フランス通信が、南アフリカ・ケープタウンから伝えたところによりますと、同スポークスマンは南アフリカで、「南アフリカ政府は、ケープタウンで今年10月に開催予定のノーベル平和賞の受賞者の会合に出席しようとしていたダライ・ラマ14世に対し、中国との関係を損なう可能性があるという理由で入国査証の発給が出来ない旨を、電話にて通達した」と述べています。
南アフリカ政府は2011年にも、ノーベル平和賞の受賞者でもある、同国のツツ元大主教の80歳の祝賀の行事に参加しようとしていたダライ・ラマ14世に対し、同様の措置をとり、入国査証の発給を見送っています。
この措置は、国際世論で大きな喧騒を引き起こしました。