パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

日本の政治家に 中国政権に真正面から人権問題、環境問題で指しで物言えるか???

米議会、中国に脱北難民の強制送還中断を促す【ワシントン1日聯合】米上院・下院に所属する共和党民主党の議員らが1日、北京オリンピック開催を控えている中国に脱北難民の強制送還を即時中断し、彼らを国際法に基づいて難民として待遇すべきだと促した。  共和党のブラウンバック上院議員は同日ワシントンで、平壌芸術団出身者を含む脱北者10人余りと、スーダンチベットの人権運動家らが出席する中、中国の 人権乱用と関連した記者会見を開き、「中国は脱北難民らを組織的に送還するなど国際法に違反している」と明らかにした。また脱北難民問題は中国の人権乱用 を示す別の事例だとした上で、中国は難民らが送還されれば即時投獄されたり処刑されることを知っていながら、脱北難民を逮捕し送還する場合の褒賞金を徐々 に増やして支払っていると告発した。特に脱北女性と子どもたちは、妾や奴隷労働者として売られていくなど、人身売買の対象に転落していると話している。  ブラウンバック議員はしかし、中国は脱北難民らに避難処を提供しようという国連難民高等弁務官(UNHUR)とNGO(非政府組織)に接近することを拒否 し、金正日キム・ジョンイル)政権の持続的な支配が成り立つよう支援していると指摘した。さらに中国がオリンピック開催に先立ち、中国関連状況情報を監 視し制限するため、米国企業が所有するホテルにインターネット遮断装置を設置するよう要求したという情報を入手したとし、中国はすぐにこうした要求を撤回 すべきだと述べた。 
イメージ 1

脱北女性ワシントンで記者会見、会見場に衝撃と涙

  【大紀元日本5月4日】米国ワシントンDCで、北朝鮮から脱出した女性の証言を聞く記者会見がこのほど開かれた。席上、脱北女性の方美善さんは、自ら黒い スカートをたくし上げて、北朝鮮の残酷刑によって受けたという大腿部の傷跡を見せた。その瞬間、記者会見場には嘆声と涙があふれた。 『朝鮮日報』によると、これは4月29日、「北朝鮮の自由週間」と称する活動の一つとして、米国ワシントンDCのメディアセンターで開かれた脱北女性の記者会見。 脱北女性の方美善さん(55歳、名前は音訳)は、自らが北朝鮮の収容所で受けた苦難に言及したとき、椅子から立ち上がり、自分のスカートをたくし上げた。 彼女の大腿部には、収容所の拷問と暴行で受けたという生々しい傷が、深く、大きな窪みとなって残っていた。この傷のため、今も歩行が不自然になっているという。 「この残酷さを、どう皆さんに伝えたらいいのでしょう。あの国では、牛糞のなかにトウモロコシの粒を見つけたら、人々はその幸運を喜ぶのです。こうして脱北しなかったら、私は死んでいたでしょう。あんな残酷な現実のなかで生きていくなんて、とても……」 方美善さんの証言を聞き、またその見るに耐えない傷跡を目にした会場内の女性たちは、手で口元を覆い、目に涙をいっぱいに溜めていた。 報道によると、方美善さんはもと北朝鮮・茂山の鉱山宣伝隊の演員であったが、2002年に夫が餓死したあと、なんとかして娘を養うために脱北を図った。 「中国ならなんとか食べられると聞いていたので、北朝鮮よりはましだと思ったんです。ところが、中国で私を待っていたのは人身売買組織でした。私はまず 身体障害者の中国人のところへ売られ、結婚を強要されました。その後、また別の14歳年下の中国人の妻になるよう迫られたのです」 方美善さんの苦難はこれに止まらなかった。その身分が中国の公安に知れて、北朝鮮に強制送還されてしまったのである。そこで彼女を待っていたのは、強制収容所での拷問・虐待という地獄のような生活であった。大腿部の傷も、その時に受けたものであるという。 方美善さんは「国際社会は、北朝鮮の女性が中国で家畜のように売り買いされるのを、そして人間がこのような監獄で非人道的な扱いを受けるのを、止めさせてください」と強く訴えた。 朝鮮人権委員会はこの日、中国にいる脱北女性のうち77人に聴取した実態を挙げて、「国際社会は、数千人の脱北女性が中国で遭遇している現実に対し、あ まりにも長く沈黙している。彼女たちは世界で最も被害を受けやすい難民なのである。時すでに遅いが、今からでも彼女たちに救援の手を差し伸べるべきだ」と 述べた。 (翻訳編集・牧)(09/05/04 12:34)