パルデンの会

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「西側のウクライナ戦争報道は政治的プロパガンダだ」「世界を作り変えているウクライナとの戦争に関して、ほとんどのアメリカ人が情報を持っていない」タッカー・カールソンは言った

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)2月8日(木曜日)弐
        通巻第8123号
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 「西側のウクライナ戦争報道は政治的プロパガンダだ」
  「ゼレンスキーは出ていかない居候」と批判したカールソン、プーチンと会見
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 タッカー・カールソンは嘗てゼレンスキーを評して「でていなかい居候」だと言った。
モスクワ入りしたカールソンは、プーチン大統領との独占インタビューをすでに2月6日に終えていたことをクレムリンが公表した。バイデン政権はロシアを利するとして、このインタビューを妨害しようとしていた。「米国の国益に沿わない、ロシアの言い分を聞く必要はない」というわけだ。

 しかしカールソンは「アメリカ人には自分たちが巻き込まれた戦争についてできる限りのことを知る権利がある」とインタビューの意図を述べ、「米国のメディアが伝えているロシア報道は政治宣伝だ」と決めつけていた。

 タッカー・カールソンのモスクワ訪問はロシアの大手メディアが克明に報じ、その一挙手一投足が常に報道された。
 カールソンは「何ヶ月もかけてジャーナリズムの使命について考えてきた、ロシアへの旅費は自分で支払った。世界を作り変えているウクライナとの戦争に関して、ほとんどのアメリカ人が情報を持っていない」。

 ゼレンスキーは毎日のように西側メディアに登場するが、一方でプーチンの言い分を誰も聞こうとしなかったことは不思議である。
 BBCロシア担当、スティーブ・ローゼンバーグは「BBCは過去18カ月間、クレムリンにいくつかの要請を行ってきた。回答は『ノー』だった」とした。
 フィナンシャルタイムズのマックス・セドン(モスクワ支局長)は、「現在まだ二人のアメリカ人ジャーナリストが刑務所に入れられているのに、侵略者ロシアの側について報道するアメリカ人ジャーナリストがあることは不適切である」と批判した。

ロシアに拘束されている二人とは、ウォール・ストリート・ジャーナルのエヴァン・ガーシュコビッチと「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」のアルス・クルマシェワである。

アメリカでは「カールソンはファシストだ」とプラカードを掲げて抗議する人も現れているが、保守陣営は放映を期待している。
     ◎◎み○☆や◎☆ざ○☆き◎☆◎ま○☆さ◎☆ひ◎◎ろ○☆