パルデンの会

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亡命チベット人150人デモ行進 中国圧政に抗議




亡命チベット人150人デモ行進 中国圧政に抗議




チベット僧らの焼身行為の犠牲者に見立てたひつぎをかつぐ抗議デモの参加者=ニューデリーで2017年5月29日午前10時43分、金子淳撮影
 ニューデリー金子淳】チベット人に対する中国の圧政に抗議して焼身行為をはかるチベット人が相次ぎ、亡命チベット人の非政府組織・チベット青年会議が29日、インドの首都ニューデリーでデモ行進した。亡命チベット人ら約150人が焼身の犠牲者を表すひつぎを担いで国連事務所まで行進し、国連でチベット問題を協議するよう訴えた。
 青年会議によると、中国青海省で今月19日、チベット僧の男性(22)が焼身をはかり死亡。焼身は2009年以降150人目で、死者数は128人となった。青年会議のテンジン・ジグメ総裁(38)は「これほど焼身が続くのは世界でも前例がない。国際社会はチベット問題を話し合ってほしい」と話した。
 インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は、中国のチベット自治区ではダライ・ラマ14世の写真の所持が禁じられるなどチベット人に自由が認められていないと主張。中国に「高度の自治」を求めているが、中国側は対話には応じていない。