パルデンの会

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ダライ・ラマ14世、仏教の教え説く 岐阜で講演

ダライ・ラマ14世、仏教の教え説く 岐阜で講演

両手を合わせて講演会に臨むダライ・ラマ14世=岐阜市長良川国際会議場


http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150409/images/PK2015040802100210_size0.jpg
来日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世(79)が八日、岐阜市長良福光の長良川国際会議場で講演した。曹洞宗県青年会が創立四十周年記念として主催し、約二千三百人の僧侶や一般市民が聞き入った。

 ダライ・ラマは仏教の教えについて「それが正しいかどうか、自分自身の知性で分析することから始めなければいけない」と強調。三十年にわたって量子力学などの研究者と意見交換を続けていることを紹介し、「近代科学の見識によると、この世のすべての現象は物質自体の側からの事象で成立するものは一切ない。(他のものに依存しないものはないという)仏教的な概念と似通っている」と述べた。

 参加者から「幸せとはどういうことか」と聞かれ、「精神的な幸せの感覚は、心を訓練することによって味わえる。戒律を守って生活する修行がその土台になる」と答えた。
 (木下大資)