中国の外貨準備、減り幅過去最大 8月、939億ドル減
朝日新聞デジタル 9月7日(月)23時18分配信
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中国の8月末の外貨準備高が、前月末から939億ドル(約11・2兆円)減って、3兆5574億ドル(約425兆円)になった。中国の中央銀行、中国人民銀行が7日発表した。減少幅は過去最大で、中国への流入が続いた資金が逆に出て行く現象が生じている。
人民銀は8月11日、元安ドル高が続く市場に合わせるため、人民元レートを実質的に切り下げた。市場ではさらに人民元安が進むとみて元売りが加速したた め、人民銀は今度は元買いドル売りの為替介入で、人民元安を食い止めた。この結果、外貨準備は単月の統計のある1999年末以降では、最大の減り幅を記録 した。
人民銀は8月11日、元安ドル高が続く市場に合わせるため、人民元レートを実質的に切り下げた。市場ではさらに人民元安が進むとみて元売りが加速したた め、人民銀は今度は元買いドル売りの為替介入で、人民元安を食い止めた。この結果、外貨準備は単月の統計のある1999年末以降では、最大の減り幅を記録 した。
韓国、8月外貨準備高28億8000万ドル減…2カ月連続減少傾向
中央日報日本語版 9月3日(木)16時41分配信