パルデンの会

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「ゼネスト」都心集結 朴槿恵政権の没落が始まった


自滅を始めた 朝鮮半島 
も も すべてが『水の泡』になりつつある。


怒った労働者民衆10万、「ゼネスト」都心集結

「12月28日、朴槿恵政権の没落が始まった」

ユン・ジヨン記者 2013.12.28 19:23

12月28日、民主労総がゼネストに突入し、全国の労働者、貧民、市民など10万人が朴槿恵(パク・クネ)政権退陣を要求してソウル中心部に集結した。鉄道労組のストライキ20日間と長期化しており、22日には民主労総を強制侵奪するなど、政権の労働弾圧が続いているだけに、労働界と市民社会朴槿恵政権との全面戦争に突入したという様相だ。

民主労総は12月28日、ゼネラル・ストライキに突入した後、午後3時からソウル市庁広場で「民営化阻止! 労働弾圧粉砕! 鉄道ストライキ勝利! 民主労総 第1次ゼネスト決意大会」を開いた。この場には全国で上京した組合員6万5千人と貧民、障害者、政党、市民社会など合計10万人が集まった。

怒った労働者民衆10万人、「ゼネスト」で都心に集結...両労総、政府との全面戦争を宣言

この日の集会には、民主労総の強制侵奪を非難し、すべての労政対話を拒否すると宣言した韓国労総も参加して、労働界と政府の対立が強まる兆しを見せた。民主労総のシン・スンチョル委員長は朴槿恵(パク・クネ)政権に対する第2派、第3派のゼネストを組織すると宣言し、韓国労総の文鎮国(ムン・ジングク)委員長も朴槿恵政権との全面戦争を宣言した。

シン・スンチョル委員長は「12月22日に何を見たか。あの日、朴槿恵政権は12時間の生中継で自らの仮面を投げ捨てた。弾圧は生々しく、妥協は禁じられた。われわれは独裁を見た」とし「朴槿恵は間違った。今やわれわれの番になった。民主労総は朴槿恵政権との全面闘争を宣言する」と声を高めた。

続いて「政府は、鉄道、医療などすべての公共財を民営化し、利己的な競争の中に国民を押し込んでいる。大統領ではない大統領に対して闘争しよう」とし「1月9日、民営化を阻止して民主労総を死守する第2派ゼネストを組織しよう。そして2月25日の朴槿恵就任1周年には、また闘争の叫びでソウルを覆いつくそう。ストライキの権利を勝ち取り、民主主義を取り戻そう」と強調した。

国労総の文鎮国委員長も「世界のどこの国でも、歴代のどの政権も労働運動の心臓部である総連盟に公権力を投入した事例はまったくない。現政権は自ら労働運動を弾圧する反労働政権だという点を認めた」とし「政府の労働弾圧に対抗し、韓国労総と民主労総は一つにならなければならない。政権との闘争においては、決して韓国労総と民主労総が二つになることはできない」と強調した。

また文委員長は「労働者は対話を要求するが、彼らはその声に耳を塞いでいる。これが国民の声であり、労働者の叫び声であることを彼らに示そう」とし、「われわれは強く要求する。政府は公権力の乱用を謝罪し、責任者を問責して対話と疎通を始めろ」と注文した。

民主労総産別連盟の代表者16人は「ゼネスト闘争決議文」を発表し「労働者の反撃は今始まった」とし、△民主労総役員は「ゼネスト闘争本部体系」に転換し、総力闘争の体制を整える、△12月31日と1月3日の二回、残業-特別勤務拒否闘争を進める、△今日の第1次国民ゼネストを始め、1月9日と1月16日、2派、3派のゼネストを組織する、△朴槿恵就任1年になる2月25日、朴槿恵政権退陣のために国民ゼネストとして汎国民闘争を展開することを宣言した。

「12月28日、朴槿恵政権の没落が始まった」

鉄道労組ストライキ20日間と長期化しているが、27日の夜、国土部が水西発KTX株式会社の免許を発行を強行したことで、闘争の雰囲気は高まっている。鉄道労組は政権の強行策に対抗して中断なくストライキを続けると宣言し、野党と市民社会もキャンドル集会を続け、鉄道ストライキを支持した。

鉄道労組のキム・ミョンファン委員長は電話で「曹渓宗と国会が仲裁に乗り出した状況で、国土部は何をそんなに恐れて、夜中に免許発給を強行したのか。鉄道労組は決して国土部の免許発行を認めない」とし「これは、対話と妥協を通じて解決しろという国民の願いを無視した対国民宣戦布告だ。社会的対話機構を構成しようという労組の最低の要求まで断ったのだから、鉄道労組は年を越えて中断なく全面ストライキを行う」と警告した。

現在、曹渓寺に避けて身を守っている鉄道労組のパク・テマン首席副委員長の息子も舞台に上がり「ストライキの長期化を招いた鉄道公社の役員に責任を問う。さらに大きな権力と力を持ちながら、なぜ労働者だけに責任を転嫁するか」と批判し「家族は信じているから、鉄道労組の組合員は頑張ってほしい」と頼んだ。

民主弁護士会のクォン・ヨングク弁護士は「労働者の憲法的権利を武力で踏みにじり、国民鉄道を資本に売り渡し、密陽の住民を死地に追いやる政権をこれ以上、黙って見ていることができず、弁護士が街頭に出てきた」として「鉄道労組のストライキは、国民の鉄道のための、国民のストライキだ。罪が成立しない鉄道労組指導部への逮捕令状は、それそのものが無効であることを宣言する。また労働者の心臓部である民主労総を軍靴で踏みにじり、労働三権を否定する政権の暴挙に対し、労働者のゼネストを法の名で合法であることを宣言する」と声を高めた。

民主労総決意大会が終わった午後4時頃からは、同じ場所で「止めろ! 民営化、頑張れ! 民主労総、明らかにしろ! 官権不正選挙」集中キャンドルが開かれた。民主党、正義党、統合進歩党労働党の4野党もこの場で朴槿恵政権との全面戦争を宣言した。

民主党の薛勲(ソル・フン)議員は「朴槿恵政権は先週の日曜に民主労総を侵奪し、いよいよ独裁の道に踏み込んだ」とし「この独裁の道をそのまま黙って見てばかりはいない。誰もが総決起して防ごう」と要求した。統合進歩党の呉秉潤(オ・ビョンユン)議員も「最初から間違っていた朴槿恵政権を引き下ろそう。皆が共にこの難関を突破して、民主主義を根付かせよう」と声を高めた。

正義党の朴元錫(パク・ウォンソク)議員は「基礎的かつ常識的なコミュニケーションと手続きを無視する政権は、国民に屈服しろと言う。立ったまま死んでも、膝をつくことはできない。ただ信じられるのは国民の力だけだ」と強調した。続いて労働党の李鏞吉(イ・ヨンギル)代表は「朴槿恵政権が公権力で押し通し、全国民を敵にまわしている」とし「今日は全国民のゼネストだ。朴槿恵政権が自ら辞任しないのなら、国民ゼネストで引き下ろす」と宣言した。

集会の参加者らは集会が終わった午後5時30分頃から光化門東和免税店前に集まり、闘争を続けている。

翻訳/文責:安田(ゆ)
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