パルデンの会

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民主化運動を武力弾圧した天安門事件から4日で27年を迎えることについて「高い関心を持って、中国の人権状況を注視していく姿勢に変わりはない」と述べた。

勝谷誠彦氏の 有料ブログより転載 

今日で天安門事件から27年である。
支那はいよいよ国際社会に追い詰められてきた。日本も安倍晋三政権になって、ようやく言うべきことを言えるようになったと、いささか嬉しい。
 <菅官房長官「中国の人権状況に高い関心」/
天安門事件から27年>
 http://www.sankei.com/politics/news/160603/plt1606030028-n1.html
 <菅義偉官房長官は3日の記者会見で、
中国人民解放軍が学生らの

民主化運動を武力弾圧した天安門事件から4日で27年を迎えることについて「高い関心を持って、中国の人権状況を注視していく姿勢に変わりはない」と述べた。

 菅氏は中国の人権状況に対しては国際社会からの批判が相次いでいることを踏まえ、「自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配は国際社会で普遍的な価値であり、中国でも保障されることが極めて重要だ」と指摘した。>
 日本がこんなことを言ったら、
以前ならば支那は大声でわめいたことだろう。しかし今や世界中が「最低の人権弾圧国家」として支那を認めていて、もう個別に反論する力もない。あらゆることを巡って国際社会からの集中砲火を浴びているからだ
 <王毅・中国外相、記者に気色ばむ/カナダで人権状況問われ「
あなたの質問は中国に対する偏見」>
 http://www.sankei.com/world/news/160603/wor1606030018-n1.html
 <カナダを訪問中の王毅外相が1日、
中国の人権状況に関連する質問をしたカナダ人の記者に気色ばむ場面があった。王氏は「あなたの質問は中国に対する偏見に満ちており、傲慢だ」と非難した。カナダ放送協会(CBC)が2日、報じた。
 記者は、王氏とカナダのディオン外相の共同記者会見で、
中国の検察当局に国家機密詮索窃取罪で起訴されたカナダ人男性の事例を挙げ、人権や南シナ海の問題があるのに、なぜ両国関係を強化するのか尋ねた。
 ディオン氏に対する質問だったが、王氏は「全く容認できない。
中国の人権状況について最もよく分かっているのは中国人だ」などと反論した。>
 中国人て何さ(笑)。漢族だけを指しているんじゃないの。
一国の外務大臣としてはこうした場でみっともないというほかはない。国際的な包囲網は着々と支那を追い詰めつつある。私もお目にかかったラビア・カーディル女史の提案。
 <ウイグル自治区に「国際部隊」派遣を/カーディル議長>
 http://www.sankei.com/world/news/160603/wor1606030048-n1.html
 <亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・
カーディル議長は3日、東京都内で産経新聞と会見し、新疆ウイグル自治区中国当局によるウイグル族弾圧が強まっていると言明、人権状況を監視する国際部隊投入の必要性を訴えた。同議長は、習近平政権下での弾圧が「文化大革命時よりもひどい」と強調。自治区内は弾圧を行う軍人や軍用犬であふれ返っているとし、「人権擁護の国策」を堅持する米国を中心とした国際部隊を投入して「弾圧を早急に食い止めてほしい」と訴えた。>
 明らかな内政干渉になるので実際には難しいにしても、
自由と人権を尊重する各国が協議をはじめるポーズをとるだけでも支那は苦境に陥るだろう。PKOがあるのだから人権を擁護するための国際部隊というのは将来的には検討に値する。「呼び水」となる自主的な反支那勢力が生まれると面白いのだが。

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天安門事件27年 遺族は警察の監視下 習政権締め付け

産経新聞 6月4日(土)7時55分配信

 【北京=西見由章】中国で民主化を求める大学生らが武力弾圧された1989年の天安門事件から、4日で27年となる。中国共産党は現在も事件を「政治風波(騒ぎ)」と位置付け、犠牲者の遺族らが求める真相の究明と責任追及には応じていない。7月1日に党創設95周年を控える習近平政権は、高齢化が進む遺族や関係者の軟禁、地方への隔離といった締め付けを強化している。

 中国外務省の華春瑩報道官は3日、事件について「政府はすでに結論を出している」と述べ、事件の再評価を行う考えがないことを改めて強調した。

 事件で子供を亡くした親の会「天安門の母」は1日付で声明を発表し、メンバーのうち創設者の丁子霖さん(79)の夫、蒋培坤さん=当時(81)=ら41人がこれまでに亡くなったことに言及。「彼らがこの世を去るにあたって最も無念だったのは、正義が広がり無実の罪が晴らされる日をみられなかったことだ」と怒りをつづった。

 声明はさらに、監視や尾行、脅しといった遺族への圧力について「政府による恐怖と窒息の27年間だった」と表現し、「亡くなった魂への冒涜(ぼうとく)であり、生存者への侮辱だ」と訴えた。

 改革派ジャーナリストの高瑜氏(72)がツイッターで明かしたところでは、丁さんは1日以降、自宅で警察の監視下に置かれ、電話も止められた。警察と息子、救急車を呼ぶ番号の3つの連絡先だけが入った携帯電話を警察側から渡されたという。米政府系のラジオ自由アジア(RFA、電子版)によると、高氏自身も警察から北京を離れて山東省に“旅行”するよう指示された。

 香港では4日夜、民主派団体が犠牲者の追悼集会や中国の民主化を求めるデモを行う。

最終更新:6月4日(土)15時54分
産経新聞