パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

『 事故を止める事 』 と  『 お金!儲け!』を  同時に考えた経営者は処刑に値する


裁かれる者を知っていますか?
とにかく 
『 事故を止める事 』
 と 
『 お金!儲け!』を 
同時に考えた経営者は処刑に値する 



投稿者 梵天 日時 2011 年 4 月 18 日 23:45:52: 5Wg35UoGiwUNk

 なぜか東電叩きでは、会長と社長だけが叩かれており、原子力村のドンとされている武藤副社長の事故当日の行動がどこかに飛んでしまっています。
 「放射能が来る」という今となっては真実そのままのタイトルで叩かれたAERAの記事がその点について詳細を書いた記事を見つけましたので、転載します。
 記事からは武藤副社長が原発についての専門知識と権限を持ち合わせているにも係わらず、廃炉を惜しみ、海水注水を渋ったことが状況証拠から示唆されています。
 なお、雑誌を見ながら手打入力しており、少々の誤字、脱字はご容赦を・


[海水注入に激しく抵抗]
 武藤が管と面談する約1時間前から、1号機では消防車を使って濾過水タンクから消火系ラインを用いた注水 が始まっていた。しかし原子炉の水位は下がっていき、午前7時半には水面から燃料棒が最大10センチ露出した。午前3時前までに濾過水タンクから8万リッ トルを注水したが、8万リットルを注水したが、足りない。
 午後3時36分、ついに1号機で爆発が起きた。
 もっと早い段階で海水を注入して冷ますという手はあったはずだか、東電は及び腰だった。
 現地の最高司令官だった武藤は海水注入をいつ決断したか記者会見で再三再四問われても「手元に資料がございませんので」「時系列を確認しないと」と言を左右にして決して明らかにしない。東電が1号機で海水を注入するのは、12日午前820分だった。
 その2時間以上も前に管首相が海水注入を指示していた、と週間朝日は書いている。
 東電は30日の会見で、勝俣会長が初めて「廃炉」について言及したが、当初は管が11日のうちに海水注入を支持したのに、東電が「炉が使えなくなる」と激しく抵抗した、と産経新聞は報じている。
 経済産業省の幹部の1人はこの報道と同様の見方を示し、「東電が海水注入に躊躇した」と指摘する。ある自治体首脳は「東電は自分では決断できないのです」と言って、こんな話をしてくれた。
彼が16日ごろ東電の企画部門の元幹部に、廃炉を前提に海水注入すべきだったと言ったところ、「株主代表訴訟を起こされるリスクがあるので、民間企業としては決断できない。政府の命令という形にしてくれないと動けない」と言ったというのである。
 12日に管や海江田万里経産相が東電に海水注入を命じ、まるでお墨付きを得たかのように東電が海水を注入し始めたのは、こうした傍証と符合する。
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転載者注//
 株主代表訴訟云々のが経営サイドから出てきたときは眉に唾つけて聞くこと。
 この文章からは武藤は法人の代表取締役(副社長であるが)であり、しかも原発についての専門知識を持っており、最悪の場合には原子炉の暴走で、廃炉費用な ど比較にならない程に多額の賠償責任を法人が負う可能性があったにも係わらず、それを躊躇したことが読み取れるが、これも「株主代表訴訟」の対象となり得 る。
 より多額の損失を負う可能性が少なからずあったのであるから、どちらに転んでも訴訟の対象となる。
 またそれ以前に「善良たる管理者としての注意義務」(善管注意義務違反)を犯していたことは明確。
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[経済的損失を懸念か]
 1号機で海水注入を始めた際に、2、3号機でも同様の措置を講じていれば、相次ぐ爆発を防げたと考えられるが、武藤はそう決断しなかった。彼が海水注入をいやがったのは、おそらく原発廃炉による経済損失を忌避したからだろう。
 彼は記者会見でこう本音を漏らしたことがある。
 「海水を注入すると腐食などさまざまな問題を引き起こします」海水を入れると、腐食の恐れやたまった塩分で再稼動は困難になる。 原発1基あたり新設に3千億円、廃炉1千億円超の合計4千億円超もかかる。迷惑施設の原発の新設を受け入れてくれそうな自治体を見つけるのも、不可能に 近い。
勝俣は記者会見で「東電による人災」という見方「私自身はまずさというのを感じられませんでした」と否定し、こう言った。
(意思決定の)遅さは私自身は感じていません」

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暴走する
民主党野田政権! 
を打倒せよ!