田久保真紀市長

学歴詐称を指摘され、静岡県伊東市議会で不信任決議を可決されていた田久保真紀市長は10日、市議会を解散した。不信任決議を受け、11日までに議会解散か、辞職、失職を選ぶ必要があった。解散から40日以内に市議選が行われる。

市議会は1日の本会議で、田久保氏が学歴問題に関する調査特別委員会(百条委員会)に「卒業証書」とされる書類の提出を拒んだことなどを踏まえ「市長として不適格」とし、不信任決議を可決した。

同日には百条委で虚偽証言をしたなどとして、地方自治法違反罪で伊東署に刑事告発。9日には中島弘道議長と青木敬博副議長は偽の卒業証書を2人に見せたとして、偽造有印私文書行使罪の告発状を同署に提出した。

田久保氏は5月の市長選で初当選。市の広報誌などで東洋大卒と紹介していたが、実際には大学を除籍となっていたことが発覚した。

市議会で辞職勧告決議が可決され、いったんは辞職して出直し市長選に出馬する意向を示したが、その後、公約を実現することなどを理由に続投を表明していた。(青山博美)