2015-12-14 琉球新報・沖縄タイムスを糺す県民・国民の会 12月14日 沖縄における反日・反基地運動現状 #アジア情勢 琉球新報・沖縄タイムスを糺す県民・国民の会 より転載 16:50 (3 時間前) 「メルマガ第37号」12月14日 「正す会」の我那覇真子代表が13日、宜野湾市で行われた「翁長知事の政治姿勢を許さない合同報告県民集会」に参加し、翁長知事の国連演説と自身が行ったカウンタースピーチの報告をしました。 翁長知事は、これまでタブーといわれていた共産党と提携することにより、「オール沖縄」の神輿に乗って知事の座を獲得しました。 知事は「あらゆる手段で辺野古を埋め立てさせない」と主張し、戦う知事として国と対決したら、そのうち国も譲歩するだろうと考えました。 ところが史上最強といわれる「安倍ー菅コンビ」は、譲歩どころか多忙な菅官房長に「沖縄米軍基地負担軽減担当相」という新たな役職を付加し、辺野古移設の本気度を示し一歩も譲歩する兆しは有りません。 それどころか12月に入って,県を被告にして翁長知事としては想定外の代執行訴訟を提訴し、早期に辺野古移設を決着に持ち込む構えです。 慌てたのは翁長知事です。 戦う知事のイメージ回復のため県が国を訴える「抗告訴訟」を行うとのことです。 しかし、「島ぐるみ会議」を筆頭に知事の支援団体は、知事の戦う知事の印象とは裏腹に、知事は国との法廷闘争では敗訴することを、最初からわかっていたというのです。 知事を支える団体である「会議」のリーダーであり、知事の国連演説の仕掛け人の1人である島袋純琉球大学教授は昨年12月20日、法政大学において「”アイデンティティ”をめぐる戦い─沖縄知事選とその後の展望─」と題する講演を行いました。 島袋教授は講演で、国と知事との法廷闘争は結局は国が勝訴して、辺野古の移設工事は止められない、と述べています。 驚いたことに、島袋教授が翁長知事の敗訴を公言したのは翁長知事当選の僅か一ヶ月のことです。 では、翁長県政は、実際はどのように進行しているのでしょう。 先日翁長知事誕生から一周年を迎えました。 11月13日、知事はようやく、埋立の取り消しをしましたが、これもパフォーマンスに過ぎないことは、知事自身も支援団体も知事の敗訴を承知しているからです。 知事のこれまでの口先だけのパフォーマンスに対して、キャンプシュワブの前で反対運動をしている活動家たちからも、「知事はなぜこのようにズルズルと時間を引き延ばすのか」「本当に基地建設を止める気があるのか」という疑問の声が上がっています。 連日知事支援の捏造記事を報道している沖縄2紙を見る限り、知事は戦う知事の体裁を辛うじて保っているように見えます。 ですが、これまで知事を支援してきた支援団体からの批判を必死で抑えているのが沖縄2紙ということが出来ます。 国の想定外の断固とした姿勢に、翁長知事は満身創痍の状況で、これまで「オール沖縄」で利用してきたはずの共産党や「島ぐるみ会議」の操り人形になりつつあります。 ちなみに沖縄政界に大きな影響力を持ち始めた「島ぐるみ会議」とは、玉城義和県議と島袋純教授が中心となって設立されました。 そうですあの玉城県議です。 2013年1月、「建白書」を安倍首相に手渡すべく設立した「オール沖縄」東京行動の代表者を勤めたあの玉城義和県議のことです。 安倍ー菅コンビの予想以上の強固な対応に、翁長知事は共産党らの支援団体に対する発言力を次第に失いつつあります。 来年の宜野湾市長選挙を皮切りに主要選挙の支援に日本共産党が名乗りを上げたからです。 知事就任以来一年を経過しても、知事の「あらゆる手段で辺野古に反対」は口先だけで、国の辺野古埋め立て工事は粛々と進んでおり、翁長知事はこれを傍観するだけです。 知事は、公約違反といわれても仕方のない状況に追い込まれています。 そんな弱い立場の翁長知事に対し、日本共産党が一歩強く踏み込んできました。 「日本共産党が支援する宜野湾市長選:志村恵一郎(予定)候補陣営、既に支援募金呼びかけを開始 2015-12-06」 http://abyssus.hatenablog.com/entry/2015/12/06/192725 ミイラ取りがミイラになったというのが翁長知事の現在の立場です。 精一杯戦う知事のパフォーマンスを続け、最後は悲劇の主人公として辞任の噂も出る始末です。 さて、昨日宜野湾市で行われた「翁長知事の政治姿勢を許さない合同報告県民集会」に、「正す会」の我那覇真子代表が参加しました。 翁長知事の「国連演説」にカウンタースピーチをしたときの状況を「動画」使って報告しましたが、当「メルマガ」の読者の皆様には特に目新しい内容ではありません。 ですが、初めて国連演説の動画を見た方は、我那覇代表の勇気ある行動に拍手しました。 そして我那覇代表は、報告の最後を次の文言で結びました。 「翁長知事を辞任させてはいけません!」「リコールで解任すべきです!」 満場、拍手の渦でした。 翁長知事を悲劇のヒーローのイメージのまま辞任させてはいけません。 沖縄2紙が扇動する同情票を追い風にして、今度はとんでもない怪物に成長して、知事再任を狙う可能性もあるからです。 _________________________________ 最後まで読んで頂きありがとうございます! See you next week!