パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「南シナ海で自ら孤立の長城」=米国防長官、中国を批判―協力強化も・アジア安保会議

南シナ海で自ら孤立の長城」=米国防長官、中国を批判―協力強化も・アジア安保会議

時事通信 6月4日(土)10時42分配信


 シンガポール時事】カーター米国防長官は4日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説し、南シナ海で人工島整備を進める中国の動きに懸念を示した上で「南シナ海で自らを孤立に招く万里の長城を築きかねない」と批判した。

カナダ首相、中国外相に抗議=人権問う記者への激高

 
 一方で、中国と今後、軍事的交流を強化する意向も強調。「地域の緊張の元凶」と中国を非難した昨年の演説に比べ、批判のトーンをやや弱めた。6日から北京で米中戦略・経済対話が予定されていることなども考慮したとみられる。

 カーター長官は、アジア・太平洋地域では、航行の自由や紛争の平和的解決といった「原則に基づく安保ネットワーク」が構築され、2国間だけでなく多国間の協力体制も強化されていると指摘。こうしたネットワークは特定の国を排除するものではないとし、中国に参加を呼び掛けた。

 南シナ海情勢については「中国が拡張的で前例のない行動を取っており、その意図が懸念を生み出している」と述べ、人工島整備や軍事拠点化の動きを批判。周辺国も懸念を強めているとし、自制を促した。