パルデンの会

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クレーンに遠隔操作が可能なスパイ機器が装填されていたら?

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)3月7日(火曜日)弐
      通巻第7662号  
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 スパイ気球、今度は「スパイ・クレーン」か?
中国ZPMCの港湾クレーンが米国の港で「活躍」している
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 中国国有企業のZPMC(上海振華重工)は世界最大の大型クレーン・メーカーである。そのうえ安いから欧米諸国も輸入する。コンテナを陸揚げし、カーゴをつり上げてレール上を移動し、所定の位置へ運ぶ超近代的メカ。この港湾クレーンの出現で、重労働だった荷役作業は劇的に変わった。

 またZPMC社のクレーンは英国海軍の空母「クィーンエリザベス」の組み立て段階でもドックで使われた『実績』がある。

このクレーンに遠隔操作が可能なスパイ機器が装填されていたら?
 ZPMCは「新型のファーウェイだ」と米国で声があがり、情報関係者は「トロイの木馬」として批判を開始した。ウォールストリートジャーナルなども問題視し始めた。

 米国でも複数の港湾で、ZPMCクレーンが稼働しており、とくにバルティモア港は2021年に四基を据え付けた。
「センサーを内蔵し、遠隔操作が可能だから、とくにバルティモアのように軍事基地が近く兵器や軍事物資、部品などの輸出入をモニターされていたとしたら、まさにスパイ・クレーンだ」と米軍関係者は危惧する。

 ZPMCは1991年設立、主力工場は上海浦東地区・国際空港の西側に拓ける「上海ディズニーランド」の南側の工場地帯に位置している。また中州の造船所に近い場所にも別の工場がある。
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