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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)9月3日(土曜日)
通巻第7450号
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米国ビッグテック、生産基地を中国からエクソダス
エヌビデオ,ADMはAI半導体の対中輸出をストップ
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どっぷりと中国に浸かっていたアップルのiフォン工場、グーグル
本格移動となると、関連企業、下請けなどもインドとベトナムへ連
マイクロソフトはゲーム機器、ソフト開発のラボ等をベトナムへ移
台湾のTSMCも、最新鋭半導体は米国アリゾナ州に新規工場を開
米国企業は中国のコロナ蔓延によるサプライチェーンの機能不全を
バイデン政権は次世代半導体技術開発を支援するために7兆円の予
中国商務省は「国際的な化学、技術の発展を阻害し、世界貿易の国
くわえてバイデン政権はエヌビデオとADMの対中AI半導体輸出
米中技術戦争は具体的に様相を見せ始めた。
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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薄煕来、孫政才、令計画らの失脚。温家宝首相一族の腐敗
現場で目撃してきた中国人オルガルヒの贅沢三昧ぶりを衝撃的に活
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デズモンド・シャム、神月謙一訳
『私が陥った中国バブルの罠 レッド・ルーレット』(草思社)
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ミステリーに満ちた中国の奥の院。おどろおどろしく、まがまがし
「中国においては、政治が富を生み出す鍵であり、富が政治を動か
西側では起業家精神と創造力が金融機関の決断と融合して新産業を
中国近代史では宋財閥のごとき新興財閥の浮沈があって、歴代王朝
習近平なんぞより遙かにカリスマ性に富んでいた薄煕来が消え、公
これらを調べていた公安系幹部も次々と失脚した。
ニューヨークタイムズがすっぱ抜いた温家宝元首相一族の腐敗ぶり
江沢民の息子も、胡錦濤の息子も、李鵬の子供達も左遷されたりし
この世には松本清張ファンが多い。かのフィクションとしてのミス
本書は、実際に起きた事件、醜聞など、その当事者と直につきあっ
なお著者のデズモンド・シャムは戸籍とは無関係に香港でかってに
それはともかく本書の語り部であるシャムは、上海の貧困家庭に育
デズモンド・シャムは苦労を重ねて米国へ留学し、金融専門知識を
上昇気流にのって保有した株式は数倍に化け、さらに実業家と政治
シャム夫人のホイットニーが錬金術の牽引車だった。彼女は手練手
米国のファンドはひたすら関係の深い人物とのコネを構築すること
著者シャムの妻だったホイットニーの出発は大学総長の秘書として
温家宝首相の家族に深く食い入った。ホイットニーが気安く「張お
温家宝首相のあずかり知らないところで、とてつもない利権が肥大
シャムに言わしめると、温家宝は「大きな関心を寄せ、心の底から
シャムとホイットニー夫婦は結局、平安保険の株投機で、資産を2
ホイットニー夫人は錬金術に磨きをかけ、つぎに利権のコネ拡大の
シャムは清華大学に「清華凱風加速伝承中心」とか高官家族や新興
ついで関係を深めたのが王岐山だった。消防隊長という渾名で北京
「王岐山は、中国の国有企業はやがて売却されると予測し、そのと
つぎに人脈を拡げようとしたのは、誰あろう、習近平だった。驚き
習は幸運に恵まれた。次期有力といわれた上海書記の陳良宇が失脚
習はガードが固くホイッタニーを受け入れなかった。
2012年6月にブルームバーグは習近平一家の持つ資産について
落日がせまった。2015年にシャムとホイッタニーは離婚した。
2017年、ホイットニーは忽然と消えて、杳として行方が知れな
本書の副題にあるように「わたしが陥った中国バブルの罠」、「中
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)9月3日(日曜日)
号外
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お待たせしました。あさって発売です
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宮崎正弘『ウクライナ危機後に、中国とロシアは破局を迎える』(
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9月5日発売決定、下記で予約できます!
https://www.amazon.co.jp/dp/42
●ロシアがへとへとになると、習近平はプーチンに「ウラジオスト
●プーチンが依然80%の」ロシア国民の支持があるのはなぜか?
ソルジェニツィンが米国亡命から帰国後、ゴルバチョフにもエリツ
●バイデン政権でウクライナ問題担当のブリンケン、サリバン、ヌ
●プーチンを囲んだオルガルヒの90%が海外へ逃げたが、彼らも
●しかし中国経済は完全におかしくなった。大恐慌は中国経済を破
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今回のフロントライン・ヘルスでは、新型コロナワクチン(mRNAワクチン)を接種した患者の血液について見ていく。
物理学者、化学者、薬理学者、微生物学者、医師など、複数の異なる専門分野にまたがる60人の科学者からなるある研究チームがこれらの血液サンプルを採取・分析したところ、血中に奇妙な異物が発見された。彼らは以前、ビオンテック/ファイザー社製ワクチン「コミルナティ」で同じ構造体を観察しているが、今回、患者の体内でそれを確認した。
分析は異なる機関、異なる国々で実施された。まず、研究チームはワクチンを顕微鏡で観察し、それから、ワクチン接種者と未接種者48人分の血液サンプルを、様々な顕微鏡写真を使って比較した。
研究チームのレポートはこちら
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