パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

販生活の「原発住民投票特集号」CM テレビ朝日が流さず

すべてが何かに支配されている
それは 単なる不作為だけであるのかも!
そうすると一人一人の意識があまりにも
低いのかも

先週来日の ブータン国王の 行動に感じる
事が日本の将来を救うことかも!


勝谷誠彦氏の有料ブログより、


これもまたそうした「恐ろしい話」の一環なのだろう。今朝の朝日新聞のオピニオン欄に掲載されている天野祐吉さんのコラム『CM天気図』だ。タイトルは「異見広告」である。asahi.comにないので書き写す。
 <こういうテレビCM見た?
 黒い画面に白い文字の文章があらわれ、それを読む大滝秀治さんの声が流れる。
 「原発、いつやめるのか、それともいつ、再開するのか。それを決めるのは、電力会社でも役所でも政治家でもなくて、私たち国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は、『原発国民投票』」
 見た人はいない。だってテレビに流れていないんだから。カタログハウスがそういうCMを作ったんだけど、テレビ局に放送を断られたんだって。>
 「意見広告だから」ということらしい。天野祐吉さんはご自身のブログでもそのことに触れている。そこでは、映像そのものも見ることが出来る。
 <これって意見広告?>
 http://amano.blog.so-net.ne.jp/2011-11-21
 <もうご存知の方が多いと思うけど、このCMの放送がテレビ局で断られたんですって。 ま、テレビは政治的な意見広告を扱わないことになっているので、これを政治的な意見広告と判断したんでしょうが、さて、どうなのか。>
 記事にもなりはじめた。
 <通販生活の「原発住民投票特集号」CM テレビ朝日が流さず>
 http://www.j-cast.com/2011/11/22113986.html
 <カタログハウスが定期的にCMを流している唯一の番組がテレビ朝日系の「報道ステーション」だ。だが、カタログハウスの広報担当者によると、最新号のCMについては放送できないという連絡が広告代理店を通じてあったという。>
 ほうほう。テレビ朝日ねえ。内ゲバだな(笑)。カタログハウスはもともと環境問題などへの関心が強い。天野さんもそうだ。どちらかといえばソフトな「左巻き」である。だから『報道ステーション』に「だけ」CMを流していたのだろう。
 しかしそれを断られた。一方で朝日新聞は天野さんの告発コラムを掲載した。もっともその原稿の中に「テレビ朝日」の文字はない。このあたりビミョー(笑)。
 そもそもテレビで意見広告を出せないと言うのなら、一時期垂れ流されていた「ポホポ、ポポポ」は何なんだ。「エーシー」ですよ。あれが意見広告でなくて何なんだよ。企業広告だって最近は大手企業ほど「意見広告」である。「私たちは地球に優しい」「私たちは未来をこう考える」そんなのばっかりではないか。カタログハウスだって結局は商売に結びつけたい「意見」だ。トヨタやドコモとどこが違うというのか。
 これはぜひとも『報道ステーション』で眉間に皺をよせてしたり顔で内容空疎なコメントを垂れ流している人々に説明していただきたい。なぜ、テレビ朝日の、それも報道ステーションカタログハウスの広告を拒否したのか。これは日本国の大マスコミの本質にかかわることである。こういう関係を電力会社と大マスコミが続けてきたことが、無批判な原発行政を許容し、ひいては今回の大事故につながったという反省は、ホントにあの人たちにはないのだろうか。
 対馬が韓国人に乗っ取られるよ、と言ったために大使館から抗議をされて私を降ろすテレビ朝日に別に期待するものは何もない。しかしこういう構図は私たちは覚えていた方がいい。
 ここでも何度か書いてきたが「東電はヘタを打ったが、他の電力会社はまだまだそれぞれの地域で大マスコミを自由に操っている」のである。そしてその東電をも、さんざんおいしい汁を吸ってきた利権談合共産主義者どもはなんとか生き延びさせようとしているのである。復活すればまたまたタカれると思ってね。
 最後にもう一度。今日という休日、時間があればオウム真理教事件福島原発でなされたことを比較して反芻してみて下さい。そして小さな出来事だが、カタログハウスCMが断られたことも。私たちはあるいはとんでもなく恐ろしい場所に座っているのかも知れない。国家として攻めて出る時だからではなく、鬼畜外道どもの利権を守るためだけに。

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発行:株式会社 世論社




Youtube より
事実関係を疑うコメントがいくつかあったような気がしますが、以­下のフレーズで検索してみてください(URL貼れないので)。
「テレビ放映できなかった『通販生活』のCM原発国民投票」を­特集(動画あり)」
通販生活の「原発住民投票特集号」CM テレビ朝日が流さず」
>カタログ誌『通販生活』が、2011年秋冬号の巻頭特集で「日も早く原発国民投票を」と原発の是非を問う国民投票の実施を訴­えている。同誌はテレビ朝日の番組「報道ステーション」の時間帯­にテレビCMを放映しているが、「原発国民投票」特集をメインに­したCMはオンエアされず、代わりのCMが流されている。
> カタログハウスが定期的にCMを流している唯一の番組がテレビ朝­日系の「報道ステーション」だ。だが、カタログハウスの広報担当­者によると、最新号のCMについては放送できないという連絡が広­告代理店を通じてあったという。