パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

兵庫県の問題は 県知事の会見を見ておれば自ずから、何が起きていたかが理解できる。 しかしそれをネット上で 切り取り取材してまとめた 多々のSNSからは必ずしも理解できない。

単に県知事側が自分たちを守ろうとして、兵庫県県政の問題点を世に問うた告発を権力で握りつぶした話が、

権力者の周りにいる、支援者が告発者をSNSで誹謗中傷をおこない、県知事側の問題から目を背けさせ、

話を知事への「マスコミの個人攻撃」であるという「マスコミ VS  SNS 」の混乱状態があるかの如く、クリック数で金が稼げる youtuberたちが群がり、本当にひどい個人攻撃を繰り返した。

マスコミが選挙期間中という事情で この「嘘の伝聞SNS」に対して、それを否定することや 「誹謗中傷」が真実を伴わない、嘘や間違いであるという、報道を一切しなかった。また選挙中の知事も一切それを論じることはなかった。

SNSの特徴としてアルゴリズムで一度パソコンに取り込んだ情報をネットは関知し、それに近い情報をどんどん探して、持って来る事を知らない一般の人々が、「嘘の伝聞SNS」を一度読むと、同じような「嘘の伝聞SNS」が、集まって来る事を見て「嘘の伝聞SNS」が炎上している、<みんなが読んでいるからこれは本当の情報>と思ってしまう「テレビに頭の中を白痴にされた」日本人の情報管理の弱さが「嘘の伝聞SNS」を仕掛ける連中に操られたのが今回のトラブルである。 

本丸は「兵庫県県政の問題点を世に問うた告発」であって それは本来公益通報者保護法パワハラ防止法と優勝パレード募金者への補助金にまつわる公金横領でSNSが論じられるべきものであった。

 

 

 

 

《兵庫知事疑惑》「ひどい。こんなにギョッとしたのは」兵庫県関係者の衝撃的な証言が…亡くなったX氏を追い込んだ7人の脅迫者

配信

文春オンライン

 ひどい。こんなにギョッとする見出しは久しぶりだ。 『維新2県議、立花氏に情報 兵庫知事疑惑、中傷の原因に』(毎日新聞【画像】立花氏への情報提供について記者会見する日本維新の会の県議

「信じがたい実態」と書いた社説

 中傷された人たちは自殺した。斎藤元彦兵庫知事の疑惑を内部告発した西播磨県民局長と、疑惑を追及した県議である。中傷される原因にもなった「情報」の受け渡しに、日本維新の会所属の県議2人が関与していたのだ。増山誠氏と岸口実氏である。  「信じがたい実態」と書いたのはこちらの社説だ。 《選挙を自らのよりどころとするはずの議員が、公正な選挙を傷つける行為を重ねてきた人物に対し、議会のルールを破ってデータを提供する。斎藤元彦知事への告発問題に揺れる兵庫県で、信じがたい実態が明らかになった。》(朝日新聞社説) 「公正な選挙を傷つける行為を重ねてきた人物」とは立花孝志氏のことだ。増山氏は告発内容の調査を担う県議会百条委員会の録音データを立花氏に渡していた。百条委副委員長だった岸口氏は知事選期間中に立花氏と会い、委員だった竹内英明県議を「(告発問題の)黒幕」呼ばわりする紙を渡した。立花氏がそれぞれ発信して拡散させたのだ。中傷された竹内氏は県議を辞職し、1月に死亡。自殺とみられる。  では維新県議が立花氏に提供した録音データには何があったのか。読売新聞を見てみよう。 《証人尋問に応じた片山安孝前副知事が、告発者の男性職員(昨年7月に死亡)の私的情報について発言しようとし、奥谷謙一委員長が制して一時中断する場面が含まれていた。》  この百条委(昨年10月)が非公開だったのは11月の知事選に影響が出ないようにしたからだ。選挙後に録画を公開する方針だった。  しかし立花氏は知事選期間中、音声データをSNSで公開。 《SNS上では、「(百条委は)都合の悪い部分を隠している」などの投稿が相次いだ。》  大事なことを付け加えると、公開された告発者の私的情報は真偽不明なものだった。

週刊文春が“公用PC”の中身を報じなかった「3つの理由」

 週刊文春は告発者X氏の“公用PC”の中身を報じなかった「 3つの理由 」として、 (1)申入書の存在 (2)公用PCの中身がX氏による告発の内容とは無関係だから (3)公用PCの中身について真実かどうか見極めるのが困難  と昨年12月に説明している。(1)の申入書だが、X氏は生前、代理人弁護士を通じて百条委の委員長宛にプライバシー権の保護を申し入れていたという。それなのに……。

兵庫県関係者の衝撃的な証言

 X氏が亡くなったあと兵庫県関係者は衝撃的な証言をしている。 「この申入書を出した時点で、X氏は自分のプライバシー情報が流出していることを知って精神的に不安定になっていた。結果的にX氏は動揺の中で自死を選んでしまった」  X氏は「死をもって抗議する」という文言を遺していた。  しかし片山前副知事はそのあとの百条委員会(10月)でX氏のパソコンの中身についてわざわざ口にしたのだ。プライベートや真偽不明の内容に委員長の奥谷県議が制止した。このやりとりを「隠し録り」した録音データが立花氏の手元に渡り、立花氏は拡散させた。斎藤氏の再選に影響を与えたと考えられている。  そして今回、「情報」を提供したのが維新の県議だと明らかになったのである。朝日新聞は「信じがたい実態が明らかになった」(同前)と書いたが、報道をよく読んでいれば昨年7月に週刊文春が伝えていたことを思い出す人も多いはず。次の記事だ。 『兵庫県知事・斎藤元彦(46)パワハラ告発 元局長を自死に追い込んだ「7人の脅迫者」』 (2024/07/17)  そもそもX氏が告発したのは斎藤知事だけではない。片山副知事、県職員の総務部長、産業労働部長、若者・Z世代応援等調整担当理事の4人への言及があった。  怪文書として握りつぶされかけたX氏の告発文書が新聞報道などによって息を吹き返したのは昨年4月以降。すると、総務部長が大きなカバンを持ち歩くようになった。中には文書が入っており、X氏に関する極めてプライベートな内容だった。県職員らに中身を見せて回っていたという。

 そして百条委員会の設置が決まると、 「6月ごろから、今度は維新会派の県議たちの間にも私的文書が流出したようだ。すると、維新の岸口実県議と増山誠県議が、百条委員会の場でX氏のPCに入っていた全てのファイルを公開するよう強く主張し始めた」(自民県議)

人間性を貶め、告発文書の信頼性を下げるのが狙い」

 7月の報道の時点で2人の維新議員の名が登場していた。なぜ岸口、増山両県議はPCの公開にこだわったのか。 「Xさんの秘密を暴露することで、Xさんの人間性を貶め、告発文書の信頼性を下げるのが狙いでしょう」(県職員)  そこまで維新の県議や兵庫県が百条委員会開催を阻もうとするのはなぜか。記事は、2023年11月の阪神オリックス優勝パレードを挙げている。万博を見据えた大阪維新の肝いりイベントだった。告発文書には「必要経費を補うため、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせた」旨の告発があった。担当部局は当初1億円で予算要求したが、副知事の指示で4億円に増額した、と。  さらに脅迫者らが公表を恐れるものがもう1つあったと記事は伝える。パレードを担当した課長の自殺だ。告発文書には、「パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症した」と記されていたが、この課長は告発文書が公になった後の4月20日に亡くなっていたのだ。 「県政の歪みを指弾したX氏の告発の正しさがまた1つ裏付けられたことになる」と昨年7月に文春は報じている。

7人の脅迫者のいない世界へと旅立ったX氏