パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

あらゆる紛争は対話で解決するとつねひごろ言っている日本国政府は、仲介するチャンスではないか。チベット自治区50年式


勝谷誠彦氏の有料ブログより

 チベット自治区成立の50周年の記念式典が行われた。
本当は9月1日なのだが、あのアホみたいな軍事パレードと重なったのでずらしたのである。支那独裁政権がいくら口では「チベットのことを考えている」とわめいても、所詮その程度なのだと、私はおかしかった。
 

<中国指導部「闘争長期化を覚悟せよ」/チベット自治区50年式典で経済発展を強調>

 http://www.sankei.com/world/news/150908/wor1509080037-n1.html
 <祝賀大会はチベット仏教の聖地、ポタラ宮前の広場で行われた。
中国メディアによるとラサ市民ら約2万人が参加した兪氏のほか、劉延東副首相、張陽・軍総政治部主任ら政府と軍の指導者ら65人の要人が見守る中、人民解放軍武装警察などによるパレードが行われ、中国の国旗や習近平国家主席の肖像を掲げた人たちが広場を練り歩いた。チベットは中国の一部で、共産党政権の支配下にあることが全面的に強調された。>
 チベット亡命政府のダライ・
ラマ14世猊下などがどういう思いでこのくだらない光景を観ておられるのかと思うと胸が詰まる。私もかつて、この広場に立ち、ポタラ宮を見上げた。支那独裁政権の侵攻を受ける前には、宮殿には歴代の法王がおられ、広場には店が並び、あるいは法王に仕える職人たちなどが住んでいた。

中共はそれらをすべて潰して広場にし、毎日人民解放軍の兵士に、支那国旗を掲げさせているのである。
 http://www.sankei.com/world/photos/150908/wor1509080037-p1.html

 そう、この真ん中に立っているポールですね。国旗の掲揚を背後にポタラ宮を入れ込んで撮った私の写真は、まあまあ知られている。これである。左側の上から3番目。クリックすると大きくなります。あっ、販売とか書いていますが、もうやっていません。
 http://homepage2.nifty.com/katsuya-m/photo.html
 欧州の難民問題には日本も人道支援をするらしい。
それもいいだろう。しかし足にこれだけのひどい非人道的な場所が近くにあるのだから、アジアの盟主を気取るのなら、こちらにこそ日本国は関与するべきではないか。難民問題もある。インドにあるチベット亡命政府はほかならぬ難民だ。今もヒマラヤの高峰を超えて亡命を試みる人々がいる。そして支那の国境警備兵に射殺される。支那が主張するように経済発展をして人々の生活が良くなったのなら、なぜ国を捨てるのか。いや、それどころか焼身自殺もあとをたたない。
 

<「焼身自殺した142人の願い満たされず」/チベット亡命政府、中国の自治区成立50年式典に反発>

 http://www.sankei.com/world/news/150908/wor1509080031-n1.html
 <中国のチベット自治区成立50年記念式典に関し、
インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は8日までに、「チベットの現状をみれば、祝典をする理由はまったく見当たらない」と反発する声明を出した。>
 亡命政府側は対話を求めているのである。
あらゆる紛争は対話で解決するとつねひごろ言っている日本国政府は、仲介するチャンスではないか。支那が拒否すれば、それはそれで「力による現状変更」をここでも国際社会に印象づけることになるだろう。尖閣紛争などを抱える日本国にとっては、決して悪いことではないと思うのだが。

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