パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

北朝鮮が公表したミサイル発射場(全23か所)のリスト


北朝鮮が公表したミサイル発射場(全23か所)のリスト

2017年3月に「スッカドER」4発が同時発射された平安北道・東倉里
北朝鮮に「隠されたミサイル基地」が16か所もあるのか?北朝鮮がこれまでにミサイルを発射した地点を北朝鮮報道を基にすべて洗い出してみた。その結果、全土23か所からミサイルを発射していることがわかった。
この記事は有料です。
辺真一のマル秘レポート」のバックナンバーをお申し込みくださ

韓国軍人までもが背を向け始めた…文在寅政権の危ない今後

韓国の文在寅大統領(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
韓国軍部の元高官らが、文在寅政権の「嘘」を指摘している。韓国の青瓦台(韓国大統領府)と国防省は17日、軍・警察の警戒網に捕捉されることなく南下した北朝鮮の小型木造船が発見された場所について、東海岸の「三陟(サムチョク)港付近」と発表した。これを受け、誰もが当初は海上で発見されたものと理解した。ところが実際には、小型船は自力で港に入った状態だった。
この嘘が露呈してもなお、政府側は「(付近とは)通常の軍事用語であって、事態を矮小化したのではない」と言い逃れを続けている。
だが、朝鮮日報(日本語版)の26日付の報道によると、元国防相や軍の元高官らはこれを揃って否定。たとえば制服組トップの合同参謀本部議長や首都防衛司令官を歴任したシン・ウォンシク氏は「漁船が三陟港付近で発見されたと言うときは、三陟港に近い海域にいた、ということを意味する。本当に三陟の埠頭にいたという意味だったなら、『三陟港一帯』という表現を使っただろう」と指摘している。
元高官だけではない。現役の軍人の中にも、文在寅政権への反発が見られる。中央日報(日本語版)は24日、「複数の軍消息筋」からの情報として、小型船が三陟港に入った当日の午前、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相らが出席した対策会議が合同参謀本部地下バンカーで開かれたと暴露した。この会議では、小型船が三陟港に接岸し、現地住民が通報したという海洋警察の状況報告が共有されていたという。
通常、軍首脳らが地下バンカーで開いた会議の内容が、外部に漏れるなどあり得ない。内容を知り得るのは一部の関係者にとどまり、軍当局がその気になれば「犯人」を突き止めるのも容易だ。ということは、中央日報の「複数の軍消息筋」は、相当なリスクを覚悟して告発を行っているということになる。
軍とは本来、設定された目標を達成するため、合理的に行動する組織だ。
しかし韓国では、政治の理念対立や利権争いの影響を受け、軍事行政がねじ曲げられてきた。例えば昨年12月に発生した日韓「レーダー照射」問題で混乱が生じているのも、軍の情報機関である機務司令部を解体してしまったことが原因のひとつとして指摘されている。
また、韓国の職業軍人の大多数は、保守的な政治傾向にある。過去には軍事政権下で国民に対して犯罪的行為を働いたこともあったし、近年においても保守政権下で逸脱や越権行為も見られた。
また、文在寅政権が進める北朝鮮との対話にも、懐疑的な見方をする将校は少なくない。
つまりは一言で言って、左派の文在寅政権とそりが合わないのだ。そのような軍の性質について良し悪しを語ったところで、そういったものは一朝一夕で変わるものではない。
軍の統帥権者である文在寅大統領は、そのような現実を知った上で、政治をマネジメントする必要がある。小型船問題を巡る現状は、それが大失敗に終わる可能性を如実に示唆している。
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。近著に『脱北者が明かす北朝鮮』(宝島社)。

韓国軍、歪曲して発表か…北漁船入港に気付かず

2019/06/20 07:22
 【ソウル=豊浦潤一】韓国東海岸の 江原道 カンウォンド 三陟 サムチョク 港で15日朝、北朝鮮の民間人4人を乗せた漁船(長さ10メートル、幅2・5メートル)が到着し、うち2人が亡命を求めた。北朝鮮船舶を監視する韓国軍や海洋警察は漁船の入港に気づかず、「軍と警察の監視網、無用の長物」(朝鮮日報)と批判を浴びている。
 韓国軍は17日にこの事件を発表する際、漁船が入港するまで気づかなかった事実を公表せず、沖合で発見したかのように記者団に説明していた。実際は、散歩中の住民が防波堤に停泊する漁船と4人を発見した。そのうち1人が「北朝鮮から来た。ソウルに住む叔母に連絡するので携帯電話を貸してほしい」と話したため、警察に通報して発覚したことが住民の証言で明らかになった。韓国国防省が「 歪曲 わいきょく して発表した」(文化日報)と指摘されている。 4人のうち2人は、北朝鮮に戻ることを希望したため送還された。