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本日、11月18日 北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託するニューヨークの国連本部の第3委員会で表決


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.11.18)北朝鮮は肉親を人質にした脱北者人権活動家への脅迫をやめよ!‐共同声明







★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.11.18)
北朝鮮は肉親を人質にした脱北者人権活動家への脅迫をやめよ!

‐共同声明

本日、11月18日、
北朝鮮内で反人道的犯罪を行った法的責任が「北朝鮮の最高位層(金正恩)」にあることを明示し、北朝鮮の人権侵害を国際刑事裁判所ICCに付託することを安全保障理事会に促すための初の国連総会北朝鮮人権決議案が、ニューヨークの国連本部の第3委員会で表決(多数決)に付される。
第3委員会で可決されると来月国連総会で採決される。

北朝鮮はこれまで、これを採択させないために、
脱北者者の肉親の動画を使って「脱北者は嘘つき」とのキャンペーンを行ってきた。また、多数の脱北者人権活動家らの顔写真を出して、脅迫も始めている。以下は、日本の北朝鮮人権関係NGOによる、北朝鮮当局の卑劣な脅迫に強く抗議する共同声明の全文である。

北朝鮮は肉親を人質にした脱北者人権活動家への脅迫をやめよ!

北朝鮮
金正恩政権は肉親を人質にした脱北者人権活動家への脅迫をやめよ

北朝鮮人権問題に関わる日本NGOの共同声明

 2014年11月現在、国連を舞台に日本とEUが共同提案した北朝鮮人権決議案が審議されている。北朝鮮は、「国連安保理金正恩らを国際刑事裁判所に提訴することも含めCOIの勧告の実施に向け手段を講ずるべき」とする条項の削除を求めて働きかけを展開し、同条項の削除を条件に、国連北朝鮮人権状況特別報告者に北朝鮮入国を認めると持ち掛けるまでに至った。

その一方で、北朝鮮プロパガンダ媒体「わが民族同士」は、『
嘘と真実』と
題した一連の動画において、
国連の調査に応じ証言するなど国際社会に北朝鮮の人権侵害状況を精力的に告発してきた脱北者人権活動家を名指しして誹謗を始めた。

10月25日付で公開した初回の動画では、
14号政治犯収容所で生まれ育ち脱北した申東赫(シンドンヒョク)氏の父親を登場させ、「私たちは政治犯収容所にはいなかった」、「彼の母と兄は殺人を犯して処刑されただけ」、「息子は罪を犯して逃げた」、「息子よ、祖国に帰って来い」と語らせている。実に愚かかつ卑怯な振る舞いと言わなければならない。

14号政治犯収容所の実在はひとり申東赫氏の証言のみならず、
大同江を挟んで隣接する18号収容所経験者複数の仔細な証言や、衛星写真によっても克明に裏付けられているのであり、申東赫氏一人を誹謗し、脅迫したところで、いささかも揺らぐものではない。

また、10月30日、31日には、
脱北者出身で初めて韓国国会議員になった趙明哲(チョ・ミョンチョル)氏の弟を登場させ、「兄のために家族全体が恥ずかしくて食事も出来ず、父は寝込んでしまった」などと語らせた。これは、父や弟など肉親を人質として使い、「人権活動を続けるなら肉親に危害を加える」という卑劣な脅迫である。画面には申氏、趙氏以外に、金聖?(キム・ソンミン)氏(自
北韓放送代表)、張真晟(チャン・ジンソン)氏(
ニューフォーカス代表)ら
多数の脱北者人権活動家らの顔写真を出して、
彼らにも脅迫を加えている。

我々は日本の地で北朝鮮政治犯収容所を解体する運動、
脱北者の人権を守る運動、帰国した在日朝鮮人らの人権を守る運動、拉致された家族同胞を救う運動に取り組む中で、脱北者人権活動家諸兄に多大な助けを頂いてきた。その立場から、家族を人質に取られた申東赫氏、趙明哲氏ら脱北者人権活動家諸兄の苦しい心中への満腔の同情を表明し、北朝鮮当局の卑劣な脅迫に強く抗議する。

以下に賛同する団体名(50音順)

2104年11月17日

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 代表 山田文明
北朝鮮難民救援基金 理事長 加藤 博
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 西岡 力
特定失踪者問題調査会 代表 荒木和博
NO FENCE(北朝鮮強制収容所をなくすアクションの会)共同代表 砂川昌順、小沢木理

付記:同声明に賛同する上記NGOは、12月13日(土)
午後6時より、文京区民センター会議室にて、申東赫、金聖?、張真晟の各氏とともに、北朝鮮による脅迫・誹謗を糾弾し、国際社会の強力な対応を求める集会と会見を行う予定である。

以上

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