ロシア・ウクライナ戦争、台湾海峡と南シナ海における緊張、タリバンによるアフガニスタン奪還…。現在の世界情勢は混沌としているように見えるが、中国共産党にとっての中心的なテーマはこれ以上ないほど明確になっている。彼らにとってこれらの不安定要因は、米国の力を削ぎ落とし、自分たちのような権威主義体制に有利な新しい世界秩序を構築する絶好の機会を提供している。
この第一章では、最近の世界紛争における中国共産党の役割と、同政権が数十年にわたって世界中の反米テロリストを支援してきた歴史を検証する。中国共産党の「国家顧問」が言うところの、米国を倒すための「邪悪な戦術」と、米国の目をそらすための「4組の敵」を明らかにする。
ドキュメンタリー作品『中共ウイルスはどこから? 武漢コロナウイルスの根源を探る(2020)』の調査チームが制作した本作『最終戦争』では、米国の打倒を目論む中国共産党の「百年の計」を暴いている。
独占調査と内部告発者へのインタビューを軸に、現代の最も悲惨な諸問題の背後にある中国共産党の陰謀を明らかにする。なぜ彼らは「第三次世界大戦」構想を推進するのか。米国に対しどのような長期戦を仕掛けているのか。本作はそれらすべての問いに対して、答えを提示している。
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