パルデンの会

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ヘイトスピーチのデモは取り締まることができない



中国系住民排除の動き…地元過激派が積極化、今後の動向を注視―ニュージーランド

20130429 新華経済株式会社


 ニュージーランドメディアによると、オークランド市議会でアジア系住民の問題を担当するBevan Chuang氏はこのほど、極右の人種差別主義者が同 市のティティランギ、マヌレワ、オネハンガで中国人を差別する内容のビラをまくことを計画していることを明らかにした。天維網が伝えた。

 Chuang氏によれば同氏のフェイスブックのページはこのところ、ネオナチや極右勢力から言葉による攻撃を受け続けている。「中国系住民がニュージーランドに大規模汚染をもたらし、過度に繁殖している」「中国に帰れ」といった内容だ
同氏はフェイスブックにこれを訴えたが、「発言内容はフェイスブックのコミュニティーのルールに違反するものではない」との回答だった。同氏はこうした攻撃が個人を対象としたものではなく、より多くの中国系住民が攻撃を受ける可能性があると懸念している。

 27日にオークランド市議会で人種差別に関する討論会が行われる予定で、市長と新たにアジア系住民問題担当となるSusan Devoy氏が発言する。

 人権委員会は昨年のレポートで、人種差別が「長期的な注目が必要な問題」だとし、ニュージーランドでは、マオリ人や太平洋の島民、そのほかの人種の移民が不公平な扱いを受ける可能性があると指摘していた。

(翻訳 金慧/編集翻訳 恩田有紀)

 
より転載

ヘイトスピーチのデモは取り締まることができない~背後にある政党の影

 こうしたヘイトスピーチについて、意見は様々ある。様々あるものの、基本的にはデモの許可は降りるし、ヘイトスピーチそのものを取り締まることができな いのが今の日本の現状である。だからこれからも申請が新大久保でデモは起こりうるかと聞かれれば、それはあるだろうなと答えざるを得ない。

  日本は言論の自由があり、それを取り締まることは様々な視点から見ても難しい。それではこれを議員立法で取り締まる法律が可能かと言えばそれも実は難し い。そうなると、こうしたレイシストのやりたい放題ではないかと聞かれれば、確かにその通りであり、法律の限界を感じることも多い。

 街中でヘイトスピーチをすべきではないということは、道徳の世界であり、道徳の時間に人権を守るとか相手の国の悪口を大声で言ってはいけませんよと教えられるものだが、法律的に規制がないというのは衝撃であった。
 それでは新大久保はこうしたデモに席巻され、ヘイトスピーチに対してなすすべがないのかといえばそうとも言えない。法律では縛られないが、警察は内々で指導した形跡が見え隠れしたのが3月17日のデモであった。

 この日の新大久保のデモを主催したのは、在特会であったが、桜井誠会長は、ヘイトスピーチを封印するよう指導しただけではなく、「今回のデモのテーマは笑いです」と語った。
 実はこの日の新大久保は異様であった。いつもは、「朝鮮人殺せ」「犯せ」と叫ぶところだが、そのようなヘイトスピーチができなかった。さらに、桜井誠会長は普段は威勢良く全面に出て、マイクを握る姿は普段見られるのだが、この日は車の中に閉じこもった。

  さらにより象徴的であったのが3月31日の新大久保のデモであった。実は新大久保のデモは主催者がいろいろ変わっており、この日は、新日友会が主催し、在 特会が共催するという形になった。新日友会の中井ケイノスケ代表は、Twitterで、「毎回、殺せは逆効果で国民の支持は得られないでしょう」と率直に 語っている。

 この背景には、レイシストしばき隊やプラカード隊などレイシストを新大久保デモから追放するという運動がある。31日にレ イシストたちが大通りに出た瞬間、「在特帰れ」「レイシスト帰れ」と囲み包囲した。さすがに普段は威勢が良かったレイシストたちも身の危険も感じたのでは ないか。

 最後に公園に集合した際もレイシストを取り囲み、在特会は主催ではなかったのだが、「在特帰れ」のコールがやまなかった。
  そして長く保守運動をし、在特会とも近い関係のある瀬戸弘幸氏という保守系の人物がいる。この人物はなかなか興味深く、レイシストしばき隊の隊長の野間易 通氏と対談し、その中で、「ただ嫌がらせと思われるような商店街へのお散歩や過激な言葉を慎むことは、今後彼らに言われるまでもなく、こちら側も大衆運動 としてのデモ行進であれば考え直すべきでしょう。それは前々からブログでも指摘して来たところです。」ということを認めている。

 4月 21日には、日侵会主催でさらに新大久保でデモを開催することを予定している。法律的には、こうしたことについて問題がないため、降りてしまう。しかし、 日曜日の度に、新大久保商店街は迷惑を被るし、警備の数も半端ではない。3月31日のデモは、デモ参加者150人、カウンターデモ参加者300人、警察の 数は数え切れない。21日にはまた大規模のデモが起きるのであろうか。それがそうでもないという話もある。

 ちなみに、日侵会は菊川あけ み女史という女性が主催している。菊川女史によると、「逆差別の撤廃を訴えるデモですので「死ね」「殺せ」などのコールは基本的には不要ですが、逆差別を 固守しようとして、我々デモ隊に妨害を加える逆差別主義者どもに対しては、その限りではありません」と語る。
一方、526日には、外国人犯罪撲 滅協議会主催で「我々は抗議団体です!処刑部隊ではありません!殺せや皆殺しも禁止です!処刑は法務大臣にお任せしましょうね!またデモの悪質な隠し撮 り、印象操作をする悪質なプラカードも前回のデモで発見された事案があり発見次第排除いたします」としている。主催者は、中井ケイノスケ氏と有門大輔氏で ある。

 事実上、「殺せ殺せ」等のヘイトスピーチを封印した形である。今後のデモ活動にヘイトスピーチが行われるか分からないが、公安警察の指導としばき隊の活動によってヘイトを封印できた意味は大きい。

  しかし、こうした排外主義者たちのデモの主催者の関係者を調べてみると、とある政党関係者と一致することが多い。そのとある政党関係者とは、ズバリ言う が、維新政党・新風である。誤解のないように言うが、日本維新の会とは無関係である。在特会にしても他の類似団体にしてもこの「新風」関係者がことのほか 多い。上記にあげた人物や在特会桜井誠会長、八木康洋副会長にしても「新風」人脈と近い。そして維新政党・新風は、参議院選挙に久しぶりに立候補すると いう。

 維新政党・新風は日韓断交を訴えているほぼただ一つの政党である。このことを考えれば、新大久保デモの狙いがどこにあるのか見え てくるのではないか。ネトウヨが街で街宣するという構図を映し出したいというのが行動する保守の狙いではあるが、問題はそれほど単純ではないというのが私 感である。つまり、「嫌韓」や排外主義を利用した党勢拡大の行動というのが一連の流れである。

 今までは、「殺せ」「犯せ」という過激なスローガンを言うことで参加者を増やしてきたというがコトはそれほど単純ではない。だからデモの主催者も参加者も、様々なケースはあるが、出席している人物が共通しているというのはそういうことである。

 しかし、これまでのように「殺せ」「犯せ」では、党勢の拡大ができないということで、自制が必要だということになった。そこで在特会以外の穏健派の行動する保守が主催するようになったというからくりではないだろうか。

  こうして見ると、ネトウヨが街に出て街宣するという単純な構図ではない。デモ参加者も主催者も玄人の集まりである。安田浩一氏は、背後に黒幕がないという 見立てであるが、私はそうは思わない。私はいろいろなことを疑ってかかる性格である。私が安田氏との見立てと異なるのは、今回の一連のデモの影には、「新 風」人脈が見え隠れているのだ。




ヘイトスピーチで テレビも、ラジオも、新聞も言論の自由に対していろいろ 排外主義者の人々を糾弾する。 しかし今まで誰が 在日朝鮮人や中国人の無体な行動を大きな声で言うことが出来たのか?
オウム真理教けではなく、社会を不安に貶める
宗教法人など マスコミで潤沢な資金を使って毒をまき散らしている。
ヘイトスピーチそのものが論理がなく、自由な言論には合ていないと思ってはいるが、言論の自由と言って、 在日や宗教や同和をあえて避けてきた言論人よりは まともだと思われること自体が問題ではないだろうか??
ヘイトスピーチ」を言うマスコミ人は 韓国で行われている、対日本人に対する、謝罪デモや、補償請求デモなどで彼らが行っている すごい韓国語の悪口、雑言の類もすごいものがあるのは知っているだろうか?
日本人は戦後、すべての論理が「謝ること」が先行し、「主張し、相手を論破すること」を禁止した。
その結果が 相手が虚言を尽くし、嘘が嘘を呼んだ
主張に対して 真実が消え、大きな声が勝ちという
おかしげな社会になってしまった。
在特会、シンパ諸君の行動はこうした戦後の間違いを正すことに関しては十分な役割を果たしたはずである。 彼らが敵とする韓国人や中国人には我々日本人と違う、階級制や差別社会が存在する。
その差別社会から逃げて来た 韓国人、中国人
一体どういう行動を起こすのか?
それを学習しない、マスコミ知識人がいる。

30年過ぎても取り戻せない拉致被害者たち
これらの被害者であり、 人権を声高に叫ぶ、マスコミや評論家や知識人や政治家が 実は外国人擁護を叫びながら、実際は 同胞の取戻しを 阻害している
いることを知ってほしいのが、一人一人のデモ参加者の思いではないのであろうか!

家族会も排外者たちには眉をひそめているが、その純真な思い 行動できない『その他日本人』としては 尊重するべきではないだろうか????

彼らを簡単に切り捨てるのは
間違いである。