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江沢民死亡説、中国外交部報道官「確認できない」


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http://www.epochtimes.jp/jp/2014/09/img/s60069.jpg
 「確かめようがない」と答えた中国外交部報道官 (大紀元)

江沢民死亡説、中国外交部報道官「確認できない」



大紀元日本9月10日】インターネットで江沢民国家主席の死亡説が飛び交う中、9日、中国外交部の華春瑩・報道官は記者の該当の質問に対して、「はじめてこのことを聞いた。確かめようがない」と仰天したような答えで応酬したが、「デマだ」とは否定しなかった。このことにより、いったん沈静化した死亡説が再び強まった。

8月初旬に体調不良の理由で入院したとみられる江元国家主席。9月に入ってから死亡説が流れた。中国国内のSNS微博(ウェイボー)などでは、「江沢民が膀胱がんで死去した」との投稿が相次ぎ、一部で情報源は香港メディア「信報財経新聞」の報道とされたが、後に同紙は「報道していない」と声明文を出した。

同死亡説は、政府要人の治療を担当する軍部の301医院(北京)からともいわれている。

江元国家主席は今年5月20日、来訪したロシアのプーチン大統領と上海での会談以降、公に一度も姿をみせていない。政府系メディアがよく報じる政府要人の党内序列名簿から、最近、その名前が消えた。

大紀元時報米国本社が入手した情報では、すでに退院した同氏はいま自宅で監視下に置かれている。

大紀元のコラムニストは、「一連の当局の対応は、実は、『江沢民はもう絶体絶命だ』とのメッセージを発信している」と解説した。

(翻訳編集・叶子)



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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)9月11日(木曜日)
     通巻第4333号 <前日発行>
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グーグルに繋がらないのは契約違反とチャイナウニコムを提訴  中国ネチズンの訴えに85万人が支援。裁判所は、この提訴を受け付けるか

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「グーグルへのアクセスが不首尾におわるのは、プロバイダーである『中国ユニコム』の契約違反であり、責任をとれ」と深せん裁判所にワンラン(音訳不明、王藍?)が訴え出た。
前代未聞の裁判であり、環境時報もこのケースを報道したところ、たちまち支援の輪がひろがり、85万人が支援を表明したという(アジアタイムズ、9月10日)。

米国の検索エンジン『グーグル』は当局からの規制に嫌気がさして2010年に香港へ本社を移し、本土からアクセスがあれば応じられるようなシステムに切り替えた。

現在、中国のインターネット利用者は6億3200万人とされるが、グーグルも含めて外国のメディアには繋がらない。中国の検索エンジンは「江沢民」「薄煕来」「周永康」等と打ってもまったく反応がない。当局が情報をコントロールしているからだ。

提訴したワンランのもとには国家公安部から電話がかかり、そのことを外国メディアに語ったところ、電話はこなくなった、という。
成り行きが注目される。

余談だが昨日来、またもや江沢民死亡説が飛び交っている。9日の北京における外交部記者会見でも、この質問があり、普通なら一笑に付すのに報道官は「その噂には裏付けがない」と回答しただけだった。一週間前の華字紙には江沢民が北戴河で水泳している写真が配信された。

「オレ様は健在だ」というメッセージだが、二人の将軍が横に配置され、後ろをボディガードが支えていて、いかにも虚勢をはっているなという写真だった。
すこし、怪しい雲行きである。