「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成21年(2009年)7月26日(日曜日) 通巻第2676号 臨時増刊号 △△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△ 中国、ラビア・カーディル女史の来日を陰湿に妨害 魏京生の来日を追い返した日本政府の失態をまた繰り返すのか? **************************************** 「ウィグルの母」といわれるラビア・カーディル女史は29日に来日予定。 外国人特派員協会で記者会見し、翌日7月30日都内で後援会を開くことが決まっている。 問題は日本の外務省と法務省、ひいては日本政府の「判断」である。 かつて魏京生が講演のため来日したおり、成田空港で理由もなく「入国を拒否」し、魏京生を追い返した日本は自由世界に恥をさらした。 そうまでして、北京の顔色を窺ったのだ。 ウィグル暴動では官製情報で192名の死者と1000余の負傷、拘束されたウィグル人が1700名にのぼるという。 しかしカーディル女史は「虐殺されたウィグルの民は1000名から3000名」と、闇に葬られた被害者の実態に迫る。トルコ、イラン、米国などは調査団の派遣を中国に求めている。日本は何もしていない。 トルコはカーディル女史の講演旅行に正式にヴィザを発給する。 はたしてラビア・カーディル女史の講演会は開催できるか? http://www.turkistanim.org/japan/news.htm (↑ 東トルキスタン独立運動のHP) ◎ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ カーディル女史講演会のご案内 ************** とき 7月30日 午后六時半(六時開場) ところ アルカディア市ヶ谷(私学会館) http://www.arcadia-jp.org/access.htm 資料代 500円 予約: rebiya0730@seisaku-center.net 古森義久氏の関連サイト → http://komoriy.iza.ne.jp/blog/ ◆http://www.melma.com/backnumber_45206/