やらまいか』#5安保法制の迷走を糾す
このビデオを見ていただくと いかに 戦争反対として国会に集まった人々の主張がずれていることがわかる連載「安保法制 私はこう考える」
2015年07月24日
好むと好まざるとにかかわらず、日本は荒海の中に入っている。尖閣問題は警察力での対応を基本にしつつも、最終的な砦(とりで)として米軍の支援が重要な意味を持つ。逆に、朝鮮半島問題では米軍への日本の支援が、日本の安全に決定的な意味を持つ。南シナ海の問題など直接的な軍事力のみで抑え込むことが困難な事態に対応するため、日本は米国や周辺諸国と連携を強化する必要がある。複雑さを増す波を乗り切るには、外交と連携した自衛隊の活動に一層の選択肢を持たせるべきだ。今回の安全保障関連法案は極めて大事だ。法案が成立すれば自衛隊の訓練の幅は広がる。訓練は外交的シグナルとしての意味を持ち、抑止力を高める。一方で、自衛隊の活… 続きを読む
最近の「私はこう考える」
2015年06月18日
米国に追従して自衛隊が地球の裏側まで行けるようにする安保法制は、いわば「戦争法案」ですよ。わしが嫌いなサヨクみたいな言い方になっちゃうけれど、それが現実。みんな、戦争をする覚悟はできているのか?後方支援は、戦争遂行のために兵や物資を運ぶ兵站(へいたん)です。リ… 続きを読む
2015年06月07日
一国の国策を根本的に転換する重要な法案なのに、国会の議論を見ていても政府は真剣に答弁する気がなく、国民の理解を得ようという気持ちもない。そのうちに「十分に審議を尽くした」と言って成立してしまう。「議論しても、どうせ決まっちゃうんでしょ」という無力感と絶望感。国… 続きを読む