パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

習氏、左手で敬礼? 慣例知らないのかと、ネットで無知を疑う声。

勝谷誠彦氏の有料ブログより転載

「馬鹿が権力を持つ」というのは、
畢竟こういうことなんでしょうね。支那のこれまでの権力者はそれなりに「タメ」があった。自らの権力を誇示するようなことはなかなかなかった。それが国民が下品な国が、国家としてまで下品に落ちることをギリギリで担保していた。でも墜ちちゃったねえ。こんなこと、そんなにしたかったのか。それから、こんな発言をしたかったのか。

 <習氏、権力基盤固め急ぐ/慣例破る中国軍事パレード>


 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM03H4I_T00C15A9FF2000/
 <中国の習近平国家主席は3日、「抗日戦争・
ファシズム戦争勝利70年」の記念式典に合わせて軍事パレードを実施した。10年ごとの建国記念日に実施する慣例を破り、政権発足から3年足らずでの軍事パレード開催には、権力基盤固めを急ぎたい習氏の思惑がにじむ。習氏は式典で、政治的に対立する江沢民国家主席らと談笑する余裕も見せた。
 習主席は軍事パレードで、
オープンカーから上半身を出して1万2千人の兵士と500超の装備を閲兵した。トウ小平氏、江沢民氏、胡錦濤氏と続いた歴代中央軍事委員会主席によるパレードの手法を踏襲した形だが、抗日戦争をテーマにしたのは初めて。汚職摘発で軍内に動揺が生じるなか、軍事パレードで士気を高め求心力を強める思惑があった。>
 「相当ヤバいのか」と思わざるをえない。「禁じ手」である。
しかも日本にケンカをうったパレードというのは。私は日本国企業に、支那との取引をやめろといいたい。こんな国家行事をやって反日を売りにしているという国家と取引をしているのは、それだけで反日企業である。習近平もそれはわかっているだろう。でもこのパレードをやらざるをえないくらい、国内の引き締めが厳しいのではないかと思う。
 それにしても。日本国の大マスコミは優しいねえ。
支那で行われているのは「キ」印がつくくらいの反日運動ですよ。なんてこういうことをわが国の大マスコミは報じないのかなあ。あっちはこういうのを唄っている。
 http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65839203.html
 <「日寇を国の東へ駆逐せよ」という意味でこれは反日歌ですね。

 <抗日の狼煙を大行山の上で燃やせ!」
絶唱する中国人民解放軍の軍楽隊。いや、
これは普通に日本の首相は参加できませんよ>
 そうだと思います。日本国で何かのイベントの時に、
日支事変のころの歌でも流せば、朝日新聞なんか大騒ぎだろうなあ。「徐州、徐州と、人馬は進む…」とかね。でも、習近平さん、けっこう綱渡りをしているようにも思える。あのおっさん、最近、感情が見えないと思いませんか。インテリジェンスの世界ではこういうことを重視する。短信だがこのニュースは実は大きいのだ。
 

<習氏、左手で敬礼? 慣例知らないのかと、ネットで無知を疑う声。>

 http://www.sankei.com/world/news/150903/wor1509030069-n1.html
 <中国の習近平国家主席が3日、北京で行われた軍事パレードで、
軍の慣例に反し左手で敬礼したとの疑惑が、中国のインターネット上などで噴出している。
 ネット上に掲載された写真では、
閲兵する習氏の左手が敬礼と似た動きをしている。軍の敬礼は武器を扱う利き腕で行うとされ、「左手の敬礼にはどんないわれがあるのか?」などと習氏の無知を疑う声が挙がっている。中国共産党機関紙、人民日報は短文投稿サイト「微博」で、「陸海空3軍の兵士に手を振ってあいさつしていただけだ」と「真相」を伝えたが。>
 国家元首というものはそのすべての動きに対して「分析」が入る。
不用意なことはしてはいけない。習近平に対しても「振り付け屋」がかならずついていたはずだ。それを無視してこういう行動に出たというのは、何かが「ヘン」なのだと興味を持つのが、インテリジェンスの読み方である。こういう時、そうした関係者は「次は誰か」にもっとも注意をそそぐ。しかし、習近平の「次」はいないんですよ。これはもっともいまの世界の不安定要因かもしれない。李克強の「次」はないと私は思っている。では誰か?この部分でも、支那は危ういのである。

 最近、ビョーキの話ばかりなので、今日はあとにもってきた(笑)
。でもね、なんだかあらゆるところを徹底的に治してしまおうと決意しているのである。左足のくるぶしの外側が悪い。もう10年近くだ。ボクサーにとっては致命的なのだが、それを騙し騙しやってきた。しかし、もう限界。普通に歩くのが辛くなっている。灘校を出て幸せなことは、とにかく医者と官僚に関しては、日本というよりも世界の最高峰の連中が同級生にいることだ。同級生といってもいろいろで、ただのそれはなかなか普段のコミュニケーションがない。いちばん仲良しなのは、やはり同じ「部」にいた奴らですよね。私で言えば、地学部地質班だ。ここに荻内隆司という男がいて、スポーツ医学の世界では日本屈指である。浦和レッズのドクターもしていた。
 そこで昨日、彼に診てもらったのである。最近、ヒマだから。『
川口工業総合病院』です。
 http://www.kogyohsp.gr.jp/
 よく医者の世界はわからんのだが、
なんで世界的な整形外科医がここで外来をしているのか、でもそんなもんなんらしい。なるどなあと思った。日本の保険医療はすごいなあとも。まことに丁寧な検査なのである。MRIなんて30分ほどもかけて。申し訳ないほどだ。でもって、荻内君のところに行くとそういうデータがビジュアルでどんどん観ることができる。昔、私の『シュレパパ』がX線で撮ったものを自分で現像していたのとは大違い。荻内君が「MRやったから高いよ」と言ったものの、1万円に足りない支払いだ。日本国の保険制度、素晴らしい。だってさまざまな検査を含めて3時間近く診てもらっているんだよ。その間に出会ったスタッフの数などを数えても、よその国では人件費だけでありえないでしょう、ということだ。
 何だったかと言えば、左側のくるぶし外側の腱に炎症があって、
若干、水も溜まっているということであった。中途半端なビョーキである。でもまあビョーキはビョーキであって、自分でもよくこれで10年近くガマンしてきてボクシングもやってきたとは思う。練習はしばらく中止。安静が何よりらしい。アホみたいに歯を食いしばって練習していたのがダメだったんですね。
 手術をするわけでもなく、クスリを出す症状でもなく。
リハビリで専門家の方に触ってもらうと、なんと今朝は足が真っ直ぐだ。この感触はなかった。へえっ、てなものである。ちょっと医者の息子としては、リハビリとかマッサージに対して偏見があったのだが、これは立派なお仕事だと思った。今朝、まっすぐに歩けるのですよ。これはびっくり。いままでずっと左側に傾いていたんだね。右側に傾くのが私だと思うのだが。どははは。
 「蕎麦屋に行こう」
ということで痛い足を引きずって15分ほど歩く。「休みだね」。このあたりが荻内君なのである。地学部地質班の中で「計画性のない男ナンバーワン」と言われていた所以だ。電話しておきゃいいじゃん。「じゃあタクシー乗ろうか。このへん、わりと通るんだよ」。「わりと」である。このあたりも荻内君なのだが、まあラッキーにも止まってくれて、それが支那人の女性ドライバーであった。
 「バカですよ。何を北京でしているんですか」だと。
今回の軍事パレードが。「習近平、よほど自信ないね。だからああいうことをする。あんなの初めてですよ」。ああ、いいことを聞いたと思った。庶民はみんなそう見ているんだなと。川口元郷から西川口まで乗る。まさかと思いながら運転手さんに「異味香(イーウェイシャン)て知っている?」と聞くと「ああ、山省省の料理ね」と。驚きである。異味香は確かに山西省料理なのだ。そのことをよく知っている。「異味香」。
 http://hitosara.com/0002003566/
 最初に行ったのは10年以上前だったかも知れない。『
平壌で朝食を。』
 http://www.amazon.co.jp/dp/4334748309
 の主人公は西川口で風俗嬢をやっていることになっているが、
あれはこのあたりをフラフラしていたころの体験がもとになっている。もう「西川口流」もなくなったなあ。ピンサロで本番をやるということですがね。
 いい時代だった。
どこに泊まるということもなく風俗の谷間をフラフラと歩いていた。そんな時に、西川口で泥酔して入ったのが「異味香」だったのだ。私は一瞬で覚醒した。こんな味があるのかと思った。そのあたりはまあプロだったのかな。その時の「驚愕の餃子」の味は健在である。わざわざ行って下さい。私に聞いたと言ってくれるとおかあさんやおじいさんが喜ぶよ。今や「天下の名店」だ。そのきっかけを作れたのは少し嬉しいかな。そういう店はたくさんある。しかし私は自慢する気は一切、ない。

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