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一括帰国の期限設け、「極限の制裁」発動要望

拉致家族が緊急集会 一括帰国の期限設け、「極限の制裁」発動要望

産経新聞 7月22日(水)20時38分配信

 北朝鮮による拉致被害者の家族会と支援団体「救う会」、超党派の「拉致救出議員連盟」が22日、東京都千代田区で緊急集会を開いた。昨年7月に北朝鮮拉致被害者らの再調査が始まったが、被害者帰国につながる成果はなく1年が過ぎたのを受け、家族会などが初めて開催した集会。日本政府に対し、全被害者の一括帰国の期限を設定し、実現しない場合には制裁を極限まで強めると北朝鮮に通告することを求めた。

 田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)は集会の冒頭、「われわれは肉体的にも精神的にも疲れているが、命がけでこの問題に向き合っている」と被害者家族の思いを説明。「早く解決できるよう、オールジャパンで良い結果を喜び合えるよう、全力を注いでいただきたい」と訴えた。

 集会には山谷えり子拉致問題担当相も出席。北朝鮮による再調査の報告が遅れていることに関し、「日朝協議の重い扉は開いたが、1年経っても結果を出せていない。誠に遺憾だ」とした上で、「結果を出すために戦い抜いていく。日本政府は全被害者を救出するため、一致団結してありとあらゆることをやっていく」などと強調した。

 ほかに、救う会西岡力会長や拉致議連平沼赳夫会長(次世代の党)ら与野党議員も出席した。