パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

アンカラのタイ大使館にウィグル人が抗議デモ 通行中の中国人女性が怪我

「日本ウイグル協会」と 「日本ウイグル会議」は違う

日本ウイグル協会はタイに逃れたウイグル人の救済を試みた、
しかしながら 日本ウイグル協会の イリハム氏は 世界ウイグル会議から理由も不明
のまま その職を解くという権限外の命令を受けた。 そして世界ウイグル会議の日本支部と名乗る人々が幸福実現党等の支援を受けて動き始めた。
悲しいことに タイに逃れたウイグル人は 世界ウイグル会議の関係者がトルコに向けて
ウイグル人から手数料を取ってトルコに密入国させようとした結果、その逃避行の中で
東南アジアに遺棄された人たちなのだ。
お金を取って外国に蜜入国させるのは アフリカ、アジア、アラブでは日常茶飯事であるが
あくまでもやっているのは 裏社会の ギャングである。 このウイグル人たちに「不幸」を運んだのも 見かけはウイグル会議という「皮」をかぶったギャングが犯したとんでもない仕業
なのである。 とつぜん わけもわからないウイグル人の通訳が ウイグル人の代表として
日本ウイグル会議として現れそれに 右側の論陣や 宗教が金をいれ 正当性を叫ぶ。
isil が日本に存在すると たちまちテロの対象になりかねない状況だ。
こういうやからのために 本筋のタイに囚われた人々の対応が遅れ、
107名を中国に強制送還させていた事実が判明し、
非常に残念である。
7月の第1週が ウイグルでは忘れられない 弾圧の日であることにも関わらず。
「本当に 人の命を 粗末にする」 民族解放運動とは何だろうか????


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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)7月10日(金曜日)弐
   通算第4595号
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アンカラのタイ大使館にウィグル人が抗議デモ 通行中の中国人女性が怪我、  北京に屈したタイに強く抗議

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 トルコの首都アンカラにあるタイ大使館前が突然、ウィグル人とみられる集団に囲まれ、抗議集会とデモが行われた。7月9日である。

 タイ政府は南部に逃れてきたトルコ人をなのる数百名を難民テント
に収容後、明らかにトルコ籍とわかるウィグル人170名をトルコへ出国させたが、中国籍(ウィグル自治区から逃れてきた人々)、107名を中国に強制送還させていた事実が判明し、
ファシストに同胞を売り渡したタイは、
北京の圧欲に屈したのだ」として厳重に抗議した。

 たまたま通行中の中国人と見られる女性を捕まえて暴行を加えよう
としたので、警察が介入し、保護した。被害にあった女性は中国人ではなかったらしい。
 (ヴィデオは下記に)
http://www.hurriyetdailynews.com/video-pro-uighur-group-in-ankara-attacks-asian-tourist-presumed-chinese.aspx?pageID=238&nID=85222&NewsCatID=341

 世界の人権団体は「
強勢創刊をすると中国ではまともな裁判も開かれず死刑にすることもあり、断固人権を守るべきだ」とタイ政府に要望書を提出していた。直接行動のほか、世界人権ウォッチなど人権擁護団体は、こんかいのタイ政府の措置に不満と抗議声明をだした。

 中国共産党のウィグル自治区における弾圧と強権政治は、
多くのウィグル人の反撥をよび、世界的な反中運動の広がりを見せている。とりわけ亡命ウィグル人が多いのは米国とトルコ、ドイツである。

 ワシントンの世界ウィグル会議(ラビアカディール女史が代表)
は穏健路線だが、ミュンヘンイスタンブールに本部をおくウィグル独立運動の諸団体のなかには「実力行使」も辞さずとするグループもあり、概括的にみてもウィグル運動は世界に12か、13の組織がある。その一部にはISILに合流した過激派もいるうえ、アラブ世界、とりわけイスラム国家の多くから同情を集めている。


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発行:株式会社 世論社これは大事件なのだ。ここでも書いたかも知れないが、
タイと支那との力関係の中で、こういうことが起きているとすれば、次に支那が狙って来るのは王政の打破である。アジアにおける貴重な王朝の日本国とタイとは、きちんとそのあたりを見て、連携していかなくてはいけない。
 

<タイ、ウイグル族100人超を中国に送還/非難や反発も>

 http://digital.asahi.com/articles/ASH79536ZH79UHBI01P.html
 <タイ暫定政権は9日、中国新疆ウイグル自治区から逃れて来たウイグル族の一部100人以上を中国に送還したと明らかにした。中国政府が帰国後の安全を約束したからとしているが、国際人権団体などは迫害の恐れが高いと強く批判している。同日未明、この措置に抗議してトルコ・イスタンブールのタイ領事館が襲われた。>
 <タイ外務省幹部は中国送還について、クーデターを決行した軍主導の最高機関、国家平和秩序評議会(NCPO)高官から指示があったとしている。対中関係を強めているクーデター体制下で、中国の意向に配慮した可能性がとりざたされている。>
 ああ、そうでしょうねえ。要するに支那はタイの政権内に手を突っ込んでクーデターまで起こして自分の陣営にとりこもうとしているわけである。自由主義諸国が、こんな横暴をなぜ見逃しているのかが、私にはわからない。んなにカネが大事か。シナの13億人が買うのが大切か。自由と民主主義の方がはるかに貴重だと考えるのだが。クーデターそのものもが、これを狙って支那のバックボーンがあって仕掛けられたとすら考えられる先日、私はウィグルの自由化のトップであるラヴィア・カーディルさんと話した。彼女の電話には刻々といかにひどい仕打ちをウイグルの人々が受けているか、私の目の前で入ってきた。そんな場所に亡命を求めてきた人々を送り返すというのはおかしい。タイは私の大好きな国だが、警鐘を鳴らしたい。