ダライ・ラマは、「私たちの星は生命にとってかけがえのない場所です。地球の命は私たちの命でもあり、その未来は私たちの未来でもあるのです。地球は間違いなく私たちの母であり、そして私たちはその子どもであり、地球に依存しています。(略)母なる地球は普遍的責任という課題を私たちに課しています」と表明した。
ダライ・ラマは、世界の飲料水不足について、また、約20億人が主要な医療サービスを受けられないという問題について指摘をした。
同様に、同指導者は、地球温暖化とオゾン層の破壊の問題にも注意を向けた。この問題に関して、ダライ・ラマは、米国のジョー・バイデン大統領のイニシアチブを歓迎した。バイデン大統領は、4月22日から23日に気候問題でのバーチャルサミットを開催し、この会議には日本とロシアを含めた40ヶ国超が出席することになる。
声明の発表は、4月22日に制定されている「国際母なる地球デー」にあわせて公表が行なわれた。
関連ニュース