◇◆□☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)6月7日(土曜日)弐
通巻第8815号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(休刊のお知らせ)小誌は明日(6月8日)休刊です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
米中激突は「レアアース戦争」の様相
さすがのトランプも妥協点を模索へ
******************************
1980年代の『戦略物資』はレアメタル争奪。とくにコバルト、
レアメタルは超硬質を要求する高速切断、最先端軍用品や機械など
筆者が『もうひとつの資源戦争』(講談社)を書いたのは1982
石油の180日備蓄と並んでレアメタル備蓄が途についた。
クリントン政権からIT革命が始まった。ときの日本の政府は「イ
ITによる通信革命が勃興し、インターネット、スマホ、AI通信
産出国は中国。内蒙古省と江西省がレアース埋蔵地であり、とくに
パオトウを取材したのは十五年ほど前だった。
北京からフフホトへ飛び、列車でパオトウまで、車窓の風景は、砂
ホテルは閑散としていたが、おりからレアアースのシンポジウムが
なんの警戒心もなく、「日本から取材に来たのか」と歓迎され、輸
フェイズが変わった。
AI、スマホ、ロボットなどの半導体にレアアースは必需品となっ
中国は七つのレアアースに輸出規制をかけた。具体的には「ライセ
とくにジスプロジウム、テルビウムはEV、戦闘機に遣われる磁石
▲米中首脳電話会談の議題はレアアースだった
トランプ米大統領と習近平国家主席が長時間の電話会談を行ったこ
中国政府は米国をモデルに輸出ライセンスを制度化し、とくにEV
中国がレアースを武器とした嚆矢は2010年に日本への希土類の
2022年、米国は、その技術が中国の軍事力を強化する可能性が
トランプは反撃に出た。中国の原子力発電所に原子力機器のライセ
☆◎□◎み▽◎☆◎や□◎▽◎ざ□◎□▽き◎□◇△