国会で首相指名選挙中に居眠り。
首脳会談前、あいさつに来た外国首脳に座ったまま握手。
各国首脳が並んだ記念撮影で一人だけ腕組み。
習近平の手を両手で包み込んで握手(へりくだってるみたい)。
おにぎりを口いっぱいに詰め込み、口からおにぎりがハミ出して…。
そんな石破茂首相の言動が報じられる度に、つくづく情けなくなる。
『週刊文春』(11月28日号)「公文書に記載 石破首相の『重大ストレス』」が公開した<取扱注意>の「公文書」に書かれた石破首相の言動はもっとひどい。
10月10日、11日に開かれたASEAN関連首脳会議でのことだ。
<ガラディナーを2品目(5品中)で退出し、宿舎のエレベーターの中で秘書官が『もしよろしければおにぎりを用意していますが。』と述べたところ、首を大きく横に振り、『食べることより寝ること。早く寝たい』>
<総理と通訳しか入れない首脳控室では、総理は積極的に各国首脳に話しかけるのではなく、一人で携帯電話を見ている時間が長かった>
よほどスマホがお好きなようで、『文春』はある会食の場の写真も掲載。
<「二時間半ほどの会食でしたが、石破さんがずっとスマホをいじりながら、人の話を聞く姿勢が気になりました。スマホでニュースでも見ていたのか、『お、速報、速報!』と言う場面も」(同席者)>
繰り返す。つくづく情けない。
『ニューズウィーク日本版』(11・26)の大特集「トランプ2・0」、サム・ポトリッキオ氏(ジョージタウン大教授、同誌コラムニスト)の寄稿は痛烈。
<「泥棒を警官」にするような閣僚人事連発>とした上で、個別に論評。
<ヘグセス(国防長官に起用予定)は単なるテレビ司会者で、行政の知識や経験はなく、ハイレベルの軍を指揮したこともない>
<ガバード(国家情報長官に起用予定)はロシアのスパイと関係があり(中略)彼女に情報機関の調整を委ねるなんて、まるでバラエティー番組だ>
<買春疑惑で司法省の捜査対象となったゲーツを司法省のトップに据えるのは、これまた背筋が凍る>などなど。
同誌のトランプ憎しが歴然。
(月刊『Hanada』編集長)