東京・靖国神社で桜の開花宣言 平年より5日遅く
靖国神社(千代田区九段北3)にある桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花し、3月29日、気象庁による東京の開花宣言が行われた。(市ケ谷経済新聞) 【写真】靖国神社の標本木 東京都管区気象台が指定した桜である同木は毎年、東京の開花宣言を巡る報道の拠点となる。開花宣言は、気象庁の職員による観測で標本木が5~6輪以上開花した状態を確認できた時点で出される。 標本木の周りには報道陣や地域住民などが集まり、開花宣言の発表を見守った。3月29日の開花宣言は平年より5日遅く、観測史上最も早かった昨年より15日遅い開花となった。 寒暖差や雨風などの影響を受けるものの、ソメイヨシノは開花宣言から1週間ほどで満開(八分咲き)となる見込み。境内には約500本の桜の木があるほか、近隣の千鳥ヶ淵は「桜の名所」として知られる。29日現在、周辺では「千代田のさくらまつり」も開催されており、本格的な花見シーズンが始まる。
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京都で桜開花、近畿一番乗り 平年より3日遅く
配信 共同通信