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米空軍 原爆搭載爆撃機を朝鮮半島に動かす

爆撃機B1B 13日に韓国へ展開= 北朝鮮核実験受け

聯合ニュース 9月12日(月)14時32分配信

【ソウル聯合ニュース】在韓米軍は12日、戦略爆撃機B1Bを13日に韓国に展開すると明らかにした。

 米軍は北朝鮮の5回目の核実験に対応し、グアム基地に配備されているB1Bを12日に韓国へ展開する予定だったが、天候不良のため延期していた。

 米軍は13日午前、B1Bの2機を在韓米軍基地があるソウル郊外の烏山空軍基地の上空に展開し、武力示威を行う予定だ。

 米国は北朝鮮朝鮮半島の危機を高めた際、韓国に対する強力な「拡大抑止」の意志を示し、北朝鮮への圧力を強めるため、戦略兵器を派遣してきた。拡大抑止は北朝鮮が韓国に対し核攻撃を行う場合、米国が主な戦略兵器を使い米本土の水準で韓国を防衛するとの概念だ。

 今年1月、北朝鮮が4回目の核実験を実施した際も米国はグアム基地に配備していた戦略爆撃機B52を韓国に展開させた。

 B1BやB52、B2は米軍の3大戦略爆撃機。このうちB1Bが最も速く、爆弾の搭載能力も最も高い。全長44.5メートル、幅41.8メートル、重さ86トンで、B52より小さくて軽く、マッハ1.2の速度で飛行できる。グアム基地で離陸し、約2時間で韓国の上空に到着するという。B52より多い24発の核爆弾B61とB83を搭載できる。

 米国は北朝鮮の核脅威が高まっていることを受け、先月6日、米サウスダコタ州の基地に配備していたB1B数機をグアムに配備した。

最終更新:9月12日(月)14時59分
聯合ニュース


韓国国防省北朝鮮、追加核実験の 準備完了」

2016/9/12 12:53 日経新聞

 【ソウル=加藤宏一】韓国国防省の報道官は12日の記者会見で、9日に5度目の核実験を実施した北朝鮮について「追加の核実験に踏み切る準備が常にできている」と述べた。核実験場のある北東部の豊渓里(プンゲリ)にある2つの坑道でできると分析しているという。米軍は北朝鮮の新たな軍事挑発をけん制する狙いで、戦略爆撃機を韓国に飛来させる方針だ。

 聯合ニュースは12日、韓国政府消息筋の話として北朝鮮が豊渓里の第3坑道で新たな核実験の準備を整えたと報じた。これに関して韓国国防省の報道官は「追加の核実験は(2~5度目の核実験を実施した)第2坑道か、(これまで実施していない)第3坑道でできると理解している」と述べた。

 在韓米軍の関係者は同日、グアムに配備する戦略爆撃機B1を韓国に飛来させる方針を明らかにした。当初は同日中に到着する予定だったが、悪天候のため延期。早ければ13日に米空軍の烏山(オサン)基地に到着する予定だという。米軍は今年1月の4度目の核実験の際にはB52戦略爆撃機をグアムから韓国に飛ばしてけん制している。

 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の外務省報道官は11日、「(核弾頭爆発実験は)米国の核戦争の威嚇や制裁に対する対応措置の一環だ」と述べ、実験を非難したオバマ米大統領を批判する談話を発表した。談話は、北朝鮮が非核化に動くまで対話に応じない米国の戦略的忍耐政策についても「完全に破綻した。今日になっても制裁をうんぬんし、東奔西走するオバマの行動は笑止千万だ」などと指摘した。