パルデンの会

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また 東電が 放射能を撒き散らすぞ!!

また 東電が 放射能を撒き散らすぞ!!

1号機格納容器、窒素ガス注入作業を開始

日本テレビ系(NNN) 4月7日(木)4時52分配信
 「東京電力」は、福島第一原子力発電所の格納容器の中に水素がたまって爆発する危険を避けるため、6日夜から1号機の格納容器に窒素ガスを注入する作業を始めた。

 1号機の格納容器には、燃料棒が損傷したり、原子炉に注入した水が放射線で分解されたりして水素がたまっている可能性がある。この水素と酸素が反応して爆発を起こす危険をあらかじめ避けるため、東京電力は6日午後10時30分から1号機の格納容器に窒素ガスを注入する作業を始めた。

 7日午前1時半過ぎから実際に窒素ガスが入り始め、経産省原子力安全・保安院によると、注入後から格納容器内の圧力が上がってきているという。作業が順調に進めば、約6000立方メートルを約6日間かけて入れる予定で、今後、2号機と3号機への注入も検討している。

 東京電力は、窒素ガスを入れる際に放射性物質を含んだ水蒸気やそのほかの気体が漏れるおそれがあることから、今後、放射線量の測定をしっかり行いたいと説明している。

 一方、2号機の海側にあるピット付近のひび割れから流れ出ていた高い濃度の放射性物質を含む汚染水は、特殊な薬剤を注入したことで6日、流出が止まった。東京電力は、汚染水が再び流れ出ることを予防するため、ひび割れ部分をさらに合成ゴム製の板で塞いだという。周辺の海域への汚染の広がりについては、東京電力福島第一原発の沖合15キロの場所で5日に採取した海水を分析した結果、国の基準の5倍の放射性ヨウ素が検出されたという。



勝谷氏の有料ブログより

 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104060570.html
 <
福島第一原発福島第一原発1号機の原子炉格納容器内で水素爆発が起こるのを防ぐため、東京電力は6日、窒素ガスの注入作業を始めたと発表した。>
また、次から次へと(苦笑)。
<2、3号機も含めて、東電は予防策として以前から検討していた。>
これが信用できないのである。だったらもっと早くやればよかったではないか。おそらく「入れたものは出さねばならない」からできなかったんでしょう。いつまでも注入して格納容器の圧力を高めるわけにはいかない。爆発してしまう。どこかで弁をあけて逃がさなくてはいけないが、すると放射性物質が空気中に散布される。
当初はわずかな物質が漏れただけで大騒ぎしていたが、いまや世界中の顰蹙を買いながら汚染水を「自分で流す」状態になってしまった。だったら、また弁あけて空気中に出してもいいやで、窒素注入になったんじゃないかなあ。さきほどのたとえで言えば「借金慣れ」だ(苦笑)。

多重債務者はそのことを伴侶や会社に知られることを恐れる。と同時に自らの現実からも目をそむけようとする。これを正すには弁護士なりに相談してきちんと「整理」するしかない。まあ、悪徳も多いけど(笑)。
今回の原発の事故でそれをやるべきは大マスコミなのである。ところが依頼がなければ弁護士が動けないように、大マスコミは1次情報に全く接していない。いや、接しようとしない。いいですか。これほど歴史的でかつ国際的な惨事が起きているというのに、私たちは「現場の情報を東電と政府からしかもらっていない」んですよ。こんな馬鹿な話はないでしょう。
ここへきてようやく東電の「中」からの話が出始めた。今朝のニュースでも協力会社の社員が話してくれていたが、それは東電本社から出てくるものとはまったく違う、戦慄すべき内容だった。「タービン建屋の中は池みたい」なのだそうだ。なんと「津波で流されてきた車が突っ込んでいる」んだと。要するに「ちょっとどこかが壊れた」のではなく「壊滅」と言った方がいいらしい。
そんな中で作業員は「合羽を何重にもきてマスク、ゴム手袋で、隙間をテープで密閉して作業している」らしい。おそろしく原始的な風景のようなのだ。
しかしそんな格好をすれば、とにもかくにも数時間は働けるという。

 さて、これで私が全国民にとってまことに有効な提案ができる条件が揃ってきた。大マスコミの諸君、出番ですよ。
東京電力日本国政府は「プレスツアー」をやりなさい。大マスコミに対してバスを出し、きちんと装備を提供して「現場」に入れるんですよ。毎日のように現場に入る作業員が、それなりの装備をすれば数時間いられるのならば、大マスコミの記者やカメラマンが1時間や2時間入ることくらい、国民の知る権利の大切さを考えればどうということないでしょう。
「プレスツアー」はしばしば戦場において行われる手段である。私も湾岸戦争の時などに利用した。敵味方お互いに宣伝も戦争のうちなので、なんとか「自分が勝っている」ことを世界に知らせたい。だから危険な前線に記者たちをバスに乗せ、護衛をつけて行かせるのである。
いま東電や政府は「危険である」というとを情報統制の手段として使っている。尖閣諸島のビデオの時によくわかったように、情報を統制することが権力だと信じる極左キチガイが官邸にいるためもあるだろう。
しかしいまや電気の統制までして国民に負担を強いているのである。その国民に「何が起きているのか」を知らせるのは日本国政府の責任ではないか。
大マスコミは女性や若い記者は避けて、比較的放射線の影響が少ないと言われているジジイどもが行けばいい。論説委員、解説委員、あなたがたですよ。いよいよ日本国に最後の御奉公だ。これまでもらってきた高給は、この有事のためにある(笑)。
いま、国民が知ることができる映像は東電が流しているものをのぞけばNHKが30キロ圏外から(!)撮ったものだけだ。踏み込んだ映像は、さまざまな専門家の分析対象にもなるだろう。
ついでに言えば自衛隊も「プレスツアー」もっとやって下さい。将兵に記者を「従軍」させて下さい。米軍などはうまいもので、初期の段階で空母に日本のプレスをきちんと乗せていた。防人たちの活躍ぶりをもっと国民に知らしめることは、国防のためにもなるに違いない。