パルデンの会

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南ア政府、ダライ・ラマ14世に入国査証を発給せず

2014/09/04(木曜) 23:08

南ア政府、ダライ・ラマ14世に入国査証を発給せず


チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世のスポークスマンが、「南アフリカが再度、ダライラマ14世に対する入国査証の発給を差し控えた」と語りました。


フランス通信が、南アフリカケープタウンから伝えたところによりますと、同スポークスマンは南アフリカで、「南アフリカ政府は、ケープタウンで今年10月に開催予定のノーベル平和賞の受賞者の会合に出席しようとしていたダライ・ラマ14世に対し、中国との関係を損なう可能性があるという理由で入国査証の発給が出来ない旨を、電話にて通達した」と述べています。
南アフリカ政府は2011年にも、ノーベル平和賞の受賞者でもある、同国のツツ元大主教の80歳の祝賀の行事に参加しようとしていたダライ・ラマ14世に対し、同様の措置をとり、入国査証の発給を見送っています。
この措置は、国際世論で大きな喧騒を引き起こしました。