パルデンの会

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北朝鮮がイランに 原爆とミサイルの技術を売却か? 核の拡散だ!!!!



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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月6日(水曜日)
       通巻第5421号  <前日発行>
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 北朝鮮の議員団が9月7日からテヘランを訪問
  北朝鮮―イランの「ならず者・核枢軸」強化を警戒する米国とイスラエル

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 キム・ジョンナム(元イラン駐在大使)を団長とする北朝鮮代表団が9月7日にテヘラン入りし、ロウハニ大統領とも面談する。表向き、経済協力関係、本当は核兵器ならびにミサイル技術移転問題である。

 核兵器とミサイル技術が欲しいイラン。外貨が欲しい北。両国の利害は一致する。
 米国は「ならず者国家がカネと引き替えに、別のならず者国家に危険な武器を引き渡す」として極度の警戒に入っている。観測筋は『外貨』とは人民元ではないか、と見ている。

 オバマ政権の八年間。「戦略的忍耐」と言って、結局、北の核武装への暴走を許した。トランプ政権は「忍耐にも限界というものがある」とし、武力行使を含む「あらゆる選択肢」と表現を変えたが、現段階では北朝鮮への先制攻撃の兆しがない。日本海から空母は退き、在韓アメリカ人の待避も始まっていない。

 1980年のイラン・イラク戦争で、北朝鮮はイランに多数のスカッドミサイルを提供した。
一説に北朝鮮の軍事顧問団数千名がイランに配置されていたという。げんにイランの「シャッバブ3」という中距離ミサイルは北朝鮮のムスダンである。

 イランはヒズボラを駆使してシリア、レバノンイスラエルガザ地区反政府運動を組織化させ、またイラクシーア派の天下となってしまった。イランはシリアにおいても急速に勢力を挽回しており、またカタールとも復交した。
 このカタールを裏切り者としてサウジ、UAE、エジプトなどが断交した。

 2016年3月8日、イランは1400キロのミサイル実験はオマーン沖へ飛ばし、2017年1月にも中距離ミサイル実験に成功している。これらは北朝鮮の部品ならびに材料の提供に基づくとされる。

 1981年、建設中だったイラクオシラク原子炉はイスラエル空軍によって爆破・破壊された。イラク核武装は防がれた。
 2007年9月、シリアの東部アルキバル近郊に建設中だった原子炉を、やはりイスラエル空軍が急襲、建物を跡形もなく破壊した。アサドの核武装への望みは絶たれた。
 イランの原子炉にはウィルスを送り込み、コンピュータシステムを破壊、核開発を遅れらせた。これもイスラエルの仕業とされる。

 北朝鮮とイランは、間違いなく核とミサイル開発で協力するが、はたしてイスラエルは、この動きにどういう動きを見せるだろうか?

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