【黄文雄】「台湾大講演会」のご案内(2月6日、東京・茗荷谷)
1月16日、台湾の総統選挙、立法委員選挙が行われます。
(すべて 勝利となり 国民党は敗北)
台湾総統選の結果は、中台関係を左右し、さらには東アジア情勢にも大きな影響を与えます。日本にとっても決して無関係ではありません。台湾総統選後の台湾の現状、これからの台湾の進路、さらには台湾と世界の国々とのこれからの関係について、より多くの方に知っていただくために、「台湾大講演会」を開催することになりました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【日時】 平成28年2月6日(土)
【場所】 拓殖大学文京キャンパス C館301教室
東京都文京区小日向3-4-14
(東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅 徒歩3分)
【プログラム】第一部 10:00~12:00
「戦後台湾七十年の総括」 講師 黄文雄
第二部 13:10~14:40
「台湾国政選挙の説文解字~その生態学的分析~」 講師 黄文雄
第三部 15:00~17:00
有識者によるパネルディスカッション
「台湾と世界の未来 『如是我聞、如是我観』」
司会 澁谷司(拓殖大学 海外事情研究所教授)
登壇者 川村純彦(岡崎研究所副理事長)多田恵(在日台湾同郷会理事)
永山英樹(台湾研究フォーラム会長)福島香織(フリージャーナリスト)
連根藤(『台生報』主筆)
【参加費】 500円(資料代として)
※入退場自由。事前予約不要。
【主催・お問い合わせ】
黄文雄事務所 FAX :03-3356-4717
E-mail :humiozimu@hotmail.com
【後援】在日台湾同郷会 在日台湾婦女会 日本台湾医師連合 怡友会
台湾独立建国聯盟日本本部 日本李登輝友の会 台湾研究フォーラム
『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
【日時】 平成28年2月6日(土)
【場所】 拓殖大学文京キャンパス C館301教室
東京都文京区小日向3-4-14
(東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅 徒歩3分)
【プログラム】第一部 10:00~12:00
「戦後台湾七十年の総括」 講師 黄文雄
第二部 13:10~14:40
「台湾国政選挙の説文解字~その生態学的分析~」 講師 黄文雄
第三部 15:00~17:00
有識者によるパネルディスカッション
「台湾と世界の未来 『如是我聞、如是我観』」
司会 澁谷司(拓殖大学 海外事情研究所教授)
登壇者 川村純彦(岡崎研究所副理事長)多田恵(在日台湾同郷会理事)
永山英樹(台湾研究フォーラム会長)福島香織(フリージャーナリスト)
連根藤(『台生報』主筆)
【参加費】 500円(資料代として)
※入退場自由。事前予約不要。
【主催・お問い合わせ】
黄文雄事務所 FAX :03-3356-4717
E-mail :humiozimu@hotmail.com
【後援】在日台湾同郷会 在日台湾婦女会 日本台湾医師連合 怡友会
台湾独立建国聯盟日本本部 日本李登輝友の会 台湾研究フォーラム
『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
【日本李登輝友の会・緊急提言】
選挙後の台湾にスムーズな政権移譲を望む
日本李登輝友の会「2016緊急提言」 選挙後の台湾にスムーズな政権移譲を望む
2016年1月16日、台湾における総統選挙と立法院総選挙の同日投票で、今後4年間の台湾を担う新たな総統と議会が選出された。この台湾国民の選択は、2008年から7年余りにわたって国民党の馬英九政権が進めてきた、台湾の主体性を損ない、台湾が中国に取り込まれる道を開く政策路線に対する明確な否定の意思表示であった。しかも、台湾国民のこうした意思は、2014年11月末の統一地方選挙と合わせ、1年2カ月の間に2回繰り返し示された確固たるものである。
総統選挙および立法院総選挙の投票、開票が行われた1月16日から、新たな総統が就任する5月20日まで、4カ月余りの時間がある。このような長期の政権移行期間は世界的に見て稀であり、選挙によって示された民意を基礎に政府が運営される民主主義国として、これほど長く民意に沿わない政権が存続することは異常ともいえる。
投開票から総統就任式までの残余の期間、馬英九政権は、すでに示された民の声に真摯に耳を傾けた政局運営を行い、民意に背くことがないよう努めなければならない。馬英九政権に残された使命は、新たな総統、民進党の蔡英文政権へのスムーズな政権移譲だけである。民主主義国の国家元首として、馬英九総統は、この最後の務めを立派に果たし、新たな政府が台湾国民の福祉を増進で
きるよう、道を整えなければならない。
この4カ月にわたる政権移行期間において、台湾において不測の政治的混乱を生じるようなことがあれば、最悪の場合には、中国が、反国家分裂法(2005年3月制定)の「台湾の中国からの分離をもたらしかねない重大な事変が発生し、または平和統一の可能性が完全に失われたとき」(第8条)とみなし、台湾に対して「非平和的方式その他必要な措置を講じて、国家の主権と領土保全を守る」(同)行動に出る理由を提供することになる。粛々たる政権の移行は、東アジアの平和と安定を維持するために必須である。
台湾は、総統選挙の国民直接民選によって民主化を成し遂げて20年の間に、2000年と2008年の2度の政権交代を平和裡に実現してきた。今回を、その3度目の良き例とすることを要望するものである。
平成28年(2016年)1月18日
日本李登輝友の会「2016緊急提言」 選挙後の台湾にスムーズな政権移譲を望む
2016年1月16日、台湾における総統選挙と立法院総選挙の同日投票で、今後4年間の台湾を担う新たな総統と議会が選出された。この台湾国民の選択は、2008年から7年余りにわたって国民党の馬英九政権が進めてきた、台湾の主体性を損ない、台湾が中国に取り込まれる道を開く政策路線に対する明確な否定の意思表示であった。しかも、台湾国民のこうした意思は、2014年11月末の統一地方選挙と合わせ、1年2カ月の間に2回繰り返し示された確固たるものである。
総統選挙および立法院総選挙の投票、開票が行われた1月16日から、新たな総統が就任する5月20日まで、4カ月余りの時間がある。このような長期の政権移行期間は世界的に見て稀であり、選挙によって示された民意を基礎に政府が運営される民主主義国として、これほど長く民意に沿わない政権が存続することは異常ともいえる。
投開票から総統就任式までの残余の期間、馬英九政権は、すでに示された民の声に真摯に耳を傾けた政局運営を行い、民意に背くことがないよう努めなければならない。馬英九政権に残された使命は、新たな総統、民進党の蔡英文政権へのスムーズな政権移譲だけである。民主主義国の国家元首として、馬英九総統は、この最後の務めを立派に果たし、新たな政府が台湾国民の福祉を増進で
きるよう、道を整えなければならない。
この4カ月にわたる政権移行期間において、台湾において不測の政治的混乱を生じるようなことがあれば、最悪の場合には、中国が、反国家分裂法(2005年3月制定)の「台湾の中国からの分離をもたらしかねない重大な事変が発生し、または平和統一の可能性が完全に失われたとき」(第8条)とみなし、台湾に対して「非平和的方式その他必要な措置を講じて、国家の主権と領土保全を守る」(同)行動に出る理由を提供することになる。粛々たる政権の移行は、東アジアの平和と安定を維持するために必須である。
台湾は、総統選挙の国民直接民選によって民主化を成し遂げて20年の間に、2000年と2008年の2度の政権交代を平和裡に実現してきた。今回を、その3度目の良き例とすることを要望するものである。
平成28年(2016年)1月18日