げること、そして関心をより深め、さらにそれを維持し続けることが大事なんだろうと思います。


前にも拙ブログで紹介しましたが(07/12/15付←ちょっと重たいです)、アメリカの人気コメディドラマ「フレンズ」のファイナルシーズン第230話に、「チベット」という言葉が出てきます。
主要人物の一人であるフィービーという女性の台詞です。

“She will shower when Tibet is free.”
「彼女はチベットが解放されるまでお風呂断ちしてる」
英語の脚本がこちらにあります

もちろんこの台詞はジョークの一環として出たものですが、私はこれを見た時、いたく感動しました。アメリカではこのようにドラマの中でも、さりげなくチベット問題に言及するんだなと。逆に言えば、アメリカ国民の間で、チベット問題の認知度はかなり高いのだなと。

前にこの話を紹介した時、私は、「日本のテレビ局も、正面から報道するのが怖いのなら、せめてこんなふうにドラマの中でさらっと役者に言わせてみたりとか、できないもんですかね(って、今度は役者やプロダクションが嫌がるか……)」と書きました。

日本のテレビ局も事ここに至って、ようやく正面から報道できるようになってきましたから、ドラマの中に「チベット」という言葉が出てくる日も近いかもしれない!?

いや、別にドラマに出てくる必要はないんですけどね。
要は、日本のメディアは中国におもねることなく事実をちゃんと伝えるようにしてほしい、また一過性のものにしてしまうのでなく、これからもチベットを注視してちゃんと報道してほしい、そういうことです。

しかし、今にして思えば、中国製冷凍ギョーザ事件というのは大きかったですね。日本の全国民が中国を「平気で嘘をつく国」「ひどいことをしておいて平然と開き直る国」であると認識するところとなりましたから。
被害に遭われた方には申し訳ないですが、もしギョーザ事件がなかったら、今回、チベット人の言うことより中国政府の言うことを信じてしまう人、けっこういたかもしれません。

って、ギョーザ事件の報道もめっきり減ってしまいましたよね。
これも絶対うやむやにさせてはいけません!!(--)(__)


最後に――
これまた過去に一度紹介した記事(07/5/5付)ですが、未読の方にどうしても読んでいただきたいので再掲載します。