パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

空自創設以来初めて、実戦によるドッグファイト


支那はどんなことをしても、自衛隊からは発砲されるとは考えていない。

これでは 国を守るという事の、大切さは伝わってこない。それとも 自衛隊の被害者が出てからそれを言うのか??   日本の左翼は 日本人の手足を縛って  支那に日本を捧げようとする。
お前たちも 日本人ではないか?

支那支配下における、 満州族の駆逐と、チベットウイグル南モンゴルの 血の弾圧や
国民党と内線下における内戦で、八路軍による
8000万人にも及ぶ漢人の殺害があった事を なぜ見据えて 支那に対峙しないのか。


<中国軍>空自機に攻撃動作        空自OB指摘

毎日新聞 6月29日(水)0時48分配信

 空自創設以来初めて、実戦によるドッグファイト

 元航空自衛隊空将の織田(おりた)邦男氏(64)が28日、インターネットのニュースサイトに、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自戦闘機に対し攻撃動作を仕掛け、空自機が自己防御装置を使用して離脱したとする記事を発表した。政府は公表していないが、政府関係者は記事のような事実があったことを認めている。

 毎日新聞の取材に織田氏は同様の内容を答えた上で「中国機の動きは少なくとも16日以降、続いているようだ」と話している。

 織田氏は記事で、中国軍艦が9日に沖縄県尖閣諸島の接続水域に入ったり、15日に鹿児島県の口永良部島の領海に侵入したりしたことを記述しつつ「中国海軍艦艇の挑戦的な行動に呼応するかのように、これまでの(一定の距離を保つ)ラインをやすやすと越えて南下し、空自スクランブル(緊急発進)機に対し攻撃動作を仕掛けてきた」と書いた。

 さらに「空自機は、いったんは防御機動でこれを回避したが、このままではドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の状態が生起しかねないと判断し、自己防御装置を使用しながら中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したという」とした。

 織田氏毎日新聞に対し、攻撃動作とは中国機が、後ろから近づいた空自機に対して正面から相対するような動きを見せ、さらに追いかけるような姿勢を見せたことだとした。空自機の自己防御装置は、熱源を感知するミサイルから逃れる花火のようなものをまく「フレア」だったとして、かなり近距離だったのではと指摘した。

 織田氏は記事で「空自創設以来初めての、実戦によるドッグファイトであった」と書き「上空では毎日のように危険極まりない挑発的行動が続いているという」とした。


 織田氏は元戦闘機パイロットで2009年に航空支援集団司令官で退官した。【町田徳丈、村尾哲】



勝谷誠彦の××な日々。 の有料ブログより』転載

 2016年6月29日号。<東シナ海上空。戦後、日本国がもっとも戦争に近づいた瞬間を切り抜けた空の勇士よ>。


 3時半起床。
 『ダイヤモンド・ザイ』編集部はおいしいところどりだ。昨日、
次号の原稿を書いて入れたのだがEU離脱による世界的な株価の乱高下で、迫力あふれるストーリーとなった。しかもその直前にロンドンとパリの現地取材である。ダイヤモンド社は一銭も取材費を出していないのに。デジコンでもスマホでもなく高級一眼レフで撮った大量の写真付き。この号は少し原稿料割り増ししてもらおうかな(笑)。冗談です。遊びで行ったつもりだったのに紙での発表の場を得てモノ書き、写真家としては嬉しいことだ。しかもいい紙を使っての4色刷りで。
 終えて行きつけの近所の居酒屋で夕食。「いやあ、
お久しぶりですね」と言われる。「ああ、しばらくヨーロッパにいたからね」。そのあとは尼崎市だったし。帰京してからは比較的、すぐに行ったわけだが。東京の家のあたりを歩いていても、まだ何かふわふわしていて、こちらの方が旅先のように感じることがある。東京に「慣れる」のには少し時間がかかりそうだ。もっと出歩かなくては。でも日本の梅雨の湿気と気温には、どうしても引きこもりたくなってしまうんだよなあ。

 と書いているといま、ニュースが飛び込んできた。
首筋がひやりとする。さんざん「今の欧州はテロで危ない」とここで書いておきながらオノレはぬけぬけと行ってきたのだが、やはり起きてしまった。それも私がもっとも危惧していた空港という場所であって、時間と国が違っていたら巻き込まれていた可能性もまったくゼロではないだろう。
 <イスタンブールの空港で連続自爆攻撃、少なくとも28人死亡>
 http://www.afpbb.com/articles/-/3092132?cx_part=txt_topstory
 <トルコの最大都市イスタンブール(Istanbul)
のアタチュルク国際空港(Ataturk International Airport)で28日夜、複数の自爆攻撃があり、地元当局者によると少なくとも28人が死亡した。
 アタチュルク国際空港はトルコ最大の空港。
イスタンブール県のバーシップ・シャーヒン(Vasip Sahin)知事は記者団に対し、「自爆犯3人が攻撃を行った。28人が命を落とした。60人が負傷している」と明らかにした。
 地元テレビ各局は爆発が2回発生し、
その後銃撃があったと報じた。CNNトルコ(CNN-Turk)は目撃者の話として、ターミナルで2度の激しい爆発があり、空港利用客らがパニックに陥ったと伝えた。>
 アタチュルク空港は私も何度か利用している。
記事にはトルコ最大のとあるが、欧州でも屈指のハブ空港である。日本人も使う。まだ現段階ではどこも報じているのが見つからないが、邦人が被害にあっていないか、かなり気がかりだ。しかも。トルコについてはまさに昨日、ここで書いたばかりだ。EUのゴタゴタを見て、素早くロシアとイスラエルに接近したということを。ロシアはともかく、イスラエルとの関係の正常化はひょっとするとテロリストの動機になり得たかもしれないかな。この日記を読んで下さっている方々は、ひとつ、ほとんどの日本人が知らない要素を付け加えて分析していただけるわけだ。
 自分で行ってきて言うのも何だが、やはり、危ないです。
あちら方面は。ルーブル美術館などで行列に並んでいたことを思い出して、ややゾクリとした。あそこでやられたらアウトだったろう。人ごみで逃げ出すこともままならない。そのルーブルの中からは、自動小銃を持った迷彩服の兵士たちがぞろぞろと出てきた。世界有数の芸術の殿堂と、これほどそぐわない光景はないわけだが、それが欧州の現状ということだ。
 今入ってきた続報ではイスタンブールの日本総領事館によると邦人
が巻き込まれたという情報はないというが、死傷者の人数すらまだ不確定で、安心はできない。

 イギリスのEU離脱を巡る情勢はいよいよ混乱してきた。
EU側はかなり「怒っている」。いや、厳しい態度を示さないと追随する国が出てきかねないからだ。面白いというといささか不謹慎かも知れないが、首脳たちの言動のひとつひとつがまるで映画を観るようで感心する。なるほど『会議は踊る』の世界であって、欧州の外交というのは、こういう、いわば歌舞伎のような伝統と所作で練り上げられてきたのだろう。
 <独首相が英国にくぎ、幻想を抱くな/欧州委員長は辛口の一言>
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-28/O9H9BB6KLVRC01
 <メルケル首相は28日ドイツ連邦議会で演説。
英国はEU離脱後の特別待遇を期待することはできないとし、英政府が離脱を正式申請する前に新たな関係について非公式に協議することもないと言明した。
 「今回のような場合、
EUの協定が定める条件にいかなる誤解もあってはならない。英国の友人たちに対する私の唯一のアドバイスは、下さなければならない決断について幻想を抱くな、というものだ」と語った。>
 メルケルおばさん、怖い。
 <メルケル首相の演説と時を同じくして欧州議会では、「
どうしてここにいるんだ?」とユンケル欧州委員長が離脱派の旗手のファラージュ英国独立党党首を詰問する一幕もあった。>
 これはイヤガラセに近い。
ファラージュ党首は欧州議会の議員でもあるのだから、いて当たり前だ(笑)。しかしEU側の苛立ちは伝わって来る。これがイギリスにとっての内憂外患のうちの外患だろう。残留派だったキャメロン首相がちょっと気の毒になる。
 <
既に辞意表明しているキャメロン英首相はEU加盟国首脳らとの居心地の悪い最後の晩餐を控え>
 ブルームバーグのこの記事自体が皮肉に満ちているもんなあ。
しかしキャメロン首相には新たな「内憂」も降りかかってきているのだ。
 <スコットランド首相がEU残留目指す、
欧州議会指導部と会談へ>
 http://jp.reuters.com/article/britain-eu-scotland-hope-to-remain-idJPKCN0ZE2F3
 <英北部スコットランド行政府のスタージョン首相は、欧州連合
EU)残留を目指し、29日にブリュッセル欧州議会の指導部と会談すると明らかにした。
 先週の国民投票では、
英国全体ではEU離脱への支持が残留を上回ったが、スコットランドでは残留が多数を占めた。スタージョン首相は英国からの独立の是非を問う住民投票の再実施も含め、あらゆる手段を活用しEU離脱を阻止するとしている。>
 EU側もよく会うよなあ。沖縄を巡って、
私は外交というのは中央政府の専権事項であるのだからと、沖縄県知事アメリカあたりでちょろちょろしているのを叱った。イギリスでは地方政府の権限が強いとはいえ、こういうことをやられてはロンドン政府はたまったものではない。まさに連合王国崩壊の危機である。女王陛下も頭が痛いであろう。つい先日、国をあげて陛下の誕生日を祝ったあの光景は何だったのだろう。
 もしスコットランドなどの連合王国離脱が本当になると、
私には大きな心配がある。「軍事を知らない」日本国の大マスコミだけにどこも指摘しないが、イギリスは核保有国だということだ。核のボタンも分散するの?核兵器の管理は誰がするの?テロリストに流れる可能性は高まるんじゃないの?旧ソ連とロシアのようにうまく「回収」ができればいいが、あれは圧倒的にロシアに力があったからだ。イギリスではそうではない。ロイヤルネイビーも分裂するのだろうか。アメリカはさぞかしもうそろそろ頭が痛くなってきているだろう。
 随分と確率は下がってきていると思うが、ドナルド・
トランプさんが万が一大統領になったなら、あの性格から言って「分裂すればいいんでね?」「核もそれぞれが持てば?」とか言い出しそうだ。ああ、私も頭が痛くなってきた。

 戦後の国防史の上で最大の事件ではないか。いかに「
軍事を知らない」大マスコミにしても、これは独自にもっと取材をして1面トップで報じるべき出来事だ。
 

<中国軍機が空自機に攻撃動作/空自OBがネットニュースで指摘>

 http://www.sankei.com/politics/news/160629/plt1606290009-n1.html
 <元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男元空将は28日、
インターネットのニュースサイトで、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自機に対し「攻撃動作を仕掛け、空自機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」とする記事を発表した。詳しい日時や場所、中国軍機の種別などは記されていない。防衛省幹部は産経新聞の取材に対し、大筋で事実関係を認めたが、「実際にどこまで中国機が空自機に迫ったかが問題だ」と指摘した。>
 <記事によると、
中国軍機はスクランブルで出動した空自戦闘機に対し「攻撃動作を仕掛けてきた」ため、空自機は「いったんは防御機動で回避したが、ドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の状態が生起しかねないと判断し、自己防御装置を使用しながら中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」という。>
 <防御機動>というのは高度などを変化させ続ける「
ドラッグ機動」とミサイルに対して特定の角度をとる「ムーブ機動」のいずれかだろう。支那軍機がこれであきらめなかったとすれば、驚くべきことだ。明らかな「殺意」をパイロットは感じたに違いない。そこで<自己防御装置>を試用した。これはフレアというミサイルの赤外線センサーを狂わせるものや、チャフという金属片をばらまくことである。イカが墨を吐いて逃げるようなものであって、戦闘機にとっては最後の防御手段だ。本当は墜としてしまうのがもっとも有効であり、わが精強無比なる航空自衛隊パイロットなら支那のバッタ操縦士など鎧袖一触なのは言うまでもない。
 しかし「専守防衛」なのである。命をとられても、
こちらから撃つわけにはいかないのである。いかに防人たちを危険な立場に置いているかをぜひとも、日本国民は今回の出来事からくみ取って欲しい。妄想的平和教徒の諸君。フレアでもチャフでもなく憲法9条の御札でもまけば、ミサイルは避けていくとでも言うのだろうか。
 この事態が世間に出て来たことに、私は自衛隊の「悲鳴」
を聞いて心が痛んだ。織田邦男元空将閣下といえば最高幹部である。防衛省の発表ではなく「いち民間人」となっている閣下が公表したのは、実は今の自衛隊の中枢の意図だったのではないかと私は考える。最初から防衛省が発表すると官邸としてもただちにコメントせざるを得ない。支那は反発するだろうし(そんこと気にしなくてもいいのだが)平和ボケの連中の中には「自衛隊なんかを持っているから危ないことがおきるのよ~」(某女史の口調で)という気の狂ったことを言いだす方も出現するだろう。
 だから閣下の手をわずらわしてリークした。
そしてなんと防衛省は追認したのだ。

 <中国機、空自機に攻撃動作>

 http://jp.reuters.com/article/idJP2016062801002220
 <防衛省幹部は、共同通信の取材に大筋で事実関係を認めた。>
 これには私も驚いた。防衛省自衛隊ぐるみの「意図」を感じた。
ついては大マスコミは詳細な事実関係を求めるべきだろう。防衛省も応じて欲しい。どこが危うかったのかということは、機密保持の範囲内で国民が知識を共有するべきだ。それが「軍事を知る」ことでありただしい情報があってこそ「平和を守る」ことができるのだから。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
(c)2016 勝谷誠彦katsuyamasahiko.jp All Rights Reserved.
問合せ(メールの未着など):info@katsuyamasahiko.jp
情報提供・感想:stealth@katsuyamasahiko.jp
購読解除:http://katsuyamasahiko.jp/procedure/dissolve
発行:株式会社 世論社








2016.6.29 00:17 産経新聞

【共産「人殺す予算」発言】藤野保史政策委員長辞任会見・詳報 「人を殺す予算」は誤り 党の方針と異なる

http://www.sankei.com/images/news/160629/prm1606290006-n1.jpg防衛費は人を殺す予算」と発言したことに対して、政策委員長の辞意を表明し謝罪する共産党藤野保史政策委員長。右は小池晃書記局長=28日午後、渋谷区・日本共産党中央委員会(納冨康撮影)
 
共産党藤野保史政策委員長は28日夜、党本部で緊急の記者会見を行い、NHK番組で防衛費について「人を殺すための予算」と発言した責任を取り、政策委員長を辞任した。政策委員長を兼務することになった小池晃書記局長も同席した記者会見の詳報は次の通り。
 藤野氏「まず私からコメントを読む。NHK討論で、軍事費について『人を殺すための予算』と述べたことについて、多くの方々から厳しい批判をいただいた。この発言は、わが党の方針と異なる誤った発言で、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものともなってしまった。深く反省し、国民の皆さんに心からおわび申し上げる」
 「あわせて選挙をともに戦っている野党共闘の関係者の皆さん、支持者と党員の皆さんに多大なご迷惑をおかけしたことをおわびする。発言は撤回したが、党の方針と異なる発言をしたことは政策委員会の責任者として極めて重大であり、責任をとってこの職を辞したいと考える」
 小池氏「藤野さんの深い反省と辞任の申し出を尊重して、本日、常任幹部会として藤野政策委員長の職を解くことを決めた。合わせて当面私が政策委員長の代行を務めることも決めた。党としても国民の皆さんに心からおわびを申し上げる」
 --藤野氏は今日、辞表を提出したのか
 藤野氏「今朝、指導部に辞任を申し入れた」
 小池氏「常幹については今日、選挙中なので持ち回りの形で」
 --指導部というのは志位和夫委員長だけなのか。小池氏の代行とは
 藤野氏「私から志位委員長に辞任を申し入れた」
 小池氏「代行というのはまさに代行だ。当面、兼任をする」
 --党本部に来た抗議の数は
 藤野氏「具体的な数は把握していないが、かなり多数の電話やメールが寄せられた。多くは批判だ」
 --藤野氏の発言をめぐっては、志位委員長が「注意をした」「解決済みだ」と言っていたが
 藤野氏「注意を受けて、自分でさらに考えて、その後のさまざまな批判もあったので、自分で判断した」
 --今回の発言が参院選に与える影響については
 藤野氏「ともに戦っている野党共闘の関係者の皆さんにも大変なご迷惑をかけたと思っている。また、支持者や党の皆さんにも本当に申し訳ない影響を与えたと思っている。それが今回の判断につながった」
 --26日のNHK番組では、他党の方から「撤回した方がいいのではないか」という指摘もあった中、沈黙していた。重大だという認識に至ったのはなぜか
 藤野氏「その場で撤回すべきだったと思っている。党の方針と全く異なる発言なので、その場で撤回すべきだった。それができなかったことを含めて責任を感じて、政策委員長を辞する判断をした」
 --そもそもどうしてあのような発言をしたのか
 藤野氏「私たちは5兆円を超える軍事費全てが問題だということではなく、海外派兵用の予算を削って暮らしに回せという主張をしている。軍事費の全部を削れとは言っていないが、私の発言は『全部がダメだ』という趣旨になってしまった。これは党の方針と明確に異なる発言だ」
 --藤野氏は国会議員になって長い年月ではない
 藤野氏「そういう意味では、そのことも含めて、責任を感じて今回の決断をした」
 --政策委員長は空席か
 小池氏「政策委員長の代行をするわけだから、政策委員長は私ということになる。当面。書記局長と兼任」
 --参院選への影響は
 小池氏「今後の参院選での戦いは頑張るしかない。その一言に尽きる」
 --発言による影響は
 小池氏「そういったことも含めてこういった形で重い判断を受け止めて。全力を尽くして頑張るしかない」
 --発言の内容そのものを問題視したのか。それとも参院選への影響を重視したのか。表現の仕方の問題だったという気もするが、どこが不適切だったか
 藤野氏「防衛費全体が削減の対象ではなく、そのうちの専守防衛ではないような海外派兵型の部分について削減して暮らしにまわすべきだと主張している。私の発言はそうした党の方針と全く違う趣旨になっている。中身が問題だ」
 --批判の声があったということだが、「辞任すべきだ」というような声はあったか
 藤野氏「そういった声もあった」
 --議員辞職
 藤野氏「辞職も含めていろいろな意見があった」
 --就任してからわずか2カ月。任命責任
 小池氏「今回、こういう重い判断を受け止めて、われわれとしては辞任という決断をした。今回は本人の深い反省として辞任の決意を受け止めた」
 --問題があったと思っているのはどこか
 藤野氏「『人を殺す』という表現を使ったことが党の方針を間違って伝えた」
 --表現自体にも問題があったのか
 藤野氏「もちろんだ」
 --共産党として防衛費をどうとらえているのか
 小池氏「いま藤野氏から話があった通りだが、防衛費を全てなくせ、ゼロにしろと主張したことは一度もない。海外派兵用の兵器、高い殺傷能力を持つもの、敵基地攻撃能力を持つようなものとか、あるいはオスプレイなど、日本の国土を守ることから逸脱したようなものについては削減の対象と、一貫して党の政策では求めている。共産党として削減すべき防衛費は示している。それと今回の発言は矛盾をする。党の方針と違う発言になってしまった」
 --自衛隊の存在は明確に認め、尊重するということで謝罪をするのか
 小池氏「党の自衛隊についての見解について言うと、『違憲である』という立場は変わらない。しかし、国民の合意がない限りすぐになくすことはできない。かなりの長期にわたって自衛隊は存続することになる。万が一、その期間に急迫不正の大災害とかがあった場合は自衛隊には働いていただくというのが、わが党の立場だ。その立場には変更はないし、綱領に書かれている立場から照らしても防衛費全体を『人殺しのための予算』としてしまうのは党の立場とも異なる」
 --急迫不正の防衛のための自衛隊の役割は明確に認めるのか
 小池氏「今は、そういう場合には、自衛隊の皆さんにも働いていただくというのは、この間、何度も申し上げている通りだ。そこは変わらない」
 --参院選での野党共闘への影響は
 小池氏「そういうこともあるので、藤野さんもこういう決断をした。われわれとしては誠心誠意、共闘の前進のために力を尽くしたい」
 --今まで共産党自衛隊の解消を訴えてきた。自衛隊の方に謝罪するのは異例だと思う。自衛隊の任務に対しては党としても尊重するのか
 小池氏「私どもは災害時に自衛隊が大きな役割を果たしているということはこれまでも表明してきている。立場は変わらない。一貫している」
 藤野氏「私も災害救援などで頑張っている自衛官の皆さんには心から敬意を表している」
 --防衛に関しては
 藤野氏「そうしたさまざまな自衛隊で頑張っている方を、防衛というところを超えて、今度の安保法制で海外に送る、危険な任務を加えるということが心にあった。そうした安全保障法制をなくしていくという点については、今後も頑張らなければいけないという気持ちは変わらない」
(終わり)
©2016 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved.

ただ単に共産党の本音が出たことである。確かに共産党が掲げる弱者救済とか、医療問題、老人問題は大変重要なことである。しかし 日本がなくなって 支那の植民地になればこういう事も言えないだろう!

左翼が本当に支那に向き合わなければ、本当の平和はこないし、世界中から似非共産主義がなくならない限り、平和はやってこない。