パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

金賢姫証言から、東南アジアからも何人かの拉致被害者が推測される


追加情報
以下は、昨日、10月3日の救う会全国幹事会(家族会・救う会合同会議)で
報告、協議されたものの概要です。

金賢姫証言から、東南アジアからも何人かの拉致被害者が推測される

7月の金賢姫氏との面会報告の中で、西岡力会長より、以下の新しい報告がな
された。

バンコクにあるチュラロンコン大学で9月24日に行われた北朝鮮人権セミナー
で、外国人拉致問題について報告した。その際、タイの偽パスポートを使い、韓
国とタイを頻繁に往復していた北朝鮮工作員が韓国でつかまっていることが分かっ
た。

工作員チョン・ギョンハクは、タイの男性に偽装して偽旅券を使いタイから韓
国への入国を繰り返していたが、2006年7月31日韓国で逮捕された。逮捕時は偽
フィリピン旅券を使っていた。その理由は、在タイ北朝鮮大使館から外交官が亡
命したため、タイ人偽装がばれるかもしれないと恐れたからとのこと。

西岡が、金賢姫氏に、同氏の中国人化の教師にさせられた中国(マカオ)人拉
致被害者ホン・レンインさんの写真をみせたところ、間違いなくそうだと答えた。
金正日は1976年に工作員の現地化を指令し、工作員の現地化教育のために多数の
外国人を拉致したが、新しい工作員に選ばれたのが金賢姫氏と金淑姫だった。面
会した時、金賢姫氏は、「私が1期生です」と明言した。その際、1期生が8人お
り、我々は残り6人も日本人化教育を受けたと思っていたが、金賢姫氏は、「他
の6人(男)は東南アジア化教育を受けた」と述べた。

工作員チョン・ギョンハクは、金賢姫氏より4歳年上ということなので、ある
いは金賢姫氏と同期生だった可能性がある。現在判明している日韓以外の外国人
拉致はすべて1978年に行われており、この時期に東南アジアから他にも何人かの
拉致被害者がいることが想定される。この件についてさらに韓国で取材をしたい
と思っている。