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東京都知事 出馬要請は  元々は「小池百合子都知事からの『応援依頼』すなわち 小池百合子知事のいつもの 嘘つき行動、 また都民は騙されるのか???

なぜか「出馬要請」になっていた…元々は「小池百合子都知事からの『応援依頼』だった」と日野市長が明かす【一問一答】

2024年5月30日 20時31分 東京新聞
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長は30日の記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べた。
大坪市長は2021年の市長選では、小池知事が特別顧問を務める地域政党都民ファーストの会」の推薦も受けて当選した人物。一体、何があったのか。(立川支局、デジタル編集部)
(記事の最後に、記者会見の一問一答があります。)
3選出馬が確実視される小池百合子都知事=5月29日、都議会で

3選出馬が確実視される小池百合子都知事=5月29日、都議会で

出馬要請には、東京23区長でつくる特別区長会の会長を務める新宿区の吉住健一区長らが呼びかけ、都内の62首長のうち52人の市区町村長が名を連ねた。吉住区長と調布市の長友貴樹市長、瑞穂町の杉浦裕之町長が、28日に都庁で小池知事と面会して要請した。

三多摩の市長には小池都政への反発も

大坪市長によると、小池知事側からは事前に、都知事選に立候補した場合の応援依頼が都内の首長有志にあった。
依頼を受けた三多摩地区の市長らで相談したところ、小池知事が都内の高校生医療無償化を三多摩地区の頭越しに決定したことなどに対する反発が出たといい、大坪市長は「支援をするのであれば、いろんな条件をつけたいですよね、という話はした」という。それにもかかわらず、いつの間にか「『出馬要請』になってしまった」として、「話が違った」と語った。
日野市の大坪冬彦市長

日野市の大坪冬彦市長

◆「どのみち応援せざるを得ないが…」

出馬要請に加わったこと自体については、自身の選挙で都民ファーストの会を含む与野党相乗り推薦を受けたことから、「選挙は貸し借りなので、どのみち(小池知事を)応援せざるを得ない立場」だと説明。「この形でもしょうがない。とりあえず受け入れる」と述べつつ、「支援の依頼が出馬要請に変わったことに対する違和感はある」と繰り返した。

◆「小池知事本人が来て頭を下げるのが筋」

大坪市長は「市長会のメンバーの中には、(出馬を)要請するのであれば(小池知事)本人が来て頭を下げろという意見もあった。私も気持ち的には同じだ」とも話した。
この日は、出馬要請に加わらなかった10首長の1人、稲城市の高橋勝浩市長も記者会見で「(小池知事)本人が頭を下げることが筋だ。本人が立候補表明していないのに、何で支援表明しなければならないのか」と疑問を呈した。
高橋市長は小池知事を「賛否がある。公人としては一長一短ある」と論評した上で、今回の出馬要請の経緯については「支援表明は出馬要請にすり替えられた。総合的に判断して、名を連ねなくて良かった」と語った。
大坪市長と報道陣の主なやりとりは次の通り。
記者「小池百合子都知事への3選出馬要請に日野市長も加わった」
大坪市長「小池知事側からわれわれ市長に、支援してくれますかと打診があった。われわれ有志で、いろいろな課題に対して(小池知事が)どう応えていけるかということが前提だという話をした。特にわれわれの問題になっているのは三多摩格差。歴代知事で三多摩格差の埋め合わせをやってくれた知事は1人もいないので、この顕著な前進を求めたい(という話になった)」
「それから、(都内の)高校生医療無償化や(都内在住の子どもに月額5000円を支給する)018サポート、給食費の補助・無償化、こういう施策をわれわれ三多摩市長の頭ごしに、何の事前の相談もなく決定し発表する、その手続きにわれわれは怒り狂っている。その点は是正してくれるんですかという問題意識。それを条件に、小池さんとお話をするという話になった」
「出馬(表明)前ということもあり、応援の依頼だったのが、なぜか出馬要請の話になってしまった。私としては心外だと思っている」
「私自身の小池都政に対する評価、プラスマイナス両方ある。ただ、私はもともと3年前の市長選挙で(小池知事が特別顧問の)都民ファーストの会から推薦を受けている。選挙は貸し借り。今回のような(ことの)あるなしにかかわらず、(小池知事から)支援の依頼があれば、私は動かざるを得なかった」

◆「要請自体はおかしな動きではないが…」

記者「小池知事側から要請があった」
大坪市長「直接ではなく、間接的に」
記者「東京都市長会に対して」
大坪市長「市長会としては議論できないから、市長会のメンバーの有志に」
記者「出馬表明してない段階で出馬要請するというのは、話が違った」
大坪市長「支援をするのであれば、いろんな条件つけたいですよねという話はした。それが出馬要請になってしまった。出馬(表明)前なので、そうならざるを得ないかもしれないが、少しそこは、私にとっては話は違った」
記者「首長がたくさん名前を連ねて要請することをどう思うか」
大坪市長「それ自体は別におかしな動きではないと思う。似たようなことは過去にもあるでしょう」

自民党衆院議員だった小池百合子氏が離党して2016年の都知事選に立候補した際は、自民党は元総務相で前岩手県知事の増田寛也氏を擁立。この時は、特別区長会や東京都町村会は増田氏に出馬要請し、東京都市長会は「出馬するなら支援する」考えを増田氏に伝えている。

都知事選で小池百合子氏の当選が確実になり、頭を下げる増田寛也氏=2016年7月31日、都内で

都知事選で小池百合子氏の当選が確実になり、頭を下げる増田寛也氏=2016年7月31日、都内で

大坪市長「首長には政治活動の自由がある。市長の立場として、知事との関係においていろいろな課題があって、それが実現できていない、もっと力を入れてほしということを要望する場合に、選挙ということになれば、『そういうことを聞いてよ』と物を言うことを自体はおかしなことではない」
記者「出馬要請という形になったことには不満がある」
大坪市長「市長会の中のメンバーの中には、要請するのであれば、本人が来て頭下げろという意見もあった。私も気持ち的には同じだ」
「支援の依頼が出馬要請に変わったことに対する違和感はあるが、選挙は貸し借りだから、どのみち、もし(小池知事から)応援を求められれば応援せざるを得ない立場なので、この形でもしょうがないかなと、とりあえず受け入れるということだ」
 
 
 

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