パルデンの会

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スリランカ、オンライン詐欺の 中国人230人を逮捕 ミャンマーとカンボジア、フィリピンの拠点がほぼ壊滅し、このところインドネシアに拠点を移動したと伝えられたが、スリランカにも「進出」していた。

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)10月18日(金曜日)弐
        通巻第8465号   
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長引く西側の制裁で、プーチンは    BRICSに力点を移行した。
  ドルに代わるBRICS通貨、ロシア基軸のネオIMF構築とか
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 10月22日からロシアのカザンで拡大BRICS会議が開催される。加盟九ケ国にオブザーバー参加が十五ヶ国。
プーチンはうって変わってBRICSに力点を移行した。この会議では西側諸国の制裁を受けない国際決済の代替の構築を提案するという。それもBRICS諸国の中央銀行を通じて相互に結びついた商業銀行のネットワークに基づく新たな決済システムの提案だという。

もともとのBRICSメンバーはブラジル、ロシア、インド、中国南アフリカの五ヶ国だった。
この列にエジプト、エチオピア、イラン、UAE(アラブ首長国邦)が加盟し、サウジアラビアの加盟も近いと観測されている。世界の政治と貿易において西側諸国に対する強力なカウンター機構に育成するとしている。

とくにロシアは、世界金融システムを改革し、米ドルの支配を終わらせるために他国が協力することを望んでいる。それが実現するかどうかは別にして政治的野心は揺るがない。

ロシアの準備文書は、国際通貨基金IMF)などの既存の機関が西側諸国の利益に奉仕していると非難し、「進化する世界経済によりよく貢献するために改善」する必要がある。し、IMFに代わる機関を設立すると大言壮語が並んでいる。

また商品取引においても、小麦輸出国であるロシアは、農産物の国際価格がシカゴで取引されている現行システムに代替する価格決定機関、可能ならBRICS穀物取引所の設立を促している。
 稀有壮大な構想力はよし、実現性は殆ど無い
 ☆○◎☆み◎☆◎○や○☆◎○ざ☆○◎☆き☆◎○☆

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スリランカ、オンライン詐欺の

中国人230人を逮捕
中国政府と協同捜査、強制送還へ
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 スリランカ警察は10月15日までに国内数ヶ所の中国人詐欺団のアジトを手入れし、230名を逮捕、強制送還に踏み切った。容疑者は22歳から49歳まで、ほかに数名の外国人も含まれていた。

さきにフィリピン警察が中国人4000人を拘束し、強制送還を始めた。
 中国のオンライン詐欺集団は、ミャンマーカンボジア、フィリピンの拠点がほぼ壊滅し、このところインドネシアに拠点を移動したと伝えられたが、スリランカにも「進出」していた。

 借金のカタ、闇バイト、高給で釣ってあつめたメンバーをこきつかい、オンライン詐欺を繰り返してきた。  被害者は殆どが中国国内。