http://img.epochtimes.jp/i/2016/09/25/t_s4l1rlrutwithl7fceqv.jpg パレードの先陣を切る天国楽団の隊列（牛彬/大紀元）
法輪功学習者 浅草で迫害停止を求めパレード
9月25日、法輪功学習者は浅草でパレードを行い、中国共産党による法輪功弾圧の停止と首謀者・江沢民氏の告訴を求めた。パレードは浅草の雷門前を通り、沿道の多くの通行人と観光客に法輪功弾圧や中国起こっている臓器狩りの真相を伝えた。
パレードでは天国楽団を先頭に、真相を伝えるのぼりや横断幕を持った学習者たちが後に続いた。さらに、沿道では学習者が真相を伝えるチラシを配り、江沢民を告発する署名を集めた。
浅草は日本有数の観光名所であり、日本人のみならず欧米諸国からの観光客や中国人ツアー客でひしめき合っていた。多くの市民はパレードを見て真相を知り、記念に撮影をしていた。
http://img.epochtimes.jp/i/2016/09/25/t_cvfyawfoguc2ccjm847z.jpg雷門前を通過するパレードの行列。白い横断幕は共産党からの離脱者数がすでに2億5千万人を超えたことを示す（牛彬/大紀元）
多くの中国人観光客は初めて見る天国楽団の気勢に驚きを隠せなかった。中国では弾圧されている法輪功が、海外では自由に活動できている。この光景を見た観光客たちは学習者たちから話を聞き、真相のチラシを受け取った。観光客の中には大声で「法輪大法好（法輪大法は素晴らしい）」と言った人もいた。
学習者から迫害について説明を受けた日本人男性は中国の人権状況に対し、「中国は民主化を進めるべき。中国では農民の暮らしが改善されておらず、ひどい状態だ。さらに言論の自由を認め、人権弾圧をやめるべきだ」と力説した。
http://img.epochtimes.jp/i/2016/09/25/t_rzubrzrciicfrp6g0lmx.jpg迫害の停止と江沢民の刑事告発を求めてパレードする法輪功学習者たち。（牛彬/大紀元）
天国楽団の演奏を見た中国人観光客は、「天国楽団の音楽が好きだ。みんな歩調が揃っていて規律性があり、好感を持てる」と感想を述べた。
初めて天国楽団を見るアメリカ人女性観光客は本誌の取材に対し、「天国楽団の音楽は明るく陽気で、心に響くものだったと答えた。女性の友人は、法輪功が中国で迫害されている真相を理解することで、少しでも助けになればよい」とコメントした。
パレードを見て真相を知ったロシア人女性とその夫は次のように感想を述べた。「（中国での迫害と臓器狩りは）ひどすぎる。人権に反し、違法である。私たちは死後に臓器を提供したいが、これは自らの意思によるものだ。だが意思に反して臓器を摘出するのは犯罪行為である。ロシアではマフィアが臓器の売買を手掛けており、バーで酔っぱらった女性が腎臓を取られた事件もある。だから権力を持つものが金銭目的で臓器を強制摘出するのは許せないことであり、中国政府の行為は犯罪だ」
（文亮）
